秋深き隣は何をプレイング

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WGP全国決勝レポ

さて、年があけました。
今年も1年よろしくお願いします。

ということで、早速全国決勝大会のレポをかいてみる。
遅くなって申し訳ない。
非常に長いです。
大阪大会から翌日、興奮も冷めないままに全国大会の決戦の地、梅田スカイビルへ。
かつてジャッジできたこともあるこの会場に足を踏み入れるのは2度目。
まさか2度目が全国決勝の舞台とは思いませんでした。

会場へ入り、ブロック分けのくじを引くとBブロック
まずはブロックごとの総あたりで予選を行い、各ブロック上位2名が決勝トーナメント進出。

Bブロックは1人少ない5人。
が、ここまで勝ち残ってきた手練たちであり、各地区の代表選手です。
当然、人数が少ないほうが抜ける可能性は若干ながら高まります。
人数が少ないブロックに入れた組み合わせ抽選に恵まれたと思いつつ、全国決勝大会が開始。

使用デッキ 民子(大阪地区代表)
前日の勢いを引き続きたいという想いをのせて、そのまま民子で出ることに。

Bブロック1回戦
VS かとるさん(WGP2012前回チャンピオン) 使用デッキ めんま × 

1回戦で早速、前回チャンピオンなんですが…。
少年漫画展開にwktkしながらも間違いなく負けフラグです。これ。

ホビロン!が振ってくるも自動キャンセルされて、思うように打点が削れない。
そうこうしていくうちに打点差は互角。
なんとか打点が7-7になり、ここをしのいでメイドで3タテを狙おうとする。
相手の手出し特殊ファイヤー
ベンチに2面パートナーいる中でPA3回。このまま3タテ取られたら負けのコース
9点目になんとか除去がスパークし、耐える
返しにメイド服で詰めにいく
が、9点目に相手のピン除去。
1点届かずそのまま負け。

一歩届かないもどかしさを感じ、これが全国大会なのだと改めて実感する。
そして、この試合が全試合で一番早く終わる。


Bブロック2回戦 
VS 文ペさん(札幌代表) 使用デッキ 智花 ○ 

デッキ相性的にもメイド服でのパートナーアタックがとまるため苦手な智花。
1度負けているため、後がない状態。
初手水着下げると戸惑うスパークイン
全除去は非採用と決めつけて、そのまま水着を並べて一気に急戦を仕掛けることに。
PBによって、無効化されてしまい、メイド服民子での詰めは智花に限っては効果が薄いです。
さらに自動キャンセルがないため、相手のPA無効効果を持つPBは止められません。
自動キャンセルがないということで、特殊ファイヤーの詰め手段を止めづらく、7点から詰められる危険性もある分、詰め手段でも若干不利がつきます。
現環境トップデッキでもあり、そういう意味でも民子にとってはやや苦手な相手。

智花と戦う時は基本を守りつつ、できる限りベンチに戸惑う民子を出して、耐久を上げながら戦います。
平均的な耐久ラインを6500に保ちつつ、可能な限り智花に3タテを取られないように動きます。
その作戦が功を制し、打点はなんとか互角。

7-8の一番欲しい場面でホビロン!が着地するもキャンセルで止められる。
8-8になり、もう一回ホビロン!
デッキに見えてなかった分、ここで引くとは…。
相手にPB握られ、しのがれますが、9点目でまさかの3連目のホビロン!
そのまま詰めて勝ちでした。

結論:ホビロンは強い

Bブロック3回戦 VS なちさん(大阪地区代表) 使用デッキ テイルズ ミラ ○

2回戦終了の地点でかとるさんが3-0、俺となちさんが1-1、samalynさんが1-2、文ペさんが0-2と混戦模様
この地点でかとるさんの通過がほぼ確定しており、2位争いが熾烈化。

で、3回戦の相手は大阪地区決勝の決勝でも戦ったなちさん
少年漫画展開その2
前日は辛くも勝ちましたが、大阪地区代表であり、一昨日のトリオ優勝者でもあり、間違いなく強敵です。
大阪地区の決勝戦と同じく絶対にここはお互い負けられない戦い。
勝てば決勝トーナメント出場に大きく前進し、負ければ決勝トーナメントの出場がほぼ消滅するという状況。

序盤から相手の全除去にペースを握られつつ、苦戦します。
途中、相手の2タテ後に振ってきた修行する民子で手札にメイドを握りこみながらベンチを復帰させていきます。

ちなみにこの試合、プレイヤーとしてもジャッジとしても大変勉強になる出来事が。

『修行する民子』(ベンチに置かれた時、称号に板前を含むカードをサーチ)をベンチに下げ、『プール清掃民子』(スパーク時、空いているベンチに移動)がスパーク
ここでキャンセルを打つタイミングが疑問に。
キャンセルを打つタイミングは「ターン進行プレイヤーが解決領域にある効果を処理した後、それに対しそれぞれキャンセルを打つのか」
それとも「プレイヤーが解決領域にある効果処理順を宣言する前にキャンセルを打つタイミングを挟むのか」

自分も一ジャッジとして、正しい裁定を知っておきたいという想いからフロアジャッジの一時裁定を聞き、ここは改めてヘッドの判断を仰ぐことになりました。
ヘッドジャッジである浅野さんの解答は両方正解であり、それぞれにキャンセルを打つタイミングがあるということでした。
また、どちらかの効果を解決した後のタイミングでもう片方にキャンセルを打つことも可能であるという裁定でした。


わかりやすく説明します。
非ターンプレイヤーはこちらが解決順番を決定する前に『修行する民子』『プール清掃民子』の自動効果どちらにもキャンセルを打つことができる。
また、ターンプレイヤーが自動効果の順番をえらび解決する ※仮にプール清掃民子の自動効果を先に解決したとしましょう
その場合、その後のプール清掃民子の効果を解決したタイミングで、『修行する民子』の自動効果を非ターンプレイヤーは改めてキャンセルすることができる。
これを待機状態の自動効果がなくなるまで繰り返す。

プレイヤーとして、また一ジャッジとしてまた1つ賢くなりました。
知っておくと役に立ちそうですね。

で、ゲームは終盤8-8になったところで相手からファイヤーを振られ、こちらの場が全滅。
返しの相手のターンをなんとかPBでしのぎ9-8
手札はメイド服民子が1枚とあと何かのレベル3が一枚だったかな。
場は夏の夜の民子 レベル3 
この地点でのエネルギーは7
この地点で手札を含め、メイド服の民子が4枚見えており、夏の夜の民子で1レベまたはプール清掃民子がスパークしないといけない状況。
夏の夜の民子を下げる、1レベスパーク
相手の除去や10点目ヒールが見えないことを祈りつつ、1レベをベンチに下げ、メイド服の民子を手出し
攻撃がなんとか通って勝ちでした。
まさに紙一重の勝負。

Bブロック4回戦 VS samalynさん(仙台地区代表) 使用デッキ 星奈 ○
序盤から打点をとられ続ける。
逆転を信じ、手札に浜辺の民子を握りつつ、チャンスを待つ
中盤、二人は親子? 星奈&小鳩がスパーク
こちらは2パンを残している状況。
みえたカードは二人は親子? 星奈&小鳩とフルネーム星奈。
既に打点差は3点以上離れている状況。
迷いつつもメイド一発圏内に届かない以上、フルネームを入れられるのが嫌だと判断し、二人は親子? 星奈&小鳩を選択。
当然相手はそのままパートナーブロック。

こちらの8点目にホビロンが振り、相手の場を空にする。
その後、返しのターンメイド服の民子で8-8に追いつく
この時、相手のリングはカードゲーマー星奈。
この時、こちらの手札は水着の民子、浜辺の民子×2、浴衣の緒花という手札
パートナー作られなければこのまましのいでメイド服で勝てないかなぁと状況。
相手が長考入ったのを見て、手札にフルネーム星奈がいないことを半ば確信する。
相手がそのままカードゲーマーで2パンしてきたので、水着の民子でブロック、残った1パンも浜辺でブロックし、しのぐ。
そのまま返しはメイド服民子で詰めて勝ち
星奈相手に8-5から巻き返すという大逆転勝利をおさめ、決勝トーナメント進出。
二人は親子? 星奈&小鳩の効果でフルネームをえらんでいたら負けていたという運命のイタズラ。
自分のカンと読みを信じて正解でした。

3勝1敗でなんとか2位通過。
かとるさんも3勝1敗だが、自分が直接対決で1回戦負けているので、Bブロックの通過は1位かとるさん 2位自分という結果に。

決勝トーナメント 
準決勝 VS kwskさん(東京地区代表) 使用デッキ ブレイクブレイド デルフィング
1本目×
2本目○
3本目○

とうとう決勝トーナメント  
Aブロック1位通過のkwskさんのデルフィングと激突です。
ここからは3本セットの2本先取というルールに変わります。
また、2セット目以降は負けたほうが先攻後攻の選択権を持ちます。

1セット目
相手のベンチがきっちり完成する。
序盤はデルフィングが振るものの2パンを先に行うプレイングが功を制し、デルフィング1枚をリタイヤにすっ飛ばす。
が、当然次のターンシギュンで帰還。ですよねー
ベンチにはデルフィングパートナーが2枚並んでおり、苦しい状況。
最終的にこちら9点からリングデルフィング、パートナー3枚並べられて、そのまま負け
10点目にピン除去除去が振ってくるもどこも焼けずに終了。

2セット目
全国決勝が始まる前に浅野Dにルールを確認し、2セット目以降のファーストカードが変えられるかのルールを聞いておく。
「試合開始前に次の先攻、後攻を決め、その後、デッキからファーストカードを1枚選択する」
と解答をもらっており、ここで自分はファーストカードを水着の民子から仕事着の民子へ変更。
仕事着の民子は耐久が3500しかなく、後攻の場合、1回のパンチで落ちるというリスクがあるカード。
その代わり下がった時の効果は強力で、耐久が3500でなければぜひともファーストにしたいカード。
先攻が確定と決まっているならばこのカードをファーストに選択しない理由がありません。
民子の力が100%発揮できる状態で2セット目を迎えます。

やはり初手に修行する民子を選択できると大きいですね。
確実にサーチで有用カードを引っ張ってこれるのは大きいです。
相手のベンチが完成した後、きっちりホビロンで焼き払う。
また、相手もライガットでデッキトップ操作した後、こちらの予想に反してファイアが振らず。
あとはきっちりキャンセルで止めつつ、そのままきっちり詰めて勝ちでした。


3セット目  ○
一番覚えてなきゃいけない試合なんですが、正直いっぱいいっぱいで覚えてませんorz
この試合も本当にギリギリだったのは覚えています。


で、決勝戦までの待ち時間。
決勝戦は録画され、特設テーブルで行うらしい。
chaosの決勝戦を先に行うため、その間待ち時間がでることに。
決勝の相手はかとるさん。使用デッキはめんまだということがわかっているため、なちさんにフリーをお願いする。
めんま使いという意味では正真正銘でトップクラスのプレイヤー。
少しでも実戦回数を増やしたいという思いで行ったフリー対戦でした。
ベンチに水着を2枚並べたら真っ赤な傘めんま&ピン除去でベンチが全滅するということがありながらもなんとか勝利。
正直、予想以上に得るものがありました。
真っ赤な傘めんまの効果をすっかり忘れてた自分も自分ですが。

その光景を対戦相手のかとるさんが見守っているという大変シュールな光景が展開されておりました。
ジャッジに苦笑いされたのは言うまでもない…。

決勝戦 VS かとるさん(WGP2012前回チャンピオン)
こ れ は な ん だ 少  年 漫 画 の 世 界 か 。
1回戦と同じかとるさんが相手。
しかも相手は前回、全国優勝者。
ちなみに前年度はかとるさんが自分と同じように一回戦の相手と再度戦い、勝っています。
あれかVスパの全国決勝には毎回少年漫画のようなドラマがあるのか。
めんまを民子がおいしく料理できるのか、それとも板前見習いの民子にめんま調理はまだ早いのか。運命の決勝戦が開始されます。


1セット目 ○
序盤から終始打点を離される。
なんとか手札にメイドと握りつつ、チャンスを待つ。
こちらは7点食らっている段階で、相手が特殊F手出し。
これはやばいと思いつつも8点目にホビロン!が着地。
その後、手札からメイド服民子をだし、8-8まで追いつくことに成功します。
この時、手札にはブロックとメイド民子を握っていたため、相手が下げる最中に2PA作れなければ勝ちという状況

告白するめんま下げる→ドロー→告白するめんま下げる→ドロー→パートナー着地
これが去年の全国チャンピオンの振りか。
そのまま2PA。
ヒールを信じて10点目をめくるとまさかの10点目ヒール!
キャンセルがなかったので、そのまま返しにターンが回ってくる。
メイド服で再度3PAを決めて勝ちでした。

浅野さんが「さすが2人ともここまで来るだけのことはある。振りがすごい」と言ってたのが印象的です。

2セット目 ×
リタイヤ1枚目に浴衣の緒花が飛ぶ。
まぁ、ここだけならまだいいかと思いつつ。6点に2枚目。
さっきの試合に元気を使い果たしたかのような状態に。
なんとか1点ヒールして、緒花を1枚落とすことに成功。
ただ、まだ緒花が一枚残っているので、メイドが9点目にならないと発動しない。
このあたりがこのデッキの弱点なので、仕方ないといえば仕方ない。

F出されて、3PAされて、9点。
メイド服で打点をとり、なんとか9-7。
手札にブロックを2枚握っていたので、相手がパートナー作れなければワンチャンあるかなぁという状況。
が、そのまま相手がもう一度Fを手出しして、2回目の3PA体制。
そのまま負けでした。
きっちりキャンセルも2枚握られており、どうしようもない状況でした。
さすがにパートナーを作れないなんてそんな甘い考えは通用しない相手であることを改めて実感します。

3セット目 ○
始まる前にお互いジャッジに時間を聞く。
この地点でまだ30分もたっていないとのこと(全国決勝は80分3本制)
早すぎ吹いたw
1回戦の時も対戦がもっともはやく終わっていたのも実はこの卓でした。
次の試合までに十分な休憩時間があり、お互いしっかりと気持ちを落ち着けた後最終セット試合開始!

この試合も序盤は劣勢。
きっちりと無敵バリアーされて、こちらの打点が伸びない。
そうこうしていくうちに打点は開き7-5に。
再びベンチにパートナーが並び3タテから詰めに入る体制。
8点目ここでめくれるホビロン!
本当にびっくりするほど空気がよめるFですね。
次のターン3タテをとり、8-8で打点を追いつく。
今度はパートナーブロックを握っておらず手札はわずか1枚。
ちなみにその1枚は大事に抱えたメイド服の民子。

相手にパートナー作られないことを祈りつつ、Fのパートナーを下げられ、その後F手出し。
これは片思い振るか10点目ヒールしないとダメだなと思いめくる。
9点にめくれるヒール。
キャンセルはなく、ヒールすることに成功。
そのままパートナーアタックされると9点目に振ってきたのはメイド服の民子。
なにか運命めいたものを感じました。
手札に握っていたメイドは使わず、場にいるメイド服で詰めにいくことに
振ってくる相手のピン除去。
当然焼かれるのはリング

リングを焼かれて振ってきたカードは夏の夜の民子。
夏の夜の効果を解決し、ブロックを回収しつつ、控室へ。
ベンチにパートナーがいる!
ヒールされないことを祈りつつ、夏の夜でパートナーアタック!
ヒールされずに相手のリタイヤが10枚になり勝ちでした。


まさかまさかの全国優勝。
全国大会初出場でまさかこんな結果が得られるとは思いませんでした。
本当に最後の最後で引き運に助けられましたと思います。

今年からは誰もなしえなかったVスパ2連覇をめざし、さらに精進したいと思います。

登録タグ: ヴィクトリースパーク  民子  花咲くいろは 

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テーマ:日記投稿日時:2014/01/06 01:00
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク  
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