カードゲーム至上主義tocage支部

仙台行って来ました。今期のテーマは時間ですかね。ちょっと頭に来ちゃったのでいつもより辛めに書いちゃうよ！


本題の前に前提の話。大阪の時に書いた記事が参考になるかと思います。読んで無い方は、短いので是非ご確認下さい。



まずchaos俺嫁2回戦での話。時間切れなら負けでいいですって片方が宣言してての時間切れ。ジャッジが時間切れを宣言して、これを聞いてターンプレイヤーが投了。これをジャッジが認めず上告まで。
今回のヘッドジャッジは、僕が個人的に高評価してる人で、今回も丁寧に対応してくれていました。結局、特例で認めても良いという話でしたが、勝った側が放棄するという結末でした。
で、その時に聞いた話が少し重要なので報告しておきます。
原文ママではありませんが、時間切れ間近のコールがなかったことの抗議に対して、このように説明してくれました。

「本来、プレイに必要な思考時間と、規定の制限時間は、それぞれ独立なものです。規定の制限時間が残りわずかだからといって、プレイに必要な思考時間が短縮される道理はありません。従って、時間切れ間近になったからといって、ジャッジがプレイヤーに対して急かすような事はありません。」

最後の「急かすような事はありません」というのは、現実的には「ジャッジが急かすような発言をするのは好ましくない」という事でしょう。「もし言われたら自分を呼んでくれ」とも仰っていましたね。責任感があって好印象でした。



さて本題。ヴァイスシュヴァルツネオスタンダード決勝戦の話。勝った方が全国行き権利を獲得する重要な試合です。時間切れは両者敗北と規定されています。

ジャッジが卓につき、iPhoneで時間を測っていました。机に伏せておき、逐一確認するような感じだったと思います。
両者キャンセル数が多く、必然的に長い試合になりました。残り5分を切った時点で、ジャッジが詳細な時間を教えなくなりました。対戦者がしつこく「あと"何分"ですか？」と聞いても「残りわずかです」の一点張り。片方の対戦者はそれにイラついてるようでした。一方、もう片方の対戦者は、腕時計を用意しており、逐一確認していました。
勝負は未だにお互いL2の状態。時間切れかなーと思って新しくジャッジが現れたと思ったら、驚きの一言
「制限時間は残りわずかです。このままですと両者敗北となりますので、お互いに時間内に終わるよう心がけて下さい」
おい！さっき聞いた話と違うぞ！
ちなみにこの新しく嚙んできたジャッジは社員。いつもオープニングの司会やってる社員です。
そもそも、こんなアナウンス、予選や他の決勝トーナメントでも聞いたことがありません。なんのためのアナウンスなんでしょう？まさか決勝卓だけ特別なんですか？なんにもレギュに記載ないのに。
手元の時計では、30分を過ぎましたが、ジャッジは見守るだけ。卓についてたジャッジは、すでにiphoneのチェックをやめました。この時点でジャッジが3人はりつき、誰も時計を全く見ていない状態。とても時間を測ってるようには見えません。
それから3分ほど経った頃でしょうか。また社員ジャッジが言いました。
「制限時間は残りわずかです。このままですと両者敗北となりますので、お互いに時間内に終わるよう心がけて下さい」
おいそれさっき聞いたぞ。
結局さらに2分経ったくらいで、ようやく決着しました。

で、流石にこんなの間近でやられて黙っていることは出来ず、聞きました。
「時間切れじゃないんですか？あと何分だったんですか？」
これに対しては答えられないの一点張り。アホか。
「こっちの時計は既に、制限時間をとっくに過ぎてるんですが」
ちなみに腕時計をしていた対戦者の一人も、とっくに過ぎていたと言っていました。
これについて、社員ジャッジがありえない一言を放ったので、僕は軽く凍りつきました。
「あなたたちの時計はあくまで目安です。ちゃんと時間はこちらで測ってます」
これが時計を見てなかったジャッジの言うことでしょうか？そもそもなんですかこの発言。舐めてるにも程があります。侮辱されたと感じました。他のジャッジに聞いても時間はちゃんと測ってた、お答え出来ないの一点張り。



観戦者が複数居て、何人もが制限時間について疑問の残るような対応でした。万万が一、観戦者全員と対戦者の時計が壊れてて、ちゃんと30分以内に終わってた場合は謝ります。

まず何がありえないかというと、時間切れは両者敗北で通してるのに、ここだけ特別扱いしたことです。明文化されているレギュレーションの中で、それを守って予選や決勝トーナメントが行われてきたのに、決勝戦だけ特別というのは通常、考えられません。これまでジャッジに時間切れ両者敗北を宣告されたプレイヤー全員に対する裏切りとも言えるでしょう。


しかし今回一番問題なのは、
「ジャッジが、悪意によって、集団で、時間について偽った」
というところだと思います。これは、ミスから発生した袖フィンの話とは違い、完全にジャッジの故意の偽りです。しかも集団で。社会的には極めて悪意性の高い事案と判断されるでしょう。
例えば、このジャッジが対戦者の知り合いで、わざとこのような不正な運営を行った可能性が否定出来ますか？逆に、我々の時計が目安だと言うのなら、これまでの時間切れが本当に30分経った正しい時間切れだという保証がどこにありますか？全てジャッジのしたい放題です。


これまで何度もありえないような発言を聞いてきましたが、今回のような明らかな故意の偽りは初めてです。企業うんぬん以前に、人としての人格を疑います。仮に決勝卓だから特別扱いしたとしたら、そう言った方がまだ問題は少ないです。明らかに不正を働いたとなれば、これはもう穏やかではありません。




また一つ、あの企業の評価が下がりました。そもそも内部からもヴァイス部門は問題視されてると聞きました。皆さんchaosTCGやりましょう。