み語り

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天は自ら助くる者を助く

今週末はアークライト/ホビステさんのお手伝いで、色々と受け付け業務で忙しいのである。ゲームマーケットもGP東京も人がいっぱい来てうれしい限り。ご来場いただいた方々はお疲れ様です&ありがとうございますです。

で、そういう風に人が集まるところに何が起こるかというと、いわゆる不届きものが出るわけだ。GP東京初日の段階で、まあぶっちゃけて言っちゃうと盗難騒ぎが起きている。置いておいたカバンを盗まれ、高額カードと現金を抜かれるなんて被害が出てるんだわ。

はっきり言うが、今のマジックのGPに泥棒がいるかもしれない、なんて考えは間違っている。今のマジックのGPの会場には泥棒がいる。確定。もっとはっきり言うならば、GP会場を狙って専門に出張ってくる輩がいる。人が多くて高額物件があってお祭り的に気が緩みがちな場所なんだから、あちらから言えば入れ食いだ。

で、これに対してイベント主催側が何ができるかというと、あんまりできることが多くはなくて、せいぜい誰も聴いてくれない注意喚起を繰り返すぐらいだ。警備員増やせばそれだけお金もかかるわけで、ただでさえ昨今はGP参加費が値上がって不満もたまっているところにさすがに現実的じゃない。

となる、あとはもう自分で何とかするしかないわけだ。

自分の大事なものを盗まれないためにできることは二つ。

その1:まあ口酸っぱだけど、自分の持ち物に十分警戒する。昨今だとGP名古屋の防犯用カラビナとか超良かったわけで、そういうのを活用するのもよろしいかと。もう一回言うが、GP会場には泥棒は絶対いる。自分は大丈夫と思って警戒緩めて被害に泣くのはフォローできん。今のGPにはハザードがあるんだから、リスクを最小限に止めたければまず自分から。

その上でその2:世の中には「私人逮捕」という法律が存在する。具体的に言うなら、明らかに犯人である人物は、その場で捕まえて警察呼んで引き渡して法に問われることはない、という法律。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E4%BA%BA%E...
刑事訴訟法212条2項2によれば、「贓物(盗品)を所持していると明らかに認められる人」は現行犯とみなされ、同213条で誰でも逮捕できる。なので、対戦中のテーブルの脇に置いてあるカバンをそのプレイヤーに断らずに持って行く輩は、警察でなくてもとっつかまえて問題ない。前に置き忘れたカバンかもしれないって? 現在のテーブルに一言ことわる常識も持ってないやつは疑われて文句言えないので無問題。
(この項目後日追記あり:後述)

ということで、この「私人逮捕」は全面的に広めたいと思っている。広まるとどうなるか。早い話が「その場の会場にいる人全員が警察官」になるのだよ。君が泥棒だとして、そんなところから物盗みたいか?

「俺は面倒に巻き込まれたくないからそういうのやりたくない」は結構。強制はしない。でもせめて「おい!」とか「何してるんだ!」とか大声出すだけでもいい。GP会場なんだからぶっちゃけ「ジャッジ!」で注目を集めるだけでもいい。勘違いだったら謝ればいい。それは泥棒が絶対にいる空間における許容範囲の必然行為だろう。

「情けは人のためならず」って、正しい意味知ってる?

後日追記:
その後、色々法律に詳しい方に突っ込まれたので追記。突っ込んでくださった方々はありがとうございます。

法律的な観点から言うと、荷物を持って移動し始めた段階ではまだ犯罪として成立していないのだそうで。なので、この段階で逮捕をしてしまうと捕まえた方が罪に問われることになるらしい。

なので、代案としては、すかさず手を上げて「ジャッジ、泥棒!」と叫ぶのが有効かと思われます。これで逃走した場合、刑事訴訟法第212条第二項の4「4.誰何(すいか)されて逃走しようとするとき」が適用されえるとのこと。逃げなければその場で「あんた何しとんね」と突っ込めば良いだけの話。

各地のGPが滞りなく進みますように。

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テーマ:投稿日時:2016/05/06 19:01
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