あすみんメモ

ライブオン、その他TCGについてイロイロ書く、んじゃないかな。

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【ラ】ライブオンステーションとの付き合い方

先日から書こうと思っていたルールに関する内容についての記事です。

現在は解決済みで問題はなくなりましたが、
『コレが事実だったらライブオンは終わりかもしれない』
と、そんな焦りを覚えた「ライブオンステーションの回答」について書きます。

事の発端はとあるユーザーサイトに掲載された
「ライブオンステーションの回答(口頭で聞いたもの)」で、
次のようなことが書かれていました。

★付きの同名カードが場にあってもライブ宣言は可能である。
 ライブした後に1枚になるように処理し、
 「場に出た時」の効果は発動する。
 (ライブオンステーションに確認済み)。


★(自分の場に同時に1枚までしか上存在してはならない制限)付きの
モンスター、カードライバーについてはルールブックに書かれているとおり
すでに場に出ていたら新たに場に出すことができない、というのが
当初よりライブオンプレイヤーの共通認識です。
この認識がなぜブレてしまったのかと言うと、昨年11月28日のルール改定により、
ライブ条件が変更されたことに起因する、と考えられます。
ライブ宣言に必要なのは「トルクが足りているか」の判定だけであり
Bラインに空きがなくても、★付きの同名カードが場に存在しようとも
ライブ宣言できるようになったからです。
ただし、Bラインに空きがない場合は場に出せず捨て山へ移動します。
では★付きのカードについてはどうでしょうか。

掲載されているライブオンステーションの回答(口頭)では、
「場に出せて、選んで捨てることができる上、能力まで発動する」
となっています。
普通に考えれば、場に出せない、と思いますが本当にできるのしょうか?

場に出せた場合、今までできないと思われていたこんなことができます。
 ・場に出た時、の効果をライブフェイズに使い捨てで発動可能に。
   →ライブが即時解決のため積み重ねにはなりませんが、
    例えばゴルトサーベルを2回ライブした場合、
    4000ダメージが2回飛ぶので計8000ダメージを
    与えられることになります。
    特にゴールドブリオンの持つ「山札を2枚捨てさせる」能力は
    ギリギリの攻防で勝敗を左右することでしょう。
    さらにヴォルカニックは2体出せないのに2枚捨てなければいけない
    というさらにリスキーなカードへと変化します。
 ・リアクションライブ、で場に出た時、好きな方を選んで捨てられるので
  ダウンしている方を捨てて新たに防御可能に。

   →最後の総攻撃中にリアクション大魔王にアタックしてダウンさせたのに
    再び出てきたリアクション大魔王が残ってダウンした
    リアクション大魔王が捨てられたから負けた・・・
    なんてことが起こり得るようになります。 
 ・アニメSP2の大空スズメ(場に出た時トルク1のカードを
  2枚山札の下に戻す)を使うことで無限回復が可能に。

   →アニメSP2の大空スズメをライブしては捨て山へ送ることで
    デッキにスズメを戻しつつガブルなどのカードも戻せます。
    うまく使えば新しい戦術に。

これらのことは、できなくて当たり前だったことです。
特にスズメの能力に関しては
制限なしに山札を回復できるところが壊れていると思います。
ライブオンのカードにおいて、山札を回復するものはほぼ皆無なので。

さて、ココまで読まれた方に勘違いしていただいても困るので
念のため先に書いておきますが、
   ★付き同名カードについて、ライブ宣言はできても
   場に出すことはできません

なので、上記で例に出した夢のようなプレイングはただの夢です。
実際には絶対にやらないでください。

★付きのカードについてライブオンステーションに確認する前に
自分である程度確認することができます。

ルールブックが手元にある方は是非見ていただきたいと思いますが、

P7 カード名の説明
  カード名の前に★マークがあるカードについては、同じ名前のカードを
  自分の場に1枚しか出しておくことができません。何らかの効果に
  よって同時に2枚以上になった場合には、その中から1枚を選んで、
  それ以外を捨て山へ置かなければなりません。
P12 ライブ時のライブ条件
  昨年11月28日に改定された部分ですが、
  もともと★付きカードのライブについては言及されていません。
  改定部分は★付きカードのライブにについて何らかの変更を
  与えるものではないと解釈できます。
P19 ライブとは
  必要トルクを満たしてカードを場に出すこと
P21 ★の説明
  名前の先頭に★マークが書いてあるモンスター、またはカードライバーは、
  自分の場に同時に1枚までしか存在(ライブ)できません。


以上を踏まえて解釈すると、★付きカードはP19、21に書かれているとおり
「必要トルクを満たしていても、自分の場に同時に1枚までしか
 ライブすることはできない」
となります。
当初よりのルールで、変更になっていないのですから当たり前のことですが。

念のためにライブオンステーションへも確認しましたが、
やはり同じ解釈で以前とルールが変わっているということはありませんでした。

強いて言えば、昨年11月28日のルール改定により
「ライブ宣言」はできるようになったが、
★付きの判定は場に出る直前に行われるので場に出すことはできないという話で。
コレはルール改定前にライブ宣言→ライブ解決という流れがあったときの
名残のような気がします。
別に★付き制限は別物なので場に同名カードが存在する場合には
手札からライブ宣言できない、としてしまっても良かったと思うんですけどね。
いちおう全てのカードは必要トルクさえ満たしていればライブ宣言可能、
という風にルールを統一したいということでしょう。
P7に書かれている「何らかの効果によって」というのはアニメSP2で登場した
プラグのような能力によって★付きが複数となった場合の処理です。
ライブ宣言は行為であって効果ではないので、これに当てはまらないということです。

ちなみに、この確認を行った日と同日にユーザーサイトの情報は
訂正されていました。
ライブオンステーションの裁定が変わっていた、と。

さて、★付きカードの扱いについて間違いがあってはいけないので
しっかり書かせていただきましたが、
私がこの件で問題だと思ったのはユーザー側がライブオンステーションの回答を
鵜呑みにしてネット上で周知してしまっていることです。
今回は特定のサイトについて書いていますが、ここに限ったことではなく
「なんか違う気がするけどこういう回答でした」と書かれているのを
たまに見かけるのですが、なぜその場で反証しないのかが疑問でなりません。
相手は確かにライブオンのルールに関して精通していなければなりませんが、
同じ人間なので間違えることもあるでしょう。
間違っているんじゃないかな?と思ったならその場で問い質すべきです。
その際はきちんとルールブックなどを引用して根拠を示す必要がありますが、
ルールをしっかり把握してプレイしていれば、それは可能です。

後日違う回答を得て、周知文を訂正するのは良いと思いますが
「ライブオンステーションの回答が間違ってました。勘弁してほしい」
とぼやくのはなんか違うと思います。
ライブオンステーションに問い合わせた内容を公にする場合には
それで間違いがないと自信をもって発信できるよう
疑問点や不審な点はすべてなくすよう努力してほしいと思います。

ちなみに、私の場合はルールブックと違う回答が来た場合、
再三それで良いのか確認を行った後、公式Q&Aに載せるよう依頼しています。
載るまでは公式の見解として受け入れられませんよ、と。

まぁ、サポート側が完璧であればなんの心配も要らないんですけどね。
他のカードゲームではどうかわかりませんが、
大会中のジャッジに質問するわけではないので
反論して失格となるように「2度と弊社のカードをやらないでください」とか
そんなことは言われないと思うので、疑問などはどんどんぶつけたらよいかと。
ユーザーが気づく面でサポート(メーカー)側を刺激してあげるのも
必要だと思いますからね。

さて、長くなりましたが、ついでに質問した内容について回答を載せておきます。

※以下の回答はライブオンステーションに確認しているものの、
  現在Q&Aに載っていません。
  公式裁定を確認し、判りやすくQ&Aに掲載するよう依頼はしております。

Q1:あいやーぼーるを4枚同時に積み重ねて使用した場合、
   ダメージ総数はいくつになりますか?
   使用宣言時にカードは捨て山へ行くのですか?
A1:ダウンして捨てる能力と違い、ワザは積み重ねた場合
   解決するまで積み重ねの領域に留まります。
   よって、解決時に捨て山へ移動しますので、1枚目1000、
   2枚目2000、3枚目、3000、4枚目4000となり
   計10000ダメージとなります。


即時に捨て山に移動する場合は16000ダメージになるのでした。
それはできない、ということで。

Q2:Bラインに居るタテガミウルフに「大地を駆ける!」を使用し、
   その後、インスタントライブチェンジでS・タテガミウルフに
   クロスチェンジしました。効果はどうなりますか?
A2:タテガミウルフの能力を引き継ぐので先制攻撃は残りますが
   POW+2000は「目標のタテガミウルフ」に適用されている
   効果なのでPOW+2000は引き継ぎません。
   何らかの効果により、同じターン中にS・タテガミウルフが
   剥がれた場合にはターン終了時までPOW+2000の効果が復活します。


まぁ、思ったとおりでしたが、気になったので聞いてみました。

と、ココ最近はルールに関して疑問を持つことが少ないですが、
今でもたまに「これどうだっけ?」と大会中に聞かれることがあり
その中でも「どうだったかなぁ・・・」といったものがあります。
そういうものはまたライブオンステーションに確認をとって
この場で周知させていただければと思います。
当然、Q&Aに載せるように言いますけどね。
最近は更新がないので・・・Q&A更新についても怪しいですが。
叱咤激励をしてあげないといけないかな?

以上、ルールに関してでした。

それでは今回の記事はココまで〆

登録タグ: ライブバトルカード ライブオン  コラム 

あなたはこのブログの 381 番目の読者です。


テーマ:ライブオン投稿日時:2010/04/27 04:05
TCGカテゴリ: ライブバトルカード ライブオン  
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現在“3件”のコメントがあります。
標準のアバター ki さん [2010/04/27 07:46]
ライブオンを長いことやっていますがたまに「この場合の処理はどうなのだろう?」ということがたまにありますね。
今回の記事は分かりやすかったです。

私もこのような記事を書く時は注意しないといけません。
久遠きざむ ムノー さん [2010/04/27 23:47]
自分がやってるゲーム(レンジャーズストライク)も似たり寄ったりの状況。
公式Q&Aに載らないと信用できないいい加減な回答が多く、しかもQ&Aの更新が滞る。
有志の方が頑張ってまとめてくれていますが、ユーザーサイドではどうにもならない場合も多いです。
質問側が追及しまくって、整合性をとってくれてはいますが…。
でゅえるひよっこ えいみー さん [2010/04/29 23:32]
★裁定もそうですが『元々できないと思っていたこと』を相手にされて「ちゃんとステーションに確認しました」って言われると、確認していない自分はそれに流されるしかないですもんね・・・

一時期こっちはブリオン無双と化していましたが、やはりオレは納得ができないので使いませんでした
今でこそいろんなサイトに「やっぱりできませんでした裁定」が書かれていますが、一度広まったことが早々収拾されるわけもなくいまだに勘違いしている人もいましたね・・・