ツアートライアル中国・四国地方での1シーンです。
敵軍エリアにいるラルフに対して自分のラルフが移動し、バトルが発生。
その際同じラインには鏡像の魔城がセットされていました。
ジャッジに対する質問はこんな感じでした。(ちなみにユーザとして参加したので該当ジャッジは私ではありません)
「魔城の誘発とコストを支払うタイミングはいつ?」
バトルに入った時に誘発して解決なのかとかそういう類の質問でした。
ジャッジの回答
「バトルに入る時には"誘発すること"だけがスタックに乗ります。」
まず、ここは問題なし、その後
「バトルが終了した後、効果が誘発します。その際にコストを支払います。」
おや?
これは前回の俺の記事と相違がありますね。(コストは解決時に支払い)
ジャッジの回答に疑問を持ったので中の人ルール担当兼当日のヘッドジャッジの村瀬さんに聞いたところ
「間違ってますね。コストの支払いは解決時」です。とのこと。
まぁ、ユーザの質問に対する部分は間違ってなかったのだけど、補足の回答を間違えていた、という感じ。
なお、同じく同じ卓の盤面の1シーン。
鏡像の魔城のあるラインの敵軍エリアに自分のユニットが置かれ、
そこで「優先権放棄」
相手がカードをプレイ。
その後、鏡像の魔城の効果を使いたいと宣言。
相手が「それは出来ません」といった。
さて、この中に巧みなトリックが含まれているように思えます。
ルール的な部分だけを見れば、実はこれ、コストの支払いと解決(ハンデス)が出来ちゃいます。
なぜかって?
ユニットが置かれた
↓
効果が誘発した(強制)
↓
"優先権放棄"
↓
相手がカードをプレイ
↓
解決
↓
お互い優先権放棄
↓
誘発した効果の解決が行われる
となったからです。
今回の問題点は、誘発した効果を相手に宣言していないこと。
ただし、お互いに鏡像の魔城の効果と解決に関しては勘違いしていた模様。
これは、出来るといえば出来ないし、タイミングが過ぎているといえば過ぎている、とも取れる1シーン(誘発等々も解決した上での優先権放棄ともとれるため)
ちなみに、意図的にこれをやると非紳士的な行為として、警告をくらうか、タイミングが過ぎてしまったためできません、と裁定を食らう可能性があります。ご注意ください。
なお、俺ならすべてを説明した上で後者を取ります。
ゲームが進行し、相手のカードがプレイされるなど、巻き戻しが出来ないところまで進んでしまった為として。
ツアートライアルの結果?
警告を食らうわ、不戦勝はもらうわ、実質的に勝ったのは1回だわ、さらに1回戦で戦った相手が優勝するわ、2回戦で戦った相手の友達が優勝するわで。。。。もう知らん。
ただ、モチベーションはそんなに下がってはいない。
登録タグ: ディメンション・ゼロ コラム
テーマ:ディメンション・ゼロ-コラム | 投稿日時:2008/10/20 19:13 | |
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