イチさんのブログ

今回はWGPの環境を抽選の面から切り込みます。
もともとは環境を代表するタイトルや新規タイトル、注目タイトルやそれらの動きを紹介するつもりでしたが気が付けばWGPも半分終わり、今まで一体何をやっていたのだろう・・・と我に返りました。

本当に何やってたんでしょうね？タイトル的なことにはあまり触れず仕組みについて書くため名古屋へ行くときの時間つぶしになれば幸いです。


まず抽選について語ります。もともと去年のWGPにネオスの抽選方法が変わりました。抽選の仕方が変わったことによってネオスの環境は変わり、全勝にいるであろうトップシェアのタイトルから１敗ラインを狙うことのできるタイトルに切り替える人が増えてきました。
そのおかげもあって地区におけるネオスのタイル分布は分散し、様々なタイトルにあたっても負けないようにするべく、普段のフリーにも新しい刺激を与えたと個人的には思っています。
個人的にこの変更は肯定派でいろんなタイトルが使われたり、多くのデッキに使う意味が出てきたり、今まで使われなかったカードが環境に刺さりだしたりと面白くなったと思います。


中には昔のように一敗ラインの中は公平に抽選するほうが実力が出てよいという人やルールの変更は公式が決
めたことでどうこう言っても仕方がないと割り切る人と様々ですが、このルールがうまくいったのかトリオの
ほうでも採用されることになりました。


ネオスにおける抽選については、一敗ラインを狙えないトップシェアのタイトルは予選本選に限らず一度も負
けることが許されない他、それだけ自信がある人や、負けてもタイトルカップに切り替えることのできる人に
はお勧めです。しかしながら３地区が終わり全勝に必ずいたタイトルは艦これだけであり、一敗ラインを含め
て一番多いデレマスでさえ抽選の権利があった地区があることから、抽選を読み切ることは極めて難しいと考
えています。

抽選をそれでも考えるなら、艦隊デレマス物語はさけ、それ以外のタイトルで全勝することを目指し、負けてしまっても少しの保険がある程度に考えていくことをお勧めします。
またデッキタイプがたくさんあるタイトルはそれだけ抽選の時にリスクが出てくるため、使う時には一考するべきだと思います。



トリオのほうも考察していきます。というかネオスなんて飾りです、いうこと一年前とあんまり変わってませ
ん。決勝が１６になったから若干考えてね！くらいです。

トリオについては状況が一変しました。今まではトップシェア3つを持ち込みバチバチにやるかやられるかの環境で戦っていましたが今回からは考えることが増えました。

環境のトップシェアを３つ持ち込み全勝を狙うことですが、おすすめはしません。
全勝することしか考えてないチームはそれでもいいですが（例えば１．２戦に負けが一回でもあったらチームでタイトルカップに移行する、など）そうでない場合はチームが１敗した時点で極めて不利な抽選が待っています。

昔のように勝ち数がそのまま上がっていくシステムでは勝率が高いタイトルが素直に有利になっていくのに対して、変更後はチームが２勝１敗でも関係ないためチームが負けてしまっても上がれる仕組みがあるのならば考慮しない点はないと思います。


かといってわざわざ勝率の低いデッキを持って行ったほうがいいのかと言われればそういう意味ではありませ
ん。

チーム内に１タイトル以上トップシェアを外したタイトルがあればいいのでチームに優秀な抽選狙いのタ
イトルを使うことができる人がいれば十分です。
とくに今のタイトルは全勝こそ難しいですが、ある程度戦えるデッキがたくさんあり、使い込めばそれはチームを優勝に導く素晴らしいデッキになるかもしれません。

抽選タイトルになりそうかどうかは今までの地区の結果を見てください、わからなければ画像を提供しますの
でツイッターのほうで声をかけてください。


またかなり小さいおまけではありますが自分のチームが全勝通過をすることによって、自分たちのチームの使うタイトルの総数が減る可能性があります。もしかしたらどこかで役に立つ可能性もあるかもしれませんね。

さらに抽選でタイトルが公開されることが今回から確定になったため、本選前には自分の対戦する可能性があ
るタイトルが事前にわかるようになりました。

抽選を抜けてきたタイトルの中には初見では対応しにくいもの
もや少し昔のタイトルが抜けてくる可能性もあるので、本選前ではしっかり確認しておくほうが良いと思いま
す。
チームの番号と一緒に記憶しておけば先攻のアドバンテージも大きくなりますしメタを含むカードや拳ラ
インを確認する時間もご丁寧に公式が用意してくれています。体調と対策はしっかりと！ですよ。

まとめ


抽選を狙うこと、というのが後ろ向きな考えととらえる人がいますが、戦術の一つとして考えてみてはいかかでしょうか。勝ち続ける分には問題はありませんしそれを目指し続けるためのタイトル選びもまた一理あると思います。
しかしながらそれがやりにくいカードゲームであることも事実で運だけでないところで本選に行けるか決まるので無視できない要素だと思います。


またこの仕組みに目を向け今まで使ってなかったデッキを取り出してみたり、チームに相談したりしてもよい
と思います。





ここからは東京地区が終わってまでの抽選環境を追記します。後付けです。

ネオスは読み通り艦隊デレマス物語が抽選を受けにくく、1敗ラインでも通る可能性の高いタイトルが全勝にいることもあるため一敗ラインを考慮しても落ちてしまうこともあることがわかりました。ネオスは本当に抽選を考慮しても難しいタイトル選びになっていると思います。

トリオについてはかなり大きく印象を変え、抽選に入るためには全勝のタイトルと一つもかぶってはいけないことがわかりました。気づくの遅すぎましたね。。。

ほぼどこのチームも抽選を考慮に入れてのタイトル選びを強要されていて、艦隊デレ物語から２つと残り一つのような形が多いと読んでいたのですが、これらを二つ外してもう二つ抽選が見込めるタイトルを入れているところが多かったです。

抽選が見込めるタイトルが全勝をしてしまった場合、確実にチームが落ちてしまうため、抽選に強く出るためにはできれば二つ抽選を見込めるタイトルがほしいところですね。３つにするとそもそも抽選に行けるか怪しくなるので自信のあるチームにはお勧めです。


抽選を考えた各タイトルの考察をします。あくまで結果と個人の考え方なので参考になるかはわかりませんが自分の考えと比較してみてください　3段階に分けて軽く総評書きます。


１グループ　デレ（IMC)　艦隊（KC)　物語（BM)このあたりはほぼ確実に抽選は無理であると考えています。使用者、構築タイプの多さ、強さどれをとってもトリオにはいておかしくないと判断しました。個人的には今の艦隊には疑問を抱いていますが結果を考慮してこのグループです。


2グループ　アクセル（AW)　ダカーポ（DC,DS)　＞プリズマイリヤ（PI）キズナイーバー（KI)おそ松（OMS)ラブライブ（LL)アイマス（IM)トラブル（TL)輪廻（KR)ミルキィ（MK）シャーロット（CHA)　ぷよぷよ（PY)ログホラ（LH)。アクセルは一定数数がいること、結果から判断、ダカーポは構築タイプがかなり多いので抽選には不向きと判断、それより右は全勝にいてもおかしくないが、抽選択といってもいいんじゃないかレベルのタイトルです。


グループ3　ごちうさ（GU)ギルクラ（GC)スクスト（SGS)ソードアート（SAO)ガルフレ（GF)ニセコイ（NK)などこれらを含めた残りタイトル。　書き残しがあるかもしれませんのであった場合は後日記述します。この中のタイトルでも全勝に勝ち進んでる人もいるので絶対というわけではありませんが、２グループよりも可能性の高いタイトルを明記しておきました。



というわけであとがきでした。個人的にはSAOやギルクラ、シャーロットやログホラあたりは思ったよりも数が少ない印象を受けました。対面に何が来ても驚かない環境になったなと思うと同時にこんなに大会にたくさんのデッキタイプが持ち込まれているのは珍しいですね。

東京地区が終わり次は金沢ですね、もちろん目指すは全勝ですまだまだ頑張っていきましょう！！