強力な仕様です。

いやー、月曜日更新できなかったな――――。
まぁたまにはできない日もありますよね、ええ。



さておき、今日は神採りについて書こうかなーと。
つい最近話したのでそのことを纏めて、後日デッキを組む際に役立てよう的なアレです。


「神採りアルケミーマイスター」はver6.0に登場した作品ですね。
<<ウィルフレド・ディオン>>による「衣装強化」によってキャラクターをアイテムのような扱いにすることができるのが特徴であり、主要なものは以下。

衣装強化　使用代償：[白]
自ターン中に使用する。バトル中に使用できない。
味方「神採りアルケミーマイスター」キャラ1体 を指定する。そのキャラの下に「衣装強化」によって置かれたカードがある場合、下のカードを破棄する。 あなたのゴミ箱 の、カード名に漢字を含む「神採りアルケミーマイスター」キャラ1体を、表向きにして指定したキャラの下に置く。下にカードが置かれている間、指定したキャラは下に置いたキャラの、一番下の特殊能力を得る。



・<<妖狐　狐伯蓮>>
装備キャラが攻撃しているバトル中、相手バトル参加キャラが2コスト以上ならこのキャラに攻撃＋200。

・<<大七位天使　メロディアーナ>>
武＋100。攻撃しているバトル中、相手キャラの特殊能力による防御修正無効。

・<< 狐炎獣 サエラブ >>
気位高き幻獣。自ターン中に宣言すると、このキャラの武力敏捷＋100。
一応これを宣言した後に張り替えてメロディ貼ったりもできますね


貼られることが多いのはこの三種かな？とは思います。
神採りでエースとして置かれることが多いのが、ユエラと歪魔ミレーヌ・プロアの2種類で、ユエラは敏捷殴りなのでサエラブを貼る。
ミレーヌは特殊バトルで殴るので1コスト相手にはメロディ、2コスト以上相手には狐伯蓮を貼る、というイメージですね。(都合よく引けるとは言っていない）


ユエラよりミレーヌの方がハロウィンで殴る形などで使われているのでミレーヌから着目してみることにします。
主流がミレーヌハロウィンだからハロウィンが前提になるのはお許しください((((


歪魔 ミレーヌ・プロア
キャラクターカード
属性： 敏 　使用代償：[白白白]　MHP：600
[ 武 ]：400　[ 敏 ]：300　[ 知 ]：300　[ 器 ]：200　[ 穏 ]：300
作品名：神採りアルケミーマイスター
特殊能力１：歪魔姫　使用代償：[白]
自ターン中、味方「神採りアルケミーマイスター」キャラが2体以上登場している間に使用する。
このキャラ に 知 +100 器 +100攻+200防-100する。（1ターンに1回まで宣言可能）
特殊能力２：空間歪曲　使用代償： 常時
このキャラに 敏 +100する。このキャラが攻撃しているバトルの結果、相手バトル参加キャラにバトルダメージを与えた場合、そのバトル終了時に相手は相手のゴミ箱のカードを2枚ゲームから取り除く。



1コスト払うと武力敏捷知力で600、器用と平穏でも500で殴れるアタッカーです。逆用性能が高く、構築時点では武でも敏でも知でも特殊バトルでも殴れるぞ！って感じです。
ただ、攻撃修正が200かかるだけでいいならそれ以降の弾にコストを払わずに攻撃＋200出来るキャラも数体いるので、そこだけを見ればミレーヌ自身がとりわけ特殊バトル向き、ってわけでもないかなと思います。
そこに狐伯蓮を合わせることで、相手キャラが2コストなら実質的に「ノーコストで攻撃＋200、1コストを払うとさらに攻撃＋200ができるキャラ」になるってわけですね。なるほど。
ミレーヌが3コストなので、ハロウィンなら相手が2コストの時に100点。
歪魔と五大狐仙で攻撃修正が計400入ることになるので、ここに特殊バトルでの元々のダメージ100点を合わせて500点のダメージ。水那で100バーンも合わせれば準備完了後エースは2回触れば倒せる感じになりますね。
相手が1コストならハロウィンで200、歪魔で200の計400点。3コストだとハロウィンで0、歪魔と五大狐仙で200＋200の400点となります。



相手エースが2or3コストだからこちらが狐伯蓮を貼って殴っているときに前衛受けをされた場合、水那(或いは各種出張キャラ)がいれば一応MHP500のキャラは倒せる計算って感じになります。

んでまぁここまではいいとして。
個人的にはメロディアーナを貼ってハロウィンで殴る動きがあまり好きじゃないんですね。勿論これは環境によりけりだから仕方ないんだけども()
余談だけどじゃあ狐伯蓮貼る動きが好きか？って聞かれたらそれも悩ましいｗ



理由を挙げると、
1).メロディを貼って殴る動き＝武力700相当で攻撃できる。
ハロウィンで殴った場合、ミレーヌは1コスト相手は400点相当与えられるので、これは「もし武力殴りのバトルを使っていた」と仮定したら700－ｘ＝400なので、相手の防御が300相当ということになります。
300受けのバトルしかないって状況がそんなにあるのか…？ってのが一点目。


2).特殊バトルの利点の一個に、「能力値修正」を受け付けない、という点があります。防御時は相手の異常成長もただの100点回復カードに成り下がりますね。
ただこれは自分にも言えることで、せっかくのメロディアーナによる武の補助が消えてしまいます。まぁクレアンヌ型応援が役に立たないのは正直はどうでもいいです
そうなるとバーン・攻撃防御修正のどちらかで相手をダウンさせる形になりますが、それが本当にできるのかな？って言うのが個人的な疑問点です。

イメージの為に具体例を考えてみることにすると、例えば相手のエースが1コストエースのこのかだった場合、このかの防御修正は相手ターンにはありませんね？
オマケに狐伯蓮も効かないから、メインバトルがハロウィンの場合、特に貼るものもなくミレーヌがワンパン400点当ててエンド、となってしまうわけです。
なおこの400点というダメージは状態記録＋やってみる派で200点相当、ハイジや初音がいればさらに悲惨なことになり得ますね…()

あやりなら悠子とフィラントが効かないからメロディ貼れば勝てそう！って見えなくもないです…が、それでも洋介の空間制圧による軽減がありますし、ケーキ作りで水那のダメージを軽減できる点、悟朗や洋介がMHP600なので受けられても息遣い打たれても苦しい展開になりますね。


そういう訳で、メロディアーナの「貫通」で対処できない1コストエース相手に貼るものが無くなる、という点が懸念点の一つだと思います。
絢乃の前衛ルイのように防御修正ではなく攻撃修正をしてくることもありますし、18.0で登場した<イヤリング>を前提に組んだエースにはそもそも効きませんしね(


3).余談の方の補足になるのでちょっと変わるんですが、狐伯蓮を貼る動きが好きになれないのは、今2コストエースの方が攻撃防御修正使うんですよね((
例えばはぴねす！ならすもも、戦国なら八咫烏隊、サキガケだと桜花、P桜花、リリスなんかが攻撃防御修正を持ってます。5行くらい書いてから思いだしたけど天色もいるぞ！！！！
こいつらのエースは2コストの場合が多く、狐伯蓮貼ったけど打点ずらされて結局得した気分になれてません(狐伯蓮を貼ってエース受けで100点だけ伸びた、みたいなイメージになりますね。
わざわざ狐伯蓮（或いはメロディアーナ）＋ハロウィンでデッキを組んで殴るまでに下準備をする以上、「決まっても盤面で捌かれる」という状況は好ましくありません。
特にミレーヌハロウィンは複数回殴ることが難しいので、殴ったらダウンを取れる状況を作りたいですね。

ついでに言うと、巷で強いと言われる夏芽に対しても姉貴分の見栄・立場交換で軽減されてますし、防御した後に体育会系や世話焼きでダメージを回収できる等が挙げられます。
これってメロディを貼っても狐伯蓮を貼っても美味しくない状況の典型みたいになってますよね…ｗ



「衣装強化」の弱み、とまでは言いませんが、衣装強化は「貼れる種類が多いはず」なのに、そのほとんどが打点の操作に関わるものばかりなんですよね。
＋100のサイクルが武が防御貫通、敏がゴミ箱除外、知が互いにハンデス、器が1枚デッキ破棄、穏が攻撃時防＋100。
それ以外が武敏パンプ、バーンと同属性メタ、100回復、王冠、ダウンを取ると200回復の計10種類です。


性能から言うと　衣装強化＝1コストアイテム　と言っても過言ではないんですよね。
衣装強化はWコストのみでゴミ箱のキャラを貼るから、効率的には0コストアイテムを貼っているのと同じことになります。
0コストアイテムとして見たら上記の衣装強化群も少しだけ強く見えてこないでもないですよね、剛健サイクルに作品制限付きとはいえオマケ効果が付くのはでかい(
ただ、ハロウィンを使う旨味、が少し減ってる今、これらの効果＋ハロウィンでミレーヌを今から組むとなるとやや怪しく感じますね



なんかもうここまで書くと結論がだんだん見えつつある気もしますが、明日も朝早いので今日はこの辺で。
明日の記事はこの内容が続くか続かないです！(当たり前