Rule Mania Portal CoCaGe

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マジックのガチなトーナメントがやっている事。

MtGの競技以上の大会で行われていて、他のTCGでは余り無さそうな物を挙げてみる。
厳格なガチの大会をやりたいって人は参考にすると良いかもなー、とか思ってみたり。


●WER

MtGの大会に於いて使われているのがWERと言うトーナメント運営補助ソフト。実際凄い楽だし、使うとハマります。

下記の様な感じのソフトです。

http://archive.mtg-jp.com/reading/wpn/006638/

結果の登録をすると組み合わせとかオポネント計算とかを勝手にやってくれます。超便利。

マッチング表や対戦結果記入用紙の印刷なんかも出来ますし、実際そう言う物を駆使して大会を開いている店舗や主催者が多いです。


●REL

MtGの大会は一般・競技・プロと言う風にランク分けされています。一般の大会はいわゆる罰則規定を使用しないゆるーい大会。競技以上は罰則規定を用いる厳格な大会になっています。

武士のTCGにも大会Lvみたいなのはあったと思うけれども、事前に公開されてプレイヤーもそれ相応の覚悟で臨むと言う点で少し違いますかね。

●デッキリスト

競技以上のRELの大会では全員に義務付けられているのがデッキリストの登録。トーナメント開始前に書く事になります。

リミテッドでは自分の持つ総カードとメインボードのカードを両方書くのですが、総カードは大体の場合別の人がチェックして、カードの束とデッキリストを配り直します。

ジャッジは大会序盤に全員分のデッキリストを確認して、間違いがあるものに関してはペナルティを出します。

2.7 デッキ登録

 競技またはプロRELのイベントにおいては、プレイヤーはデッキと(存在するなら)サイドボードを登録する必要がある。ヘッドジャッジは、一般RELのイベントにおいても登録を義務づけてもよい。

 デッキリストを用いる個人戦リミテッドのイベントでは、デッキリストを提出するまでは他のプレイヤーや観客と会話したり、非公開情報を共有したりしてはならない。

 登録されたデッキリストは、デッキとサイドボードの元の構成を記録したものである。デッキリストをスタッフが受理した後では、そのデッキリストを編集することはできない。

 プレイヤーはマッチとマッチの間に自分のデッキリストを見ることを要求できる。その種の要求は、イベントの状況によっては受け入れられない場合がある。

 一般に、デッキリストはそのイベント進行中は公開情報ではなく、他のプレイヤーと共有されることはない。構築フォーマットのプロRELイベント(プロツアー、ワールド・マジック・カップ、マジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権、グランプリ)においては、決勝シングルエリミネーションでは対戦相手のデッキリストのコピーが配られる。


( http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20130503.html )


http://mtg-jp.com/reading/wpn/004018/

構築用デッキリストの書き方は上記の様な感じ。

http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2013/06/modern-mas...

リミテッド用デッキリスト(原本)は上記の様な感じ。

●ランダムデッキチェック

競技以上のランクの大会ではデッキチェックを行う事が義務付けられています。


2.8 デッキ・チェック

 すべての競技またはプロRELのイベントにおいて、デッキチェックは必ず行なわれなければならない。ヘッドジャッジは、一般RELのイベントにおいてもデッキチェックを行なうことにしてもよい。DCIは、イベント全体を通して、すべてのデッキのうち10%以上のデッキをチェックすることを推奨する。プレイヤーが手札を見て、マリガンの手順に入っていた場合、デッキチェックによって【ゲームの敗北】が与えられない限り、その手札をそのまま使用する。プレイヤーはデッキチェックの後でサイドボードをすることはできないが、マリガンの手順が終わっていない限りマリガンの手順を続けてもよい。


( http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20130503.html )

まあ、基本的にはランダムに卓を決めてそこのデッキ両方とも借りて行ってチェックします。カードやスリーブのマークトや積み込み、デッキリストと合っているかなどを確認します。


●上告

これは武士のTCGにもあるかな?

MtGの大会では二審制が取られている事が多く、プレイヤーはフロアジャッジの裁定に納得出来ない場合、上告をする権利を持ちます。

ヘッドジャッジの裁定はその大会のうちでは絶対で、覆る事はありません。ぶっちゃけルールよりも偉いです。

2.9 ヘッドジャッジへの上訴

 プレイヤーがジャッジの裁定に納得できない場合、そのプレイヤーはヘッドジャッジに上訴することができる。(グランプリ、プロツアーなどの)大きなプレミア・レベルのイベントでは、事前の承認を得て、ヘッドジャッジはアピールジャッジを指名することができる。アピールジャッジは上訴を聞く権限を持ち、ヘッドジャッジと同じユニフォームを着る。

 フロアジャッジが裁定を終えるまでは上訴することはできない。ヘッドジャッジ、または指名されたアピールジャッジの裁定は最終決定である。

 
( http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20130503.html )

●追加ターン

時間内にマッチが終わらない場合、追加の5ターンが与えられます。

時間終了の合図のあった時点を0ターン目として、相手・自分・相手・自分・相手で終わります。


2.5 マッチ終了時の手順

 マッチの終了時刻が来た時点でまだ勝者が決定していなかった場合、その時点でのアクティブ・プレイヤーがそのターンを終わらせ、その後に追加で合計5ターンをプレイする。通常は片方のプレイヤーが3ターン、もう一方のプレイヤーが2ターンを得ることになるが、追加のターンを得る効果がある場合には数がずれることもありうる。複数人のプレイヤーが同時にプレイする類のチーム戦(双頭巨人戦など)では、5ターンではなく3ターンが追加される。

 追加ターンの終了時にまだゲームが終わっていなかった場合、そのゲームは引き分けとなる。

 (裁定に時間がかかった、デッキチェックをしたなどの理由で)ジャッジが延長時間を与えた場合、マッチ終了時の手順はその延長分が終わるまで開始されない。

 シングルエリミネーション・ラウンドでは、マッチは引き分けで終わってはならない。すべてのプレイヤーの勝利ゲーム数が同じ場合、その時点でもっともライフ総量が多いプレイヤーがそのゲームの勝者となる。すべてのプレイヤーのライフ総量が同じ場合(または、勝利ゲーム数が同数で、ゲームとゲームの間である場合)、「いずれかのプレイヤーが最大のライフ総量を持っていない場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する」という新しい状況起因処理を追加してゲームまたはマッチを継続する。双頭巨人戦において、ゲームの勝者を決めるに際してはチームを個人であるかのように扱う。

 
( http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20130503.html )

他に何かあったっけ?

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テーマ:投稿日時:2013/06/18 13:41
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現在“5件”のコメントがあります。
福引犬 とむやんぷ~ さん [2013/06/18 14:03]
そういえば最近になってWERに似たソフトが販売されておりますね。
TCGマイスター
http://tcg.sfc-jpn.jp/index.asp
メーカーやショップ向けですが非常によく出来てます。WER使っている私ですらウィザーズにこれにしてほしいといいたいくらいの出来です。
作っている人がTCGが大好きであるということもポイント高いです。
お金があれば私も使いたいです。

ガチという意味では
ガンダムウォーはかなりこの流れに近づいてきてます。
デッキレシピの提出とか。
これからどうなるのか良くわかりませんが。
でゅえるひよっこ Miyu さん [2013/06/18 14:13]
>>とむやんぷ~ さん

TCGマイスターはかなり分かっている人が作っていると聞きました。ウチの師匠が偶然社長さんにお会いしたらしく、「アレはできますか、コレはできますか。」と色々訊いて大体おっけーだったらしいので。

個人的にはD-0の2本制の大会を運営できるツールがあれば欲しいんですけど、TCGマイスターは個人主催者向けには出していないみたいなので残念です。

そうなのですか、GWがその方向に・・・でも、見てくれを良くしてもノウハウが無いと意味が無いですからね。その辺りどうなっているのか疑問ですね。
鮫取ばん 茶王 さん [2013/06/18 18:56]
コメント失礼します^ ^

たしかに見習う事は多いですが、それらを他のTCGが大会運営上可能であるかは、また別の問題でしょうね
Miyuさんが上記コメントで仰られた通りでしょう^ ^

ちなみにGWについては、ネグザ移行の直前に、以上の『流れ』に逆行するような動きもありました^^;
ネガキャンではなく、ネグザの評価がしっかりと定まるまで、俄かに期待はできません
本題と離れますので、ここまでとします
でゅえるひよっこ Miyu さん [2013/06/18 20:23]
>>茶王 さん

コメントありがとうございます。

自分としては「ガチな大会」を開くなら参考にすると良いかなって言う位の感じで書いております。別にやらなきゃならない事ではないですが、かかっている物の大きい大会をやるなら参考にするのも悪くないのではないかなあ、位です。

ただまあ、他のTCGには他のTCGの哲学があるでしょうから、それはそれで良いのです。極端な話初心者向けの緩い大会にこんなものを持ち込んでも仕方ないですし、実際MtGでも一般RELの大会ではかなり緩いですしね。

ただまあ、何つーかD-0とかMtGとかで育つとこう言うのが当たり前の世界なので、どうしても公正性を第一に考えてしまうのですよね。いかん所だとは思うのですがねー。

ほほう、GWは揺れ動いている感じなんですかね。ガチ向けの大会をやるならやる、緩い大会をやるならやるで、指針は欲しい所ですね。
メイドかもね 紅焔 さん [2013/08/29 10:14]
ブシロードの大会にも上告はあるよ
まぁ何故か揉めてもジャッジ呼ばない人の方が多いけど