あいとゆうきのむだばなし

新しくChaosTCGを始める方向けにお送りしている企画です。
今回は第１９回。これより前の回を見たい方は、
左のカテゴリ欄から「Chaos初心者向け講座」を選んでください。

今回は、前回までの講座からちょっとレベルを上げ、
実際に勝ちにいくための講座をしてみようかなと思います。
…と言っても僕なんかは何も成績残したりしてないので、これが全てではありません。

では、始めます。

---

まずはじめに、当たり前の事かもしれませんが、
自分のデッキの使い方や、何が何枚入っているかなどは全て把握しましょう。
そうすることで、対戦中に「今の状況には何をする事が必要なのか」が自然と見えてきます。

そうして対戦を重ねることで、
次は「自分のデッキはこれをされたら負ける」というものが見えてくるはずです。

そうしたら、その弱点を克服出来るようにデッキを改造するか、
あるいは１からデッキを作りなおすかしましょう。

例えば。
現状のＣｈａｏｓで言えば、強いデッキを作るなら魏延、エイラ、リアンノンあたりを
対策しなければ、まず強いデッキは出来ません。
何が対策となるかを知りたい時は、
あえて自分でその対策したい相手のデッキを作って使ってみることです。
そうすれば上で言ったように、そのデッキの弱点がわかってきます。

要は、やってみるしかないのです。対戦する相手がいなくてもかまいません。
まずは、自分ＶＳ自分でも力を付けることが出来ると思います。
もちろん対戦相手がいた方が良いですけどもｗ

次に、Ｃｈａｏｓで強い戦術とは何なのかを考えてみましょう。
やはり勝つために必要なものは、「貫通」スキルです。
これを自分のキャラが持っていなければ、
相手のキャラは倒せても相手にダメージを与えていくことは到底できません。

もちろん、「貫通」を使わないデッキもありますが、
そのような構築をするにはかなりの熟練度が必要です。
手っ取り早くデッキのレベルアップを図りたいなら、まずは「貫通」を投入しましょう。

条件が整えば１ターンの間に勝てるようなデッキでも、
最終的には「貫通」に頼ることが大半です。

中でも「先制」と「貫通」を両方持っているキャラはとても強いです。
トウカ＆カルラがその代表例ですが、このカードはレベル４になれば攻撃力は１２。
セットカードで強化すれば、相手のパートナーでさえ一方的にねじ伏せることが可能です。

このゲームの勝利条件は、相手のキャラを裏にしていくだけでは満たせず、
何らかの方法で相手のガードをかいくぐり、デッキにダメージを与えなくてはなりません。
そう考えると、「貫通」がどれだけ大切な要素であるかがわかるはずです。

では、次は「貫通」とは違った方向で相手にダメージを与える方法を考えましょう。
違った方向と言っても、大抵どちらの方法も必要になってきますけどね。

その方法とは、相手のキャラをガード出来ない状態にする事です。
レストにするか、リバースにするか、裏にするか。

レストにするには、坂本＆芳佳、アルルゥ＆ムックル＆カミュ、
どこでもお昼寝、ガーネットや桂花、そしてうたたねです。

うたたねはこのゲームの最強カードとして考えられており（少なくとも僕はそう思ってます）、
対策カードの登場で一度廃れたように見えましたが、
近頃また復活の動きを見せています。
相手のパートナーをガード出来なくすることは、これ以上ないほど強力です。

リバースにするには、ドリィ＆グラァ＆オボロか、妄想爆発！で。
以前はこれを使用してもすぐに相手にエクストラ化されてしまい効果が薄かったのですが、
ルール改正でエクストラ化が容易ではなくなったため、今はチャンスがあるかもしれません。

裏にするには、ベナウィ＆クロウ、肝試し、蒲公英。
それか、バトル以外で相手にダメージを与えて裏にしましょう。

バトル以外でダメージを与えるカードには相手のキャラ全員を対象にするカードも多く、
うまくすれば相手のキャラを全滅させてノーガードの状態で攻める事ができます。
すぐに対策されるので弱いと思われがちですが、そんな事はないです。
大会でも、数枚の対策カードを入れるのは主流となっていますが、
しっかり対策しているデッキはほとんど見かけません。

ただ気をつけたいのは、キャラを３体表に出来るタリエシンの存在。
せっかく手札を消費して相手のキャラを全部裏に出来ても、
次のターンには全部表にされるなんてことはザラにあります。
なので、全部裏にしたターン中にダメージを大きく与えましょう。
もしくは、相手の邪魔なキャラをピンポイントで裏にする戦術に切り替えた方がいいです。

ノーガードにしてから「貫通」が一番強いんですけどね。
そのようなデッキを組むことは難しいですが、不可能ではないので、
デッキを作る時の目標にしてみてください。


最後にまとめますが、やはりどんな手段を使ってでも、
相手のデッキにダメージを与えなくちゃ意味が無いんです。
攻撃力がどれほど高くても、「貫通」を持っていなければ耐久１のキャラでガードされます。
それではゲームには勝てません。

逆に考えてみてください。
相手の場に攻撃力１０越えの「貫通」持ちが２体いたら、戦意を喪失しますよね？
ならば、それをこちらがやればいいのです。
ちなみに今は攻撃力１０では足りないかもしれませんけどね。

さて、今回は攻めるということだけを見てきましたが、
次回は守るということを中心に書いていきます。
というわけで、続く。

---

いかがだったでしょうか。

これがいわゆるガチ思考ってやつですかね。
「勝つためにはどうするか」をまず考えてしまうという。
でも、自分の好きなキャラを使って１００％勝てないデッキを作るより、
好きなキャラを使ってその中でも勝ち筋を見つけるというのが、
カードゲームの醍醐味だと僕は思います。

勝たなくてもいい適当なデッキは、僕は作らないですねー。
面白いデッキ＝勝てないデッキでは無いはずです。

次回の更新日は、１３日の金曜日です。１３日の金曜日ですよ…！

何か質問などありましたらお気軽にコメor私書箱からどうぞ！
フレンド登録もいつでも受け付けていますよ～。


ではでは～。