shiroさんのブログ

いやーシュタゲ0&カオチャ参戦ですか、唯一出たらchaosを真面目にやろうと決めていたタイトルですから嬉しい様な辛い様な……
まあ、それは置いておいてchaosTCGに関して結構変更がありますね。
レアリティの変更だったり、販売スパンの変更だったりですが、ここからchaosTCGとカードゲームが抱える問題が見えてきます。
元々このようなタイトルゲームは新弾で新しいカードが出る際にその弾が完全新規タイトルなのか、それとも追加なのかによって買うユーザーが変わってきます。
このパックが完全新規だった場合、前からやっているユーザーと、新しく始めるユーザーの両方が買いますが、追加だった場合は基本的に前弾を買っているユーザーが買い、他ユーザーや新規のユーザーは買わない場合が殆どです。何故なら、デッキを組むためには旧弾のカードが(前弾に限らず)必要になる場合が殆どで、新しくそのタイトルに手を出すには旧弾+新弾という二段構えの状態になるからです。
まあ、新規ばかり出すと前のユーザーが離れてしまうのでバランスが大事なのですが、chaosに関して言えば新規のユーザーが殆ど入ってきていないように感じられます。これはカードゲームが終了してしまうことになりかねないことなので、大変問題です。
なぜならば、新規ユーザー増えない→カードショップの売上が落ちるために取り扱いを止める→旧ユーザーがカードを揃えるのが大変になるため辞めてしまう→カード人口が減る→売上落ちる→カードショップ……
という悪循環に陥るからです。これは想像ですが、ヴィクトリースパークもこの様なことが原因でカードゲームが終了したと思われます。
chaosが新規ユーザーが増えづらいのは、「嫁ゲー」として売っているにも関わらず、環境のデッキでなければかなり勝ちづらい所や(つまり好きなキャラを使いづらい)、必須カードの再録が少ないため旧弾のカードを必要としやすい、取り扱い店舗が少なくなっているため価格競争が起きづらく、必須カードの値段が下がりづらく、取っつきにくい(しかも、そういうカードは4枚必要なわけで。)
特に3番目は深刻で、東京の山手線内のエリアでも特にカードショップの多い新宿、池袋、秋葉原(新宿はだいぶ少なくなってしまいましたが)のうち、まともにchaosの取り扱いがあるのは秋葉原くらいで、新宿、池袋はあまり取り扱いがありません。都内以外でも横浜や大宮などの大型エリアでの取り扱いも減ったように感じます。(関西の方はよく分かってはいませんが)
今回の改正は1番目の問題点を何とかしようというブシロードの思惑が見て取れます。俺嫁No.1の大会や、BOX封入特典がそれにあたります。パートナー能力のカードを増やすことで、使えるパートナーを増やし、俺嫁のルールを変えることで、今まで日の当たらなかったパートナーを使えるようにするという目的があります。
更に今回の地区大会の参加人数を省みて、chaosもwsも両方やっているユーザーがwsの大会に流れてchaosの地区大会の人数の減少を抑えるために次回から別日程になりました。多分ラクエンロジックと合同大会になるのでしょう。

様々な改良を加えてそれが実りますように祈っています。これからもchaosTCGには頑張っていってもらいたいものです。