@tukasakotobuki

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【遊戯王】実録!! ~なぜ私は征竜をブン投げてヴァンガにうつつを抜かすに至ったか~

今回の記事を書く前に…
そうとう私見が濃い記事ですよ!という注意喚起の代わりに、まず自分の遊戯王プレイスタンスについて。
あ、今回長文です。

・主な対戦相手は同年代の友人やサークルのメンバー。特定のショップはなし(コミュ障)。
・使用するデッキは環境~準環境、時々テーマデッキ。
・大会はシーズンに2~3回程度、そもそもサイドデッキも怪しい。CSは噂に聞くくらい。
・ガチ環境以外にも、アニメや架空デュエルをチョコチョコ見るのが好き。

決してメインストリームではなくても、それなりに数は居そうな、こんなスタンスの一決闘者から見た、【征竜】【魔導】2強環境の弊害について。



大雑把に言えば、三つの理由が私を遊戯王から遠ざけました。
1.征竜魔導以外のデッキ駆逐
2.メタゲームの異常な加速と先鋭化
3.奇形化したプレイング



1.征竜魔導以外のデッキ駆逐

2013年前期の遊戯王―――特にLTGY発売の二月以降は、環境にはほぼ2つのデッキしか存在しませんでした。
《魔導書の神判》で強固な布陣を整える【魔導】と、デッキ、手札、墓地からレベル7ドラゴンを無尽蔵に繰り出す【征竜】です。
どちらのデッキも暴力的なアドバンテージ獲得を実現でき、トーナメントシーンを席捲。
この2デッキ以外はほとんど勝ち星を上げることができなかった環境、それが2013年前期です。
(唯一《ヴェルズ・オピオン》《闇のデッキ破壊ウイルス》を擁するヴェルズが今環境のメタビートとして機能したものの、決して有利を取れるとはいい難い戦績でした)

トップ2とそれ以外のデッキパワーが余りに離れていると、私的な(公認大会やCSではない)プレイ環境では当然トップデッキは嫌われる傾向になります。
一時期の甲虫装機などがいい例でしょう。
TCGは―――程度の差はあれど―――勝てば嬉しい、勝つためのゲームなので、余りに勝てない「無理ゲー」が続けば、当然モチベーションは低下します。
そんな環境で「征竜魔導以外を使う意味とは?」
あえて辛辣な言い方をすれば、「結局征竜魔導に勝てないデッキ使って楽しい?」という問いかけは、確実に遊戯に対する意識を低下させていきました。

私も一応【征竜】を構築し、ビッグアイ等のエクストラを揃えたりしたものの……
積極的にそれとの対戦を望んできたプレイヤーは、結局【征竜】【魔導】以外居ませんでした。



2.メタゲームの異常な加速と先鋭化

前述の通りに、征竜魔導以外が駆逐された環境では、異常なスピードでメタゲームが進んでいきました。
(J-SPEED氏のブログ「くされにっき」に非常に詳しい解説がありますので、是非ご一読を)
環境に二種類しかデッキが存在しないので当然です。
結局、そんなメタゲームの最後に行き着いたのが…
「相手にとって動きづらい盤面を構えて、それに回答札を用意できるか否か」という「クイズ環境」でした。
互いにアドバンテージのとり方は熟知され、それを《ドロール&ロックバード》《増殖するG》などで妨害を重ねる事こそがプレイングの重点になっていきました。
個人的に最もストレスフルだったのが、魔導による《霊滅術師 カイクウ》《昇霊術師 ジョウゲン》二体のマウントプレイです。
語るのも嫌。

結局、環境トップとされた二つのデッキも、互いの足を引っ張ることに専念して満足にその力を振るいきれなかった印象です。
しかし、カードに投資した額ではなく、研究、メタゲームの読みに対して真摯に向き合った者が勝つ、という意味では、競技としての完成度は高かったのかもしれません。
私はついていけませんでした。これは環境に対する敗北であり、挫折です。



3.奇形化したプレイング。

これは2.の項目とも共通するのですが、極端なパワーカードの上に成り立ったプレイングやテクニックを研究しても、その前提が制限改訂で崩壊してしまえば努力は水の泡です。
特に今回は患部が明らかなので、征竜魔導が夏改訂を無傷で終えられないことは目に見えていました。
「子征竜と親征竜を握ったらどちらから動くか~」「神判はドロール回避と相手の魔法牽制で相手ターンに~」といったプレイングは、ハイレベルな決闘者が実戦の中で育み培ってきた尊い知の財産です。
そういった研究をした経験そのものは確かに血肉になるでしょうが……
残念ながら、私のような私的な環境でプレイする程度のプレイヤーにとっては、「どうせ九月で使えなくなる小手先の知識」として目に写ったのは否めません。



だーらだーら文句ブー垂れてきましたが!
総括すると!

「征竜魔導以外使う意味ねーじゃん!」
「でも征竜魔導ミラーはメタられまくりでダルい!」
「どうせ制限改訂で征竜も魔導も死ぬだろ!」

「磯野ー!ヴァンガードやろうぜー!」



という環境でした!!!!
出先にスマホで書いたから文が雑!!
ゆるせ!!!

二記事も文句ブー垂れたから次は前向きなこと書きます。多分。

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テーマ:環境投稿日時:2013/08/17 13:03
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG  
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標準のアバター ki さん [2013/08/17 21:06]
初めまして、kiです。

一応ヴァンガードファイターなのですが、今色々思う所があってカードはあんまり触れていません。

ヴァンガードは、ブシロードさんの頑張りもあって遊戯王に比べれば遊びやすい環境にあるイメージはあります。

しかしそれでもある程度はデッキに偏りや「一部のカードに問題があるのでは?」という声はあります。

遊戯王が嫌になった理由は確かに分かりましたが、何故それがヴァンガードにという理由が分からないので教えて下さい。



今のヴァンガードはどちらかと言うと、今までファンだった人向けの商品ばかり発表、発売されている状態ですし。
アバター 壽司 さん [2013/08/17 23:17]
コメントありがとうございます。ブログを始めて初のコメントを頂きました。嬉しい!
ヴァンガードを始めた理由としては……
1.単純に身の回りにヴァンガードをプレイしている人口が多かったから。
2.現行アニメのタイトルを背負った「リンクジョーカー」というクランが登場した時期だったので、新規で集めても継続的に強化が望めそうだったから。
3.以前にもプレイしていたので、基本的なルールが頭に入っていたから。
というのが主な理由になりますね。

文中で書いたような「私的な環境―――例えば学校の友人、地元の仲間」におけるタイトル選択では、最も重視されるのは「対戦相手がいるか」という点だと思います。
そして散々コキ下ろしたように、今季の遊戯王の環境は、私的な環境にも「遊戯離れ」の空気を持ち込みました。
そこで他に人口の多いゲームを選択したとき、条件に合致するのがヴァンガードだった……というのが主な理由です。

ご参考になれば幸いです。