※(仮)はライブオンステーションに確認しているものの、現在Q&Aに
載っていない、ということを表しています。
公式裁定を確認し、判りやすくQ&Aに掲載するよう依頼済みでもあります。
《優先権を得るタイミングについて》
前回、考察「アタックフェイズにおける優先権」http://tocage.jp/blog/414/1246377619.html
で現行ルールにおける優先権の考え方についてと、手番プレイヤーが有利な点を
例に挙げた上で『実際はこうあるべきでは?』と問題提起させていただきましたが、
本日、ライブオンステーションに確認を取りましたので回答を載せたいと思います。
Q1:現行ルールでは《アタックフェイズにおける優先権》に手番プレイヤーの
攻撃宣言まで含む、が正解ですか?
A1:はい。手番プレイヤーの優先権には攻撃宣言まで含まれます。
Q2:では、Aラインに2体居る状態で1体が山札を【バースト】し
【リアクション】によって「ガブル」が飛び出してきたとします。
手番プレイヤーの攻撃宣言前に「ガブル」の能力を使用し、Aラインに残っている
モンスターをダウンさせることは可能ですか?
A2:不可能です。【リアクション】解決後、優先権は手番プレイヤーに移ります。
そのタイミングで「ガブル」の能力を使用することはできません。
※補足※
公式HP Q&A ◆リアクションの項目に
Q:【リアクション】後の優先権はどちらにありますか?
A:相手プレイヤーにあります。[2008/10/24]
という回答が載せられていますが、↑ここに表記されている「相手」とは
リアクションが発生した側から見た相手(つまり手番プレイヤー)とのことです。
念押し気味に確認しました。
ということで、アタックフェイズに入ってしまった場合、
手番プレイヤーの攻撃宣言前に「ダウンさせる能力を使ってモンスターをダウンさせる」
ことは不可能という裁定となりました。
当初からそのようにデザインされているものなので、間違いないと。
つまりこの形がライブオンだと、そういうことですね。それなら納得できます。
※攻撃宣言~解決までの間に使用すれば他のモンスターをダウンさせておくことは可能です。
ちなみに、「ガブル」の能力を使用できると回答したことはないかと確認してみたところ、
【リアクション】後という限定的な状況ではなく
「移動フェイズやライブフェイズに能力を使用することでダウン可能」と
回答したことはあると言っていました。
まぁ、聞き間違えて回答を間違えたか、
もしくは質問者がきちんと状況を伝え切れなかったために
前回書いた「ライブオンステーションの回答(ガブル使える)」になってしまったのでしょう。
やはり人を介するとステーションの回答でさえ歪んでしまうということで、
気をつけなければいけないと思うとともに、早急なルール整備が必要だと改めて思いました。
とりあえず、質問した件については回答をQ&Aに載せるよう依頼済みです。
また、現在Q&Aに書かれていて日本語がおかしい項目が存在していることも指摘し
全体に言い回しを見直してほしいという要望を出してあります。
いくら口頭で回答したところで、文面にならなければなんの効力も発揮しませんからね。
※前向きな動きはあるようです。
ということで、「アタックフェイズにおける優先権」についての問題は解消されました。
以上の問答については、古い情報ではありません。
--------------------------------------
以下、「優先権の流れ」について、古い情報となります。
最後に、確認の意味を込めて優先権の移行タイミングについて書いておきます。
一応ライブオンステーションに各フェイズでの流れについて確認済みですが、
あくまでQ&Aに載るまでは仮回答となりますのでご注意下さい。
検討の結果、防御宣言には優先権を持たせられないとのことでした。
よって、以下のルーチンは「防御宣言に優先権が合った場合」を示すものであり
実際は「新:公式回答(仮)「優先権の流れ」」
http://tocage.jp/blog/414/1254056729.html になります。
ご注意ください。 2009/09/27
◎優先権
・各フェイズ手番プレイヤーより始まり交互に移行する。
・優先権を持つプレイヤーが優先権をパスした時、優先権は相手に移動する。
・効果の積み重ね、戦闘、バースト~リアクションの「解決」時、
必ず優先権は手番プレイヤーに移行する。
・双方が連続で優先権をパスした場合、次の処理・フェイズへ移行する。
・優先権のパスとは行動可能なタイミングで「何もしない」を選択することである。
◆ドローフェイズ
優先権の発生なし
◆移動フェイズ
▼手番プレイヤー:能力の使用宣言、移動宣言
↓
相手プレイヤー:能力の使用宣言
↓能力のみ、お互いが「何もしない」と宣言するまで積み重ね
《解決》
手番プレイヤー:能力の使用宣言、移動宣言
・
・
《手番プレイヤーによる移動は1体につき1回まで》
↓
▼手番プレイヤー、相手プレイヤー双方が「何もしない」とき、次のフェイズへ。
◆ライブフェイズ
▼手番プレイヤー:能力の使用宣言、ライブ宣言
↓
相手プレイヤー:能力の使用宣言
↓能力のみ、お互いが「何もしない」と宣言するまで積み重ね
《解決》
手番プレイヤー:能力の使用宣言、ライブ宣言
・
・
《ライブ宣言は2回まで》
↓
▼手番プレイヤー、相手プレイヤー双方が「何もしない」とき、次のフェイズへ。
◆アタックフェイズ
手番プレイヤーの優先権にはワザ・能力の使用宣言、攻撃宣言があります。
▼手番プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言
↓
相手プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言
↓ワザ・能力をお互いが「何もしない」と宣言するまで積み重ね
《解決》
解決後、手番プレイヤーに優先権が戻る。
▼手番プレイヤー:攻撃宣言
↓
相手プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言(※1) 防御宣言(※2)
防御可能なカードライバー、モンスターが居ない(※3)
----------------------------------
(※1)攻撃宣言~防御宣言前
手番プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言
↓ワザ・能力をお互いが「何もしないと」宣言するまで積み重ね
《解決》
↓
相手プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言(※1) 防御宣言(※2)
防御可能なカードライバー、モンスターが居ない(※3)
----------------------------------
(※2)防御宣言後
手番プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言
↓
相手プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言
↓ワザ・能力をお互いが「何もしない」と宣言するまで積み重ね
《解決》
↓
手番プレイヤー、相手プレイヤー双方が「何もしない」とき、(※3)へ。
----------------------------------
(※3)
【戦闘:ダメージの解決 or 山札への攻撃が成功:バースト】
リアクションが発生した場合(複数同時の場合は好きな順番で積み重ね)
↓
手番プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言(積み重ねの権利)
↓
相手プレイヤー:ワザ・能力の使用宣言(積み重ねの権利)
↓ワザ・能力をお互いが「何もしない」と宣言するまで積み重ね
《解決》
攻撃~戦闘終了もしくはバーストによるリアクションまでの処理が終わったら、
手番プレイヤーに優先権が戻る。
▼手番プレイヤー、相手プレイヤーともに「何もしない」とき、次のフェイズへ。
◆終了フェイズ
優先権の発生なし
◆ターン終了
登録タグ: ライブバトルカード ライブオン コラム
テーマ:ライブオン | 投稿日時:2009/07/06 00:14 | |
TCGカテゴリ: ライブバトルカード ライブオン | ||
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