カードゲーム至上主義tocage支部

カードゲームについて勝手に議論するブログです
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ハンドシャッフルに関する考察


去年、特別なにかあったわけではないのに、なぜか今期から規制が厳しくなった「ハンドシャッフル」。



そんなところよりも、運営やデッキレシピ、働かない(能力不足の)ジャッジ問題など、もっと他に力を入れるべきところがたくさんあると思うのですが、ここまで話題になったので、すこし考察してみたいと思います。

これはあくまで個人的な考え方なので、「それは違うだろ」という意見があって当然だと思います。なんならコメント欄で論議してみたいとも思うくらいです。

興味ない人にとっては、いつも以上につまらない話だと思います。ブラウザバックへどうぞw
でも、ハンドシャッフルについて自分なりに本気で考えて書いたので、できれば感想が欲しいと思います。垢持って居ない方は、twitterでも歓迎します。




①ハンドシャッフルおよび罰則に関する応用フロアルールの規定

まずは、ハンドシャッフルに関する応用フロアルールの規定から。




第 9 節 過度なハンドシャッフルを行った
〓罰則基準〓
レベル 1: 口頭注意~警告
レベル 2 以上: 警告
大きな音が出るようなハンドシャッフルや、過度な
ハンドシャッフルは、相手に対する威嚇行為に繋
がったり、周囲のファイターの迷惑になる可能性が
あります。また、このようなハンドシャッフルを繰り返
すことにより、カードが痛み、マーキングに繋がる
可能性があるので、行ってはいけません。






注:ここでいうレベルというのは、大会レベルのこと。全国権利のかかる予選は、レベル2に該当します(今回)。



まあ、書いてあることは一応納得できる。

しかし、「相手に対する威嚇行為」とあるのに、少なくとも東京地区でのヘッドジャッジの見解は
「あくまでジャッジ1人1人の判断。対戦相手は関係ない」
でした。当日は、ヘッドがこう言ったら仕方ないわけで、引き下がりましたが、やはりおかしいものですね。

自分は、プレイヤーがジャッジに「相手のハンドシャッフルが過度で、威嚇行為に見えます」と報告して初めて、適用されるのが妥当だと思います。周囲のファイターについても同様ですね。これはまた新しい問題が浮上しそうですが。

「カードが痛み、マーキング~」の部分は、自分には屁理屈にしか聞こえないですね。無論、可能性は0じゃないのですが、故意にマーキングをするならば、もっと他の方法のほうが効率的かつ確実に実行できますから。
推奨されないというだけで、禁止する強い理由になるとは思えませんね。




で、今回自分が経験したのは

A・2回戦での自分への一発警告(後にに格下げ)
B・3回戦での相手への声かけ(口頭注意ではない)

これらのジャッジングの妥当性について考えます。

そもそも罰則規定とは何か。応用フロアルールには以下のようにあります。



「口頭注意」
「口頭注意」は、軽度の違反に対して適用される
罰則です。同じ大会中に同じ違反をもう一度繰り
返すと、「警告」の罰則が与えられる場合がありま
す。

「警告」
「警告」は、ゲームの進行が妨げられたり、大会運
営に支障をきたす等、中度の違反に対して適用さ
れる罰則です。同じ大会中に同じ違反をもう一度
繰り返すと、「マッチの敗北」または「失格処分」の
罰則が与えられます。「警告」は同じ違反に対する
累積に備えて記録されます。

「マッチの敗北」
「マッチの敗北」は、ゲームの進行が不可能に
なったり、大会進行に大きな支障をきたす等、重度
の違反に対して適用される罰則です。




警告というのは上にあるように「ゲームの進行が妨げられたり、大会運営に支障をきたす等、中度の違反」に対して下されるものです。他の罰則を例に挙げると、「強制効果の発動を忘れ、巻き戻し不可能なところまできてしまった」や、「開会式前に、大声で叫び暴れ、周りと一部のプレイヤーに迷惑をかける」などです。特に後者は去年の東京地区で目の前で食らってましたし、極めて妥当な罰則ではないでしょうか。

それに対して、今回のAの例はどうでしょうか?すくなくとも、ゲームの進行を妨げたり、運営に支障をきたすことでは無いと思います。というより、ゲームの進行を妨げ、運営に支障をきたしているのはジャッジのほうだと思いますが。まじめに。友人がフリープレイで警告をもらってたので、ジャッジにも警告を出したいものです。

また、Bの例も非常に不可解です。規定されるように、この大会では警告以上が与えられるわけで。スコアシートに記録されないならば、それはつまり罰則ですらないわけです。ではあの声かけはなんだったのか。単なる注意ならば、自分の場合も罰則をいちいち取り出さなくても、声かけだけでよかったのではないか?











とりあえずここまでが東京地区で起こったことの考察。ここからは、プレイヤー視点でこの問題にどう向き合うべきかを考察します。





②ハンドシャッフルをなぜするか?

これは人によるところが多いと思います。明確に定義されているわけでなく、一種の文化のようなものなので、個人がこれだ!というのは難しいです。

ここでは私個人がハンドシャッフルを行う理由を書こうと思います。



ルーツは麻雀と将棋です。特に将棋は初めてもう15年以上経ちますし、非常に歴史のあるゲームです。

麻雀というのは、手のうちがばれると非常に不利になるゲームです。そのため、牌を並べない人も多いです。出てきた位置によって手札が読まれる可能性があるからですね。特にリーチ前は用心しなければいけません。
同じことがTCGで言えますね。トップドロー解決されたとしても、逆に言えば手札は1ターン前と同じというわけで。そのときの思考を考えれば、手札の中をある程度予想することができます。
これを緩和するのがハンドシャッフルを行うひとつの理由です。



将棋というのは、扇子と密接な関係があります。プロはもちろんアマでも、その実力が高ければ高いほど、扇子の対局時の所持率は高くなります。なぜでしょうか。
いろいろな記述があり、参考資料に迷いますが、今回は以下の二つをあげてみます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%87%E5%AD%90#.E...
wikipediaの扇子の用途の項です。「棋士の思考の際の手すさび」参照
http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20070410/P20070410M...
これは棋界での事件の話。



自分は、ハンドシャッフルの音がちょうど扇子の単調なリズムと同様、考えるときによい働きをもたらすのでやってる部分が大きいです。将棋界ではほぼ全ての棋士がやっていることであり、実際に効果があるとおもいます。

また、下の記事はこれが問題で対局が中断したという話です。注目すべきは、対戦相手が掛け合ってはじめて、立会人が協議したというところ。つまり、自分が上で言ったような、プレイヤーがジャッジに報告して初めて、というシステムが、ちゃんと根付いているということです。


さらに、拾いやハンド上限超過などのイカサマは、ハンドシャッフルによって抑止できるんですよね。
まず、拾いをやるにはどちらかの手を自由にしなければいけません。ハンドシャッフルは常に両手を使うため、拾いが非常に困難になります。実際、拾いをやるプレイヤーはハンドシャッフルを行わない場合が多いです。
また、ハンドシャッフルは、必ず手札枚数分の音を発生させます。これは、手札枚数が何枚程度かを
、暗に伝える意味もあります。手札上限の超過も、音で共有することにより、互いに気が付きやすくなります。枚数をごまかすプレイヤーはハンドシャッフルを行わないプレイヤーが多いです。まあ、ばれやすくなりますからね。


ハンドシャッフルという行為は、マジシャンが多数のカードシャッフル方法を会得している意義にもつながります。要は、カードに触るんだから、カードの手さばきを覚えろってことですね。カードを手足にしろということです。
野球選手が意味も無くキャッチボールをしたり、バレーボール選手が意味も無くサーブの前にボールを2、3回地面に突くのも同じです。プレイヤーごとに自分のベストコンディションがあるってことです。それを妨げるような馬鹿なルールは、ブシくらいしか定めていません。


少なくとも、自分は以上のような理由で、ハンドシャッフルをやってます。イカサマ関連を重視するなら、むしろ相手にもやって欲しいくらいです。


無論これらがハンドシャッフルを正当化するとは思っていません。肯定派がいるように、怖い、雑音、思考妨害だという否定派もいると思います。
そこで大切なのは、TCGという性質上、対戦相手のいるゲームなのですから、対戦相手との意思疎通が一番だと思います。
対戦相手が「ハンドシャッフルやめてください」と言ったときに、どちらが折れるべきか。やっぱりそれは自分が(ハンドシャッフルしたい側が)折れるべきだと思います。いくら理由があっても、対戦に絶対に必要なことではないのですし、何より相手がいて、初めてゲームできるのですから。どちらかが不快に感じるならば、好ましいとはいえませんね。

ただし、その分相手の両手に注目する必要が出てきますが。

皆さんはどう思いますか?






③現状、トーナメントプレイヤーとして採るべき行動

これだけ議論しても、ブシは対応しないと思うので、とりあえず今期、この課題にトーナメントプレイヤーがどう向き合うべきかを論じて、終わりにしたいと思います。

まずはこの制度の怖さについて。

このハンドシャッフル規制によって何が一番怖いか。それは、その判断基準が
「あくまでジャッジ1人1人の判断。対戦相手は関係ない」
であることです。

これがどれくらい怖いのか。たとえば今回自分が上告せず、警告をもらったまま、3回戦目以降を行ったら。
その場合、ハンドシャッフル警告を一回もらった状態になります。


これはどういう状態か。



これは、もう一度ハンドシャッフル警告をもらうと、【「マッチの敗北」または「失格処分」の罰則が与えられ】る状態。なかなか危険な状態です。
もう一度もらわなければいいじゃないかと思うかも知れませんが、大きな落とし穴があります。それは、その警告の適用条件が依然、「あくまでジャッジ1人1人の判断。対戦相手は関係ない」であること。つまり、ある一人のジャッジが判断した時点で、【「マッチの敗北」または「失格処分」】となってしまいます。
ではあるジャッジが判断と言うのはどういうことでしょうか?ちなみにハンドシャッフルは実証が非常に困難なので、言われた後に覆すのは非常に困難です。つまり、早い話が「治安維持法」と同じです。事実は関係なく、「自分が判断しました!」と言われれば、【「マッチの敗北」または「失格処分」が待ってます。不可避ですね。
悪意あるジャッジがいると、もはや自分の地区抜けは望めない状態です。「やつを負けさせたい」と、思えば、何でもできますからね。


とにかく、”ハンドシャッフルという” 警告を一度もらった状態が、どれだけ危険かお分かりいただけたでしょうか?こんなデリケートなことで、いつでも【「マッチの敗北」または「失格処分」】を宣告されかねないと言うのは、心地よいはいえません。






では、どうするべきか。まず、ハンドシャッフルをしないこと。自分ほどハンドシャッフルにこだわらないのであれば、こんな問題にはかかわらないのが一番です。おそらく一生縁がないまま、ブシロードが潰れるでしょう。

では、警告を言い渡されたらどうするべきか。
まず最初に上告しましょう。1にも2にも、まず上告、ヘッドと話しましょう。なぜなら、そのジャッジといくら話して、いくら弁解してもすでに手遅れな状態なのですから。すでにそのジャッジが「過度なハンドシャッフル」と判断している以上、その相手を変えるのが最善と言えるでしょう。

そして、上告したら、対戦相手の助けも借りて、
「ゲームの進行が妨げられたり、大会運営に支障をきたす等、中度の違反」
でなかったことを主張しましょう。対戦相手に嫌われていない限り、これで警告は免れられるはずです。そもそもヘッドは警告という判断を下せないはずです。なにしろ、その現場を見ていないのですから。「過度なハンドシャッフル」という判断を下すのはできないはずです。そういう制度ですから。

これで注意まで引き下げることができます。

では、注意をもらった後、再度ジャッジに警告をもらったら。これは素直に従いましょう。というより、ヘッドを呼んでも解決しません。しかたなく警告をもらいましょう。


ここまで来てしまったら、次に目指すのは一刻も早く、隔離卓に行くこと。それまでは、少なくともジャッジの前では複数枚の手札に同時に触らないのが賢明でしょう。これでも警告とられたら、まあ、運が無かったと言うことであきらめざるを得ないですが。

隔離卓に行くと、ちゃんとヘッドまたはそれに準じるような、幾分マシなジャッジがついてくれるはずです。つまり、全部見ていてくれます。

もし、隔離卓のジャッジに警告と言われたら、その大会はあきらめましょう。というより、今期の地区決勝は諦めましょう。いまのところなすすべ無しですね。








今回の考察は以上になります。そもそもこんなことよりもさきにやるべき課題が山ほどある、現在のブシロードのジャッジですが、この話題にフォーカスするとこんな感じですかね。

少なくとも、今期のハンドシャッフルに対する罰則システムは、ジャッジ個人が判断する、個人差が出ても仕方ない、という考えの下に実行されているので、穴だらけだと理解することが大切です。

ご意見、ご感想、お待ちしてます。

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テーマ:日記投稿日時:2013/07/02 21:02
TCGカテゴリ: ChaosTCG  
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置き手紙 るう さん [2013/07/02 23:23]
コメント失礼します。

ハンドシャッフルはしない方ですが、東京大会の記事をみる限り、人事には感じないですね。

一応訂正させてもらうと、相手への威圧行為になりそうな雑音を立てると罰則される可能性は他のゲームでもあります。自分はブシ以外だと遊戯王しかやってないですが。(あのゲームだと、ハンドシャッフルが日常になってますがw)

普通ならば確かに当人問題なので、やられた側がジャッジを呼ぶ必要がありますが、例えば気が弱くハンドシャッフルが怖いがジャッジを呼べない人を守るためにジャッジ入できるためのルールと思います。このフロアルールはVGのような低年齢がするゲームでも適応されますから。

とはいえ、カオスのように、ハイエイジ向けゲームの場合、やはりジャッジ介入はあまりやらないほうがいいと思います。場が白けることもありますし。

ハンドシャッフルはしても、自分のターンだけならば警告は普通取らないと思います。自分のターンなら思考していると端から見ても分かりますし。
名人戦での事例でもそれが発端ですから。

そうなるとイカサマ問題がありますが、こればっかりはお互い確認しあうのが大事になりますね。カオスプレイヤーがやっているのが残念です。

木山春生 K さん [2013/07/02 23:44]
るう さん

コメントありがとうございます。

遊戯は遊戯で、また別の問題が山積みですからねw

「例えば気が弱くハンドシャッフルが怖いがジャッジを呼べない人を守るためにジャッジ入できるためのルールと思います。」

これについてなんですが、ことTCG界においては、これが必ずしも正しいとは考えていません。(個人的な考えですw)

というのも、基本的には対戦相手との二人だけのゲームだからですね。こういうことまで含めてのゲームだと思うんですよね。こうすると、気が弱いってのは弱点担ってしまいますが、ヘッドに上告するかどうかも、ある意味そのプレイヤーの気の強さの問題もありますし。

やはり運営と言うのは、二人だけでは解決出来ないところを、助ける役目を担うべきだと思います。


あくまで基本的には2人のみ。



ばれなければイカサマではない、というのも、ある意味そういう観点から言われてた言葉ですし、将棋においても二歩や待ったなどの反則は、指摘されて初めて効力を発揮するわけですし。
置き手紙 るう さん [2013/07/03 00:21]
先ほども書いた通り、あくまで小学生以下がやるカードだと、ハンドシャッフルについてはうるさくなるのは仕方ないんじゃないかな~という意見です。

大規模な大会になると知らない人とか年上とかと対戦になるのは当たり前ですが、もし年上の方がハンドシャッフルすることでジュニアプレイヤーが本調子にならなくなると、そこでの思い出は嫌なことになると思います。

そこで介入できる大人ってジャッジくらいだと思うんです。ジュニアの雰囲気とオープンでの雰囲気を壊さないこともジャッジの努めだと思います。

いや、確かにジャッジだけの問題ではないんですが。雰囲気を壊さないことはプレイヤー全てに課せられていると思いますが、ジャッジは殊更という意味です。

木山春生 K さん [2013/07/03 00:29]
るう さん

なるほど。少し想像してたのと違いました。確かに、低年齢層だと、そうかもしれませんね。

「ジュニアの雰囲気とオープンでの雰囲気を壊さないこともジャッジの努めだと思います」

これは、すごく共感できます。
無題 こだま さん [2013/07/03 02:44]
コメント失礼致します。

まず、私がハンドシャッフル反対派で、ハンドシャッフルのことを
「やっている人の多寡に寄らず、少なくともあまり良い事ではないこと」
と考えていることを前提として。

私は、ハンドシャッフルは煙草のようなものだと考えています。
煙草が嫌いな人も多くいますが、煙草を吸う人も大勢おり、また、煙草を吸っている人は周りにいる人の中に苦手な人がいたとしてもなかなか気付き辛い。
そして、煙草を吸っている人は、煙草が苦手な人が存在すると言うことはわかっているが、自身が煙草に対して抵抗が少ないため、煙草が苦手だと言う人の心理の理解が難しい。
(喫煙者の方、もし気分を害されたなら申し訳ないです・・・。)
非喫煙者としては、喫煙をやめて欲しくはあるけれど、世間的にも喫煙者の数は多いですし、法やルール的な拘束がなければ非喫煙者が喫煙者に対して喫煙を止めるように言うことは難しいと思います。
少なくとも私は、
「ここは禁煙だからやめろ」
と注意はできても
「自分が煙草を苦手だから喫煙をやめてほしい」
とは、気の知れた友人ならともかく、面識のない方に対してはなかなか言うことができません。

煙草の話が長くなってしまいました・・・。
これは、ハンドシャッフルにも言えると思います。

ハンドシャッフルも、行う人が多数おり、それを嫌う人も相当数います。
そして、おそらくハンドシャッフルを行っている方は、ハンドシャッフルを嫌う人たちがハンドシャッフルを嫌う理由を、字面としては知っていても、なかなか実感はされていないのではないかと思います。
そして、一応Chaosでは、ハンドシャッフルをしているプレイヤーに対してハンドシャッフルをやめるように言う権利がありますが、ハンドシャッフルの注意は場が白けます。
ハンドシャッフルを嫌う人達は、上記に雰囲気を崩さないようにしようと言う心理を加えた集団同調性バイアスによって、相手になかなかやめるように言うことができません。
そこで、武士はジャッジに対して、プレイヤー間に介入できる強い権利を与えたのではないかと思います。

また、バレーボール選手が意味もなくサーブの前にボールを2、3回地面に突くというのは、確かにプレイヤーが集中するための合図のような働きもありますし、これからゲームを始めると言うサインにもなります。
これはバレーボールに限らず、テニスや卓球でもみられ、咎められることもありません。

しかし、これらを行うのはサーブを行う選手、つまり、優先権を持ったターンプレイヤーのみです。
自分が優先権を持ってターンの進行を行うのであれば、この集中の合図を用いることに対して抵抗はありませんが、
非ターンプレイヤーがこれを行うことはまた別の意味を持ちます。
少なくとも、ハンドシャッフルを肯定するのにこれを持ち出すとしたら、お門違いではないでしょうか。

ここまでが、ほとんど私の個人的な感情のみの意見です。
書いていて、自身がどれだけハンドシャッフル嫌いなのかというくらい、ところどころイラッとするような事を書いてしまっているような気がしますが、申し訳ないです・・・。


以下に、武士のスタンスを少し考えた意見を書きます。

まず、武士の社長の、ブロッコリー社長時代の失敗経験によるものなのでしょうが、
武士はカジュアルプレイヤーを特に大切にしています。

カードゲーム市場と言うのは、少数のガチプレイヤー、競技思考プレイヤーだけで支えることは難しく、カードゲームを存続させるためには、多くのカジュアルプレイヤーによって支えていかなければなりません。
カジュアルプレイヤーがいなくなってしまったカードゲームは、ただ衰退していくのみです。

そのため、武士のカードゲームでは、多くの人が気軽にカードゲームを楽しめるように環境が整えられています。
その環境整備の中には、大会の雰囲気作りなども含まれます。

せっかくカードに興味を持ってくれたプレイヤーも、もしも自分の好きなアニメがカードになってる。程度の興味であれば、大会の雰囲気が悪かった場合すぐに離れていってしまいます。
雰囲気は簡単に変わるため、雰囲気を悪くする要因は、できるだけ置いておきたくない。
そこで、武士としてはは嫌いな人の多いハンドシャッフルはとりあえずできるだけ止めさせたい。
と考えているのではないかと思います。
そこで、ジャッジ個人の裁定で警告が出せると言う権限。
しかし、ハンドシャッフル使いが離れていくのも避けたい。
そこで、「ジャッジ個人の裁定」で警告が出せる権限。
なのかと。。

・・・すいません、眠気に任せて書かせていただいたのですが、文章が意外に長くなってしまったのと、眠すぎるのが原因で当初の伝えたかったことが伝えられる文章か自分でわからないですorz

とりあえず、超長文失礼しました。。。
木山春生 K さん [2013/07/03 03:04]
こだま さん

コメントありがとうございます。

いろいろな話題があり、どれも読ませていただきました。

ここでは3点、挙げさせていただきます
ひとつはこの部分です。

「プレイヤー間に介入できる強い権利を与えたのではないかと思います。」

理由はわかります。
しかし自分は、2人でゲームを構成していくのが、カードゲームだと考えます。発動宣言や相手に対する「手札何枚ですか?」というような確認とともに、「ハンドシャッフルは不快なので控えていただけますか?」というのも、プレイヤーの義務であると思います。
ここら辺は考え方の違いですね。反論はたくさん出てきそうですがw



「少なくとも、ハンドシャッフルを肯定するのにこれを持ち出すとしたら、お門違いではないでしょうか。」

この文脈だと、ターンプレイヤーがする分には、いいのではないでしょうか?お門違い、と言う言葉が少し引っかかりました。


「カジュアルプレイヤーがいなくなってしまったカードゲームは、ただ衰退していくのみです。」


これは紛れも無い事実ですね。
自分は、そのための複数の大会用意だったのかなあ、と認識してます。トーナメント(ガチ)プレイヤーは日本選手権に、カジュアルプレイヤーは俺嫁やタイトルに、と。

上で話したことと被りますが、トーナメントプレイヤーを目指すならば、やはり対戦相手に自分の気持ちをきちんと伝える、と言うことはちゃんと出来て欲しいなあ、と思います。





ちゃんとした答えになったでしょうか?ちょっと不安ですw

大変参考になりました。ありがとうございます。
無題 gao0117 さん [2013/07/03 07:24]
コメント失礼します。
ちなみに僕はハンドシャッフルしないというかできないです…

僕はハンドシャッフルをすることに関しては特に問題を感じていないです。
一種の癖みたいなものと考えています。
ただ、相手ターン中もずっとやるのは控えてほしいという思いもあります。

相手のメインフェイズ中、相手プレイヤーは自分の盤面について考えるのに必死だと思います。
そこで過度なハンドシャッフルをされると集中できず、プレイミスをしてしまうという事態へ繋がったりします。

僕は今でこそ気にならなくなりましたが、始めた当初はハンドシャッフルをされて集中できなかったり、急かされてると思った事が何度もありました。
バトルはフェイズに入ればやる分に関しては問題ないと思います。
Kさんのおっしゃるように集中できるというのは確かにあると思いますから。
ハンドシャッフルなしでは集中できないという事はないと思いますのでw

あと、イカサマに関してなんとも言えないですね。自分から枚数を聞くくらいしかないと思います。

木山春生 K さん [2013/07/03 07:34]
gao0117 さん

コメントありがとうございます

今回の記事は、あくまでハンドシャッフルという文化についての考察であり、善悪を判断するものではないので、とりあえずいろいろな考える素材を挙げてみました。

ですから、そのようなコメントがもらえるのは、すごく好ましいことです。
ありがとうございました。
無題 コネット さん [2013/07/04 01:21]
ハンドシャッフルは相手に手札の内容を特定させないテクニックとして認知していますが(遊戯王の海馬でも使っていたので)、どちらかというと私はハンドシャッフルは好きな方ではありません(手札の内容を特定されたくない目的を越えてシャッフルする人が多いので)。

ハンドシャッフル云々もありますが、それ以上に、第3者の観点で「申し訳ありませんが、あなたのハンドシャッフルは過度であると判断致しました。対戦相手は何ともないように思われますが他のプレイヤーから見て、威圧行為と思われる恐れがある点から、注意と致します」というならわかりますが「俺がそう判断したから、警告しました」というニュアンスが払拭仕切れない点から、今件に関してはハンドシャッフルが嫌いな私でも不快感を感じました。

去年の秋ぐらいから、ハンドシャッフルに対するイメージの悪さ(落ち着きがない・威圧行為)から、ハンドシャッフルに関しては注意・警告するように行う風潮がありましたし、ハンドシャッフルに対して注意・警告をしていった点は評価しますが、今回は説明不足とやり方が乱暴過ぎると思いますね。
木山春生 K さん [2013/07/04 01:34]
コネット さん

コメントありがとうございます。

非常にわかりやすい簡潔な意見で、参考になりました。

ジャッジ個人の判断で「警告」というのは、やりすぎな部分がありますね。確かに「注意」が適当だと思います。

自分は「風潮があった」という部分が、少し疑問ですね。去年の8月にブシロードが勝手に決めた、という印象があり、「風潮があった」という印象とはすこし違います。

実際に、それでジャッジ沙汰になったという報告も聞いたことありませんし。

ハンドシャッフル規制をするにしても、
「今回は説明不足とやり方が乱暴過ぎる」というのが、今回の問題点のひとつだと、自分も思います。

ありがとうございました。
冷こー Munsell さん [2013/07/04 06:55]
別な記事から飛んできました~
MTGだと相手がハンドシャッフルで音を出すと自分にメリットがある
と言うカードがあります
要はハンドシャッフルで音を出すのは良くない行為だと言う事ですね
音でリズムや思考を活性化~と言う人は居ると思います
自分もそう言う所はあるので脈で対処してますね
脈拍なんか相手には聞こえませんし自分が慌ててるとか
落ち着けてないとか判断する材料になりますし
ハンドシャッフルに関してはそんな感じです

ジャッジに関しては一度視点を変えて観た方が世界が広がると思い
ます
無題 キムギョク さん [2013/07/04 14:52]
ンドシャッフルについて自分なりに本気で考えて書いたので、できれば感想が欲しいと思います。垢持って居ない方は、twitterでも歓迎します。までみました。
長くて読む気になりません。
つまりは何が言いたいんですか。
もっと簡潔にまとめてください。読む人のことも考えてください(怒
コメント欄も!
アイコン1 ゆいのひろ さん [2013/07/04 23:31]
記事を読ませていただきました。
いくつか気になることがありますがまず一番に、

1にも2にも、まず上告、ヘッドと話しましょう。なぜなら、そのジャッジといくら話して、いくら弁解してもすでに手遅れな状態なのですから。すでにそのジャッジが「過度なハンドシャッフル」と判断している以上、その相手を変えるのが最善と言えるでしょう。

そして、上告したら、対戦相手の助けも借りて、
「ゲームの進行が妨げられたり、大会運営に支障をきたす等、中度の違反」
でなかったことを主張しましょう。

という部分です。
ヘッドジャッジへの上告はユーザーに与えられた権利であり、これを行使することに関しては何の問題もありません。
ただし、ヘッドジャッジへの上告はあくまでヘッドジャッジに判断を仰ぐものです。
ヘッドジャッジに言い訳をするためのものではありません。
またヘッドジャッジの判断はどのようなものでもその大会中は絶対のものです。
ヘッドジャッジの判断に不満がある場合は後日ユーザーサポート等に報告するくらいしか方法はありません。
まぁ、対応してくれるとは思いませんが、ブシロードに対応する義務もありませんし。
理不尽なようですが、総合ルール・フロアルールに記載されている以上、ハンドシャッフルの件を含めこれがブシロードの公式大会に参加する上での絶対のものです。

納得できないようであれば、ブシロードの公式大会には参加されないようにすることをおすすめします。

また、別記事でブシロードの対応についても書いていらっしゃるようですが、上記コメント中に書いたように、別にブシロードには改善する義務もユーザーのいうとおりにする義務もありませんのでブシロードのやり方が気に入らない・納得できないのであれば、ブシロードのカードゲームをやらない・ブシロードの行う大会には参加しないといったことをおすすめします。

自分が楽しく参加させていただいた大会に関するグチをだらだらと書いてあるものがやたらと目に付き、不快に感じましたのでコメントさせていただきました。
木山春生 K さん [2013/07/05 00:07]
Munsell さん

コメントありがとうございます。

脈の話はそういう方法がある事は知りませんでした。
確かに科学的でよい方法だと思います。参考になりました。

ジャッジに関しては一度視点を変えて観た方が世界が広がると思います

の所が気になります。差し支えなければ、ヒントをいただければと思います。
木山春生 K さん [2013/07/05 00:32]
ゆいのひろ さん

コメントありがとうございます。

まず、自分の立場ですが、あくまで公式大会の参加者ですから、ゆいのひろさんがおっしゃるように、フロアルールに従う必要がありますし、それを変えて欲しいからと言ってブシロードに変えさせる気もさらさらありません。


コメントにあった、ヘッドジャッジの話ですが、正直見当違いな意見に感じました。
言い訳をしろという促しではありませんし、ヘッドのジャッジングに不満があったら従うな、とも言っていないはずです。ましてやユーザーサポートなど、話題に出してすらいません。
この部分については、要領を得られなかったので、もしも議論してその価値があると判断できる内容ならば、詳しく説明して欲しいと思います。

納得できないならば、ブシロードの公式大会に参加するなというのは最もな意見だと思います。たしかにそれでもいいのですが、それでは問題の根本的な解決にはなりません。その場しのぎでいいと思っているのが今のブシロードですから、これについては自分がこのコミュニティから消えれば解決するのかもしれませんね。



ではなぜこんな記事を書いているのか。僕個人は、ブシロードという企業を応援したいし、尊敬できる部分も多々あると思ってます。一度書いたことがあるのですが、ブシロードの「世界一のTCGカンパニーになる」を初め、その大胆な戦略と考えられたTCGシステム、総合ルールといった明文化されたルール体制など、他社と比べても秀でている部分が多く、これからも成長して行って欲しいと思ってます。

だからこそ、この部分を改善すれば、もっと良くなるよ、という意味で書いてます。
そもそも、ブシロードが心底嫌いなプレイヤーはこんな記事書きませんからね。周りにもうブシロードという会社を諦めている人が多く、記事を書いている時間がもったいないといつも言われます。



最後に楽しく参加した大会〜の部分ですが、それは良かったことじゃないですか?こんな事が裏にあったのに知らずに全てを終われた。その思い出のままとっておくのがお勧めです。

ゆいのひろさんが自分に公式大会に参加しない事をお勧めしてくれたのと同じです。今のブシロードの大会運営に満足しているのなら、この話題には関わらないことをお勧めします。