主にファンタのブログ

大阪公式近いし考察でもしようかなって。というか最近デッキ調整する時間が全然取れない。やばい。

防御イベントの基本
ファンタズマゴリアでは、1コスト＝100点を基準に調整されています。つまり、
（使用するイベント自身＋要求するコストの数）×100
を超える能力を持つイベントが、強力なイベントということになります。

○お見舞い、修行、討伐令
１弾で登場した能力上昇イベント。攻撃にも防御にも使える汎用性がウリ。
防御一点突破デッキ相手だったり、同じバトルを使用してくる相手には、手札1枚につき100点を超える効率の防御イベントになります。
また、攻撃面では、能力を上昇させたキャラを指圧、おしおきタイムで起こすことで非常に効率のいいイベントになります。
基本的に攻撃に使用し、緊急時には防御として使用することになるでしょう。

○無防備、セクハラ、暴力
１弾で登場した能力下降イベント。攻撃にも防御にも使える汎用性がウリ。
こちらは能力上昇イベントより玄人向けのイベントで、１キャラのステータスを上昇させ、指圧で起こして連続攻撃してくるデッキ（１トップ型デッキ）相手には効率のいい防御イベントになります。
攻撃面では、防御属性を統一したり、同じバトルを２枚以上使用することで、効率のいいイベントになります。一点突破デッキにおいては、セクハラ１枚でリシアの王家の戦い並の効果になります。
能力上昇イベントより攻撃に傾倒したイベントと言えるでしょう。

○救出
１弾で登場した０コスト防御イベント。次に受けるダメージを別の対象に移し変える効果を持つ。
１弾発売当初から３弾登場まで、使用者が非常に多い防御イベント。特徴はなんといっても０コストで打てること。赤コストで特殊能力を使用するキャラなど、ダメージを受ける機会のないキャラにダメージを移し変えることにより、手札１枚で～400程度のダメージを受け流せると、非常に効率のいいイベント。
目の保養の存在により、ダメージを分散させることがメリットになる。
目立つ弱点は、効果ダメージにも対応していることを逆手に取って、救出解決後に焦げ卵を打たれるとそちらを救出してしまう所。
また、ダウンしない量のダメージを救出しようとした後に能力上昇・下降イベントを使用されると、ダメージを受け流した先がダウンしてしまうこと。
攻撃力600程度で2～3回攻撃してくる相手には発動タイミングが多いが、攻撃力800～で攻撃してくる相手だと発動タイミングが少なくなりがち。
うまく使えた時のリターンが非常に大きく、そのパワーは値段が物語っている。

○添い寝
１弾で登場した０コスト防御イベント。効果が限定された朝の告白とも言える。
０コストで使えるのがメリットであるが、同じ弾に救出・朝の告白が存在するのが評価されない原因だろうか。
効果自体は強力で、前衛で攻撃しないデッキは僅かなので、発動タイミング自体は多いだろう。効果が通れば手札１枚で300程度のダメージを軽減しているとも言える。アイテムを装備している希美香に使えばもっと効果が高いだろう。
さらに、アタッカーが残り１体の時に発動すれば、相手はサポートキャラで攻撃せざるをえなくなる。
だが、問題は複数キャラで波状攻撃してくるデッキに弱いこと。前衛１体を止めたところで、他のキャラで攻撃してくるので、最大の効果を期待するためにはアタッカーが残り１体になった所で発動しなければならない。
実際弱いことは書いてないので、コストが辛いデッキには入るかもしれない。
恋騎士相手にすると結構強そうに見える。

○朝の告白
１弾で登場したタップイベント。ファンタズマゴリアのコストの支払いは即時なので、対象をコストに何かを発動することで回避される。
だが、タップするという目的自体は達成しているので、相手にコストとして使うことを強いるカードとも言える。
特にエース１トップデッキ相手に強く、そのターンの攻撃をほぼシャットアウトすることができる。攻撃宣言に対応してアタッカーを全てタップすればサポートキャラに攻撃させられるのは添い寝と同じ。
また、セクハラや勇気に対応すると妨害することができる。「未行動状態の味方キャラ１体」という対象が正常に取れなくなるためである。
最近は武速攻や恋騎士、王家など連パンデッキが流行しているため、採用率が低下してきている。

○秤
１弾で登場したバトルをタップするイベント。
特殊な効果なイベントであり、相手の場に未使用状態のバトルが１枚しかなければ、ハプニングと同様の効果を発揮する。
バトルが複数枚ある状態でも、苦手バトルを使用済み状態にできるため、使える場面は多い。QQQの採用率が低いため、反論以外では止められにくいのもメリット。
その能力の関係上、序盤から中盤にかけてのカウンターに利用される。二人きりの勉強と相性がよく、効率よくバックダメージを返していける。
このカードを採用するかどうかはデッキ構築による部分が非常に多いため、採用率は高くないが、決まった時のリターンは大きい。

○拘束
１弾で登場したバウンスイベント。相手のテンポを大きく崩すことができる他、戻すキャラのコストによってはアドバンテージを得ることもできる。
攻撃宣言に対応して使える点など、朝の告白の上位版と言えるかもしれない。
防御中に相手が能力上昇・下降を使用してきた後にバウンスしてバトル中断することで、僅かながらにアドバンテージを得ることができる。
キャラが○体以上登場しているとき系の効果を妨害することができ、アイテムを剥がせるため、特定のデッキに対しては非常に有効なイベント。
その性質上、ファッティには有効だが、ウィニータイプの速攻デッキには使いづらい。書いてることは強力だが、現環境では使いづらそうに見える。

○願い星
１弾で登場したバトルダメージ無効イベント。効果ダメージには対応していないため、焦げ卵で剥がれることはない。通ってしまえば、EX浄化を超えるハイスペックなイベント。
基本的には相手のぶっぱを見てから使うことになる。500を超えるダメージを無効化されるのはたまったものではない。だが、コストが重いため、反論された時の損失も大きい。
現在はウィニー速攻環境であるが、このイベントの存在のせいで１トップが難しいという点も大きい。
一時期地元で１トップが流行していたが、朝の告白と願い星の採用率が非常に高かった。
高火力に対しては願い星が、低火力に対しては救出と、救出と対を成すイベント。この防御イベントを掻い潜るため、低火力で攻めつつ、救出を使われたらパンプイベントで救出先をダウンさせるというタイプが多い。
コストさえ支払えるのなら、最優秀の防御イベントと言っても過言ではない。１枚だけ刺す、という人も多い印象を受ける。

○手当て
１弾で登場した、基本回復イベント。素で１コスト100点の法則を超えている。
コストの面でも非常に使いやすいイベントで、その使いやすさ故に必須イベント扱いされることも。とりあえず考えなしに4枚投入しても働く強さであり、使うタイミングを選ばない点が強さの秘訣。
反論の他にのろけでもカウンターされ、コタローなどを相手にすると通らないことが多々ある。
相手のエンドフェイズ時に余っているコストを使うのによく利用され、遊戯王のエンドサイクに似ているため、エンド手当てと呼ぶ人もいる。


とりあえず１弾のイベントの紹介。今更感が強いけども。
デッキ構築をする際、イベント枠20枚とすると、最近では
幽閉　２～４
反論　４
手当て　３～４
パンプイベント　４～８
その他　０～７
とすることが多いかな。昔は幽閉４、反論０とかにしてたんですが、討伐令や勇気などをカウンターしないとどうしても辛いので４投入にしています。昔は討伐令に対して願い星でカウンターとかしてたので・・・。詰めるタイミングで救出や願い星を止めれるのも強み。
見えてる特殊能力はプレイングである程度なんとかなるんですが、見えない所から飛んでくるイベントが本当にどうしようもないんですよね。前衛で受けて勇気で落とされるのがその典型。まあ言ってしまえばそれもプレイングの一種なんでしょうけども。

例として今使っているスピカデッキのイベントは、
幽閉　３
反論　４
手当て　３
修行　４
セクハラ　３
指圧　３
となってます。イベントの種類はデッキタイプにもよるんですが、これは中速のぶっぱ指圧型なのでこのような構築に。セクハラを討伐令にしてもいいんですが、高いのでセクハラに。指圧型なので勇気は不採用に。盤面で高火力を出せるなら200パンプ多めでも大丈夫だと思います。素で600、パンプイベント込み900程度出れば大丈夫なのかな。MHP500、防400のキャラでもマルギッテ勇気で確１に。

話がだいぶ飛んでるんですが、アタッカーを並べて波状攻撃する速攻デッキは何故強いのか？という話。
・コンセプトからして朝の告白、願い星に耐性がある
・前衛受け、エース受け救出には大量に搭載されたパンプイベント・焦げ卵で対策できる
・パンプイベントを大量に握っている場合、前衛で受けられたら適当なバトルを使用して１：１でタップしつつ、エースで受けた時に投げつけられる
・バトル多めの構築になるので、バトル事故しにくい
・MHP高い前衛が多いので、救出が活きる
などでしょうか。何が強いって、アタッカー大量＋バトル大量＋パンプイベント大量の組み合わせが強いんですよね。コンボデッキと違い、事故率も低いので、勝ち残ってくるのも頷けます。

で、この前の大会で何故風花が優勝できたのか。もちろん引きがよかった、バトルの相性がよかった、などいろいろな要素があるんでしょう。
あんまり言わないほうがいい気もするんですが、やっぱり人が強いんでしょうね。プレイング、デッキ構築、環境読み。正直ファンタはプレイング難しいゲームだと思うので、うまい人は尊敬します。
特に今回は、朝の告白が環境にないのをうまく見ていたと思います。告白・願い星が流行していたのなら、また違った結果になったでしょう。