現環境を俺なりに考察してみる。
今現在トップを走っているのがTG代行。これは大会結果を見るに明らか。
次点でカラクリ、TG代償ガジェ、甲虫装機が続いていると思われる。
・TG代行
このデッキの強いところは勝ちパターンがシンプルで非常に容易にライフを削りきれるところにある。ヴィーナス1枚でとりあえず動くことができ、墓地も干渉しないため防ぎにくく、打点もそこそこあるためヴェーラー等で止められてもある程度戦える。しかもこのメインアタッカーを直接サーチできるチューナーモンスターまでいる。
そして大嵐が制限になったことで、従来の代行天使の朱光やクリスティアなどが抜け、TGがメインに入ることが多くなった。ヴィーナスにストライカーやワーウルフを絡めることで、簡単に1KILLを達成できるのである。
さらに、こんなに優秀な下級モンスターが揃っているも関わらず、高打点除去持ちの専用上級アタッカーまで持っている。それにTGが入ることで、闇モンスターも落ちるので開闢も入るという恐ろしいデッキ。トップになるのも頷ける超性能デッキである。
・カラクリ
大嵐が制限になったことで台頭してきたデッキ。
展開力は代行をも凌ぐレベルで、小町の召喚を通してしまうと、レベル7~8のシンクロモンスターが3体軽く並んでしまうほど非常に爆発力がある。そしてカラクリのシンクロモンスターの効果でドローもできるので一度並べてしまうとアドが取り放題である。そしてこのデッキも墓地をほとんど干渉しないので防ぎづらい。そのうえヴェーラー1枚では止まらないこともある。
ただし下級打点がそれほどなく、開闢のような高打点除去持ち上級モンスターもいないので展開できないと貧弱であることは間違いない。
・TG代償ガジェ
こちらは今年の日本の選考会で結果を残したデッキ。伏せ環境が終わっても健在の強さである。
このデッキの持ち味は、優秀なメタビートであるガジェットにTGと代償が合わさることで1KILLも容易にこなしてしまうところである。エクシーズモンスターの登場で血の代償による1KILLが可能になり、さらにTGストライカーを絡めることによってパルキオンで罠を封じて安全に1KILL出来るのである。それにガジェットであることには変わりがないので、仮に代償が割られても豊富な罠カードで妨害しながら、ちまちまアドをとる従来の動きもできるので非常に安定性が高い。
ただし一度劣勢になると返しづらいのが欠点。ただ、TGのおかげでシンクロもできるので以前よりは多少改善されたと言える。
・甲虫装機
新パック【オーダーオブカオス】から登場した昆虫族テーマ。確実に現環境に影響を及ぼしたデッキ。
このデッキの長所は、たった1枚のモンスターで4枚のアドを得ることにある。このデッキの勝負はそのモンスター、甲虫装機ダンセルの召喚を通すことである。このモンスターを通すと相手のカードを2枚破壊し、次のダンセルをサーチできる。つまり一度通してしまうと毎ターンダンセルがやってくるのである。
そしてダンセルの他に1枚上級甲虫装機が手札にあるともれなく1KILL出来てしまうのである。
このテーマの登場で、召喚反応罠の需要がさらに高まり、メインヴェーラーの採用が増加した。このデッキに対しての召喚反応、もしくは効果無効以外のフィールド上のカードは「的」でしかないためである。つまり攻撃反応罠はさらに採用が厳しくなったわけである。
しかし弱点はそれなりにあり、一つは通常召喚が通らないと動けないため、毎ターン召喚を止めてビートすると以外にもライフはすぐに無くなる。そして墓地の甲虫装機を使用するため、DDクロウなどにも弱い。ただし墓地の甲虫装機は装備魔法扱いで装備するため、外れても裂け目下では除外されない。しかしマクロコスモスは有効である。
そして安定したサーチ手段がないので安定性はそこまでない。
ざっと環境デッキについて綴ってみた。
そしてここから現環境に必要なカードなどを考察して俺のメインデッキである【ジャンド】について書く…予定だったが予想以上に長くなったので次の記事に書きますw
色々と意見もらえると嬉しいです。
登録タグ: 遊戯王 TG代行 カラクリ TG代償ガジェ 甲虫装機 ジャンド
テーマ:日記 | 投稿日時:2011/12/13 23:49 | |
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