忙しくて初級者講座更新する暇が無いで御座る。
この土日で止まってる分くらいは盛り返したい……。
で、本題。
なんだかあまり話題になってない気がする(※)ので、ブランニュー、ブロック環境に与える暴風雨の影響を考えてみる。
※昔からのプレイヤーは地平線が前から存在してたから改めて語る必要を感じてないだけ?
まずは暴風雨の効果をおさらい。
◇[自軍ターン]強制配置:地形
〈発揮:地形配置宣言時/対象:自軍プレイヤー〉
「地形(本陣を除く)」の存在するエリアに、対象はこのカードを配置してもよい。
おさらい終了。
端的に言うと「リミット10 の吹き抜ける風」である。
ただし、吹き抜ける風が持つ「相手が置いた(こちらにとって)嫌な地形を排除する」という役割以上の効果を持つ、攻撃的なカードだったりする。
理由は
防衛側が常に守備地形を暴風雨に置き換えられて攻められるリスクを意識しなければならないから
という点に尽きる。
もう少し詳しく説明すると……。
現状のブランニュー、ブロック対抗で主に使用されている地形のリミットは「8」である。
対して、暴風雨のリミットは「10」である。
つまり、暴風雨に強制的に置き換えられた地形に攻め込まれた場合、防衛側の手札に即時召喚するユニットが居ないと、(当然攻め手側はリミット 10 埋められる状態で攻めるので)リミット差が 2 ついた状態で戦闘をしなければならない。
攻め手側が暴風雨で手札を 1 枚使用しているので、とんとんじゃないか、と思う人も居るかもしれない(更に、攻め手が即時召喚で 1 枚使えば 2 枚差である)。
しかし、ブランニュー及びブロック対抗環境だと、戦闘で手札全てを使い切るのは稀であり、手札 1 毎の差よりもリミット 2 を埋められるかの差の方が戦闘に与える影響が大きい場合が多い。
※マスティマさんとスカディさんが流行ってるので必ずしもそうとは限らないケド
更に、数の面での種族シナジーが強いデックでは、リミット 2 分種族シナジーを強化できると、手札 1~2 枚の差以上の恩恵を得られる事も多い。
数の面での種族シナジーを前面に押し出すデックは、飛行ユニットや即時召喚可能ユニットが多めに搭載されているのが常なので、暴風雨を活かせる状況を作り易いのも大きい。
特にハーピィデックなんかにはとてもとても相性が良いと思う。
勿論、相手デックが小型多めの構成の場合はそこまで効果的に作用しない(所か逆効果の場合もある)し、リミット 8 で戦う方が得意なデックにはそもそも相性は良くない(※)。
※3-5 デックにおいても、攻めに使う場合は 5-5 パーティを組む等して有効に活用できたりはする
ただ、ブランニューにしろ、ブロック対抗にしろ、現状では各種護法陣を積んでいないデックの方が稀だし、適当に配置しておくだけでもリミット 10 の地形は防衛力が高いので、暴風雨自体が腐る可能性は非常に低い。
また、現在流行っている魔女デックや戦天使デックのような 3-5 レベルが主体のデックには 2 レベルユニットがほとんど入っていない構築が一般的である。
この為、暴風雨を積んでいると、構築段階で 3-5 主体のデックや大型主体のデックに有利な要素を一つ持っていると言える。
ネタバレしていると即時召喚ユニットを握られて対応されてしまうが、逆に言うと、防衛側は常に即時召喚ユニットを握っておかなければならない、という事でもある。
つまり、暴風雨の存在そのものがデック構築とプレイングに強い影響を与えていると言える。
* まとめ
- 常に暴風雨を使用される危険性を考慮しておこう
- 暴風雨をちらつかせて、心理的圧力をかけよう
- 暴風雨を入れて、構築的に優位に立とう
- 流行ってないなら全く考慮しなくても OK!
登録タグ: モンスター・コレクションTCG モンコレ ブランニュー ブロック対抗
テーマ:日記 | 投稿日時:2012/02/25 02:02 | |
TCGカテゴリ: | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2012年02月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |