その後も色々とあちらのブログこちらのツイッターとジャッジキル話が続いているようで。問題提起側としては楽しい :)
一応、話の整理のために、ジャッジキルという用語を整理する。自分が見る限りこれは少なくとも3通りの使われ方をされていて、そのために会話が成立していなかったりするので。
1:不正行為に対する失格裁定。ゲーム中に相手がイカサマやそれに類する行為をして、プレイヤーやジャッジがそれを見つけて失格にすること。これははっきり言うがジャッジキルではない。理由? サマをやるやつはプレイヤーじゃないから。というか、これにきちんと対応できないジャッジやイベント主催はいらん。
2:ジャッジのルールの理解不足による誤裁定での敗北。これはジャッジ側の問題。ショップレベルだとどうしても完璧な裁定は出来ないし、総合ルールや整ったテンプレートのないゲームだとなおさら。問題のあるジャッジなら、ショップなりジャッジ統括組織なりゲームの販売元なりに連絡するが吉。勉強する気のないジャッジもいらん。これはジャッジキルというか、言うなれば交通事故。お気の毒とは思うが上への講義しか対抗手段はない。
3:ルールやテンプレートの不備による裁定異状を逆手にとる、または相手の軽微のルール違反を盾にとる等して、ゲーム外での勝利を勝ち得ようとする行為。自分が問題にしているのはこれ。 http://tocage.jp/blog/6081/1330535950.html での「強烈なはたき落とし」なんかは良い例だし、 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_d... なんかはもう典型。ゲームの内容で勝つつもりがない奴は、ゲームやんなくていいんじゃないかな。お前らのやってることは、ゲームの結果で賞品を競い合おうという大会で、賞品かっぱらって逃げるのと変わらないんだよ。やろうとしてることがゲームじゃないんだから。
ToCaGeのブログ一覧を見てたら、こういうのを見つけた。
http://tocage.jp/blog/6252/1330728305.html
なんで擁護派はこういう、ほとんどあり得ないレベルの無茶なシチュエーションを考えるかな :|
自分の結論? 抗議はするけど、その裁定を下したジャッジがそのイベントのヘッドジャッジ相当であれば、受け入れるしかない。受け入れた上で、トーナメントが終わってから当人なりショップなりに理屈を立てて抗議するし、それでも納得が出来ないのであれば上に言うしかない。優勝賞品が自分が欲しい物かどうかは関係が無いが、これがなんらかの上位の大会参加権だとしたら、そもそもショップ大会レベルではないぞ。もっと言うなら「ジャッジの裁定に一言でも不満を漏らしたら非紳士的行為」なんてフロアルールは見たことがない。「決まった裁定に対する執拗な抗議」って条項ならよくあるけどね。
これに似た事態は自分にもあって、あるトーナメントで対戦相手がルールを間違っていて、確認のためにジャッジを呼んだら、その裁定がまた間違っていたことがある。で、そのときの会話。
俺「○○が□□だから、△△になるんじゃないですか?」
ジ「いや、ここは☆☆になります」
俺「今日のヘッドジャッジは誰ですか?」
ジ「自分ですが」
俺「わかりました」
黙ってゲームを続けて、対戦が全部終わってからルールを根拠に解説をして、相手が間違っていることを認めてもらいましたとも。ゲームの結果が変わらないのは当然だけど、誤裁定は勉強してもらわないとジャッジとして困る。
自分は、上記の3の分しか問題にするつもりはないし、そんなんを「文化」とか名乗ってるTCGがあったとしたら、全力で軽蔑する。そんだけ。
登録タグ: ジャッジ
テーマ:日記 | 投稿日時:2012/03/03 18:12 | |
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