更新日 | TCGタイトル | デッキ名 |
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2018/08/22 | Z/X -Zillions of enemy X- | スタートダッシュデッキ「エンジョイ!マーメイド」 |
「エンジョイ・マーメイド」のススメでは軽く切り上げたところを少し掘り下げるよ
まずは何も手を加えていないままのスタートダッシュデッキ
カード名の先頭にある数字はコスト。ゼクス以外のカードにはそれぞれイベント、ウェイカー、ディンギルの頭文字を付け足した
後ろにIGと付いてるのはイグニッションアイコンで、さらにヴォイドブリンガーとライフリカバリーにはそれぞれVBとLRを加えてある
コスト5以上のカードは17枚あるので、デッキ全体で約33%
3枚に1枚は覚醒条件に使えるということになる
またカード名に「フレデリカ」を含むのは24枚で、デッキの約半分がIGOBに利用でき、さらには《中庭の恋歌フレデリカ》を手札からチャージへ置くこともできるため、専用イベントの《ゆたかとフレデリカ 創恋の誓い》さえ用意できればIGOBの条件は揃う
青の覚醒条件や豊富なドローで手札へ引き込むのもそれほど難しいわけではないため、あとは対戦相手が白や赤のチャージ対策を使ってくるかどうか
それではゲームが進むのに合わせてできることを列挙していく
1ターン目、リソース3枚
できるのはコスト3以下のゼクスのプレイと、そのゼクスによる攻撃。一応IGOB専用イベントもプレイはできるけど特に嬉しいことは何も起こらない
登場させるのがいわゆるアッパー(セリーヌ、カレン)ならウェイカーLvが上がり、フレデリカなら手札が増やせたりする。もし先攻で相手のプレイヤースクエアを攻撃する気がないのなら、相手がプレイしてくる効果の範囲外になる可能性があるため中央エリアの左右いずれかへ登場させておくことを推奨する
2ターン目、リソース4枚
できるのはコスト4以下のゼクスのプレイと、そのゼクスによる攻撃。書いてることは大して1ターン目と変わらないようにも見えるけど、パワー6000のゼクスはIGアイコン持ち1枚ではそうそう倒せないため、選択肢の少ない序盤でこの違いは大きい
続けてアッパーを登場させていればLv2のセリーヌは能力が使えるようになり盤面を有利に使うことができるようになる。もし《夢心地の美声フレデリカ》であればコスト4パワー6000のボードアドバンテージを取りつつ能力でアッパーを登場させてLvまで上げられる
3ターン目、リソース5枚
コスト5以下のゼクスを1枚か、あるいはコスト3とコスト2で2枚のゼクスを登場させることもできる。また覚醒条件を満たせればウェイカーをプレイすることもできる
ただしこのデッキにおけるコスト5の3種のうち《中庭の恋歌フレデリカ》は能力でチャージへ置くためのもので《真摯な撃奏レオポルト》は能力でスクエアへ登場させるためのものなので、まともにプレイされるのは《ローレライ・バニー フレデリカ》だけだと考えていい。ほとんどの場合、バニー以外なら覚醒条件にしてウェイカーを登場させた方が有益な結果になる
なお2ターン目に相手がコスト3以下のゼクスしか登場させられていないのなら、プレイヤースクエアをミリィ(コスト2)で攻撃できるかもしれないが、そこまでアグレッシブに攻めなくてもいい気はする。登場させるコスト3がセリーヌなら能力を使用できれば余ったリソースでレオポルトを射出できるかもしれない
4ターン目、リソース6枚
もしイベントがリソースにないのならマーメイド6枚以上の条件が満たされてミリィの能力が有効になる。またコスト6のディンギルも降臨させられるようになるので選択肢が爆発的に広がる。もし後攻なら相手のリソースも直前に6枚となってIGOBの条件が揃い始める時間帯でもある
スタートカードのディランと適当なIGアイコン持ち、あるいは《夢心地の美声フレデリカ》の能力で手札から登場させたのとで《尊き『星海』ニンガル》を降臨させればミリィの能力で何を登場させるか選べるようになる。もちろん《ソプラノ・ソング フレデリカ》で手札から積みこんでもいい
状況によってはメルキオール+レオポルトで5+1をすることもあるかもしれない
5ターン目、リソース7枚
このデッキは青単色なので《XIフラッグス フレデリカ》や《楽器屋ストーンブリッジ》の能力が有効になり、ディンギルの降臨なども含めてすべての効果が解禁されていると考えていい。つまり全力で勝ちに行く時間だ
なるべく少ないコストで高いパワーや攻撃回数をどれだけ用意できるかのパズルを解け
青いデッキは緑に次いで構築段階から3ターン目に安定してコスト5のパワー7500を用意できるよう設計されているため、ゲームの進行を滞らせることがそうそうない
よってプレイヤーは如何にして最速リソース6枚でミリィをプレイできるかと、リソース青7枚まで生き延びるかだけ考えていればよいので、最終的に「ミリィで何を出せば相手が困るか」が命題になる
:採用候補
デュナミスには2枚分の空席があり、コスト4のストーンブリッジはリソースの少ないうちは特に仕事をせず、コスト5以上にも元々の枚数より減らして問題なさそうなカードがあるので、以下は参考に挙げておく
《億劫なる『沈泥』ラハム》
コスト6のディンギルなので使用タイミングはニンガルと同じ。パワーもニンガルと同じ
ラハムの能力は相手に限られていないため、自分のゼクスを手札に戻すこともできる。つまりミリィを戻せば2回目がある
《激流の制神ティアマト》
コスト7のディンギルでありパワー10500を用意できる
こちらもラハムと同様に(デッキトップを経由して)登場させたミリィを手札に回収することができるが、競合相手は《常夏の美声フレデリカ》なので捧げるチャージの枚数やかかる手間などと天秤にかけてほしい
《海庭の管理人リンゴ》
ミリィを手札に戻しやすい。能力の誘発するタイミングが相手ターンのメインフェイズ開始時なので融通が利かない
《星屑の旋律コルト》
ドローもできるので手札が減らず、コルトを脅かすサイズの中型~大型ゼクスに対処できるが、最近はIGOBの絶界なども増えているため活躍の機会は以前より減っている
《儚恋作詞家レニエ》
登場時にデッキからミリィや創恋の誓いなどを探しに行ける
《マイ・フェア・レディ タルティニ》
条件が満たしやすく、非常に強力な効果でマーメイドデッキに採用しない理由が見当たらない
《自由の鐘の鳴者スーザ》
タイミングは少し不自由だが手札を増やせるのはよいこと
《灼熱のメロディア ニコレア》
場合によっては相手ターン中でもパワーを上げることができ、対象を選んでいないのでIGOBもその恩恵に与れる
《ハッピーウェーブ ルートヴィヒ》
使いようによっては相手プレイヤースクエアのゼクスも動かせるので、厄介な相手を安全に対処できる
《泡と消えない結末セリーヌ》
制限もなくデッキの一番上を操作できる
《“夕陽契騎”ルートヴィヒ》《ルートヴィヒ 夕陽の契り》
デッキ内の「フレデリカ」の枚数を少なくした場合に考えるIGOB候補。メインデッキの構築を変えないなら考えなくていい
少し時間ができたら改築案も上げていきたいな
テーマ:デックレシピ | 投稿日時:2018/08/22 14:13 | |
TCGカテゴリ: Z/X -Zillions of enemy X- | ||
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