あすみんメモ

マスターズギルドで行われたヴィクトリースパークＴＣＧの
初心者講習会に参加してきました。

ブシロードのＴＣＧは以前サンマガを少しかじった程度でしたが、
ＶＳはコミックブレイド（過去のガンガン作家陣）の作品が
収録されるということと、名物？社長がどんなものなのか
見てみたいという好奇心から賑やかしも兼ねて行ってきました。

　ｉｎ　マスターズギルド（上島）

１８時からということで１７時半頃店舗入り。
この時点ですでに２Ｆは講習会を待つ人間でごった返し、
想像以上の入りとなっていました。
もし、参加者が少なかったら多少の賑やかしにはなるだろう、
と思っていったのに、明らかに抜けた方が良いのでは？と思うほど
たくさんの人が集まっていました。
あまりにも溢れかえるようだったら抜けることも考えたけれど
なんとか収まったので普通に参加。

ブシロードＫ社長が到着して、実際の講習会が始まったのは
１８時半をまわったくらいからでした。
※有名な人だとは思うけれどいちおう名前は伏せましょう。

さて、適当に詰めて座ったものの、
オイラはトライアルデッキすら持っていない状態でド素人。
隣の席に友人が座り、こちらもド素人。
の割りに正面に座っている人たちは明らかにトライアルデッキを購入して
さらにデッキの組み換えまでしている様子で
「このままやるのかなぁ」
と不安に思っていたらとどっち。の計らいで
隣の席に居た友人と対戦する組み合わせに変更して貰えました。
まぁ、そのままでも良かったけど、お互い初心者で顔見知りということで
比較的自由にコメントしながら参加することができました。
結果的に大変感謝。
相手が知らない人で「説明がなかった」とか文句ブーブー言いながら
プレイするのもどうよ、って思いますからね（苦笑）。

さて、Ｋ社長が最初にルール説明をし、
「１ターン目は指示通りに、終わったら後は続けてフリープレイ」と言われたので、
Ｋ社長が言うとおりにお互いプレイしていったのですが、
スタンドフェイズからエンドまで進んだ後に、
「次に後攻の人はドローして同じ処理を・・・」と言われて戸惑いました。
先攻後攻無視してお互いにカードをプレイしてしまっていたから(￣∇￣;)
各フェイズの動きを教えてくれているものとばかり思っていたので
１ターン目は同時に動くのかと勘違いをしていたのでした。
よくよく考えたら後攻にはドローがあるので、
一緒に動いたらダメですよね～・・・。
『先攻から順に』とか言って始めて欲しかったなぁ。
ミラクルバトルの時は間違えなかったんだけど、どう違ったんだろう。
思い出せん。
ただまぁ、些細なことだけど確認はあった方が良かった気がする。

後は、ルールの説明が結構ぞんざいだったのがちょっと気になりました。
少なくとも、ＴＣＧを１度はやったことがある人でないと
ついてはいけないような内容でした。
オイラはサンマガをかじったことがあったので
その場でルールを補完していくことができましたが、
お互いにずぶの素人だったらジャッジを呼びまくっていたか
もしくは不満を漏らしながら適当にプレイしていたんじゃないかと思います。
いくつか挙げてみると

・アビリティの種類（永続、起動、自動）の説明はあったが、
　そのアイコンの右に発動条件が〔　〕書きで書かれていること
　についての説明がなかった。
・リング、ベンチがフィールドであるという説明がなかった。
　（プレイシートを見ればわかるから省略？）
・必要コストについて、「とりあえずＬｖ１のカードを使って・・・」
　という説明だったので、Ｌｖ２、Ｌｖ３の時は必要コストが
　２、３となるのか、リングからベンチでも２、３必要なのか
　といったことがわからなかった。
・「リングが空いたら山札から１枚めくる、雷マークでスパーク、
　　効果が自動発動するよ」といった説明がなかった。
　特に１ターン目の説明でＬｖ１キャラをベンチに下げた際
　山札から１枚めくって・・・という部分にこの説明が欲しかった。
・アタックの仕方についての説明がなかったため、お互いにしばらくの間
　リングにいるキャラを倒して１回ずつアタックしていた。
　こちらにパートナーが居たから進んだものの、
　居なかったらどうやって相手のキャラを倒すのかわからなかった。
　サンマガのルールを思い出さなかったら意味不明なまま終わっていたかも。

とまぁ、こんなところでしょうか。
もっと細かいことは他にもあったような気がしますが、
「気になった」「ゲームに支障があった」という点は以上ですね。
どうも他の場所で初心者講習会に参加した人ばかりだったからか
本当の初心者に対する説明にはなっていなかったようです。
この記事を挙がるより前に、友人がｍｉｘｉでボロクソ書いてました。
この状態では致し方なかったと思います。
オイラでも、まぁ、こうやって書いているわけですしね。
手元にルールブックでも配布されていればまた違ったかもしれませんが。
そういうのを見ないでも出来るように説明するのが
初心者講習会なのでは？とも思うけれど。

覚えてしまえば簡単なルールで、それなりに面白いゲームだとは
思いますが、ルール説明でココは押さえておいた方が良いところ
みたいなところはきちんと説明して欲しかったです。
リング空けたらスパーク、空いたらスパーク。
スパークに逆転要素があるところが面白いのだろうから
やはりそこの説明は熱を入れたほうが良かったんじゃないかなぁ。
ゲームの面白さは実際やってみたほうが伝わるものだけど
醍醐味について理解していないと効果が薄いんじゃないかと思いました。
やられて覚えるということもあるでしょうけど。

ちなみに体験プレイではオイラが勝利しました。
どんな勝負でも勝つのは嬉しいことです。
起動、手札から水のカードを１枚捨てる、で
リングのカードを控え室に置いて山札をスパークさせることができる
カードを場に出せたので、だいぶ有利に進めることが出来ました。
確かＡＲＩＡのカードだったような。
単純ながらテクニカルな遊び方が出来る点は良いと思いますね。
オイラが知っている作品はあまり収録されてこないと思いますが、
気に入ったカードがあれば始めても良いかなぁ、とは思いました。
サンマガより作品の幅がないので気に入ったの集められそうだし。
キャラクターコンテンツ型のＴＣＧでは
やはり気に入ったキャラが出てくれないと手が出しにくいです。

そうでないＴＣＧだったらもうすでに事足りているし。
近い将来に出てくるヴァンガードがどんなＴＣＧかにもよりますが。
話を聞く限りでは、んー・・・システム的に面白いのかな？
といったところでしょうか。
具体的な話は特にされていないのですけどね。
ちょっとだけ片鱗が見えるような言葉はあったので。

と、何の話かわからないと思うので説明しておきますが、
講習会が終わった後、Ｋ社長に質問するコーナーがあって
そこでＫ社長が話していたことについて触れているだけです。
なんか、オフレコな話が多かったので何を書いてはいけないのか
思い出しながら書いていますが、
さすがやり手の社長だけあって面白いお話しを聞くことが出来ました。

なるほど、と納得した話も数知れず。
ＴＣＧの面白いところは「プレイ」「デッキ構築」「コレクション」
「トレード・売買」「パック選び・開封」の５つにあって
ブシロードではレアリティを複数設けることで
パック選びから開封する楽しみまでフォローしているとか。
やはり知らなければ誰もやってくれないということで
広告、プロモーション活動には力を注いでいるだとか、
当たり障りのないところでいうと、そんな話が聞けました。

ライブオンもそれくらい気合を入れてプロモーション活動してくれたらなぁ。
子供向けには雑誌、アニメが不可欠だと言い切られました。
ライブオンはどちらも欠けて、現在は宣伝媒体がネットのみ。
どう考えても大きなお友達が買い支えている状態です。
子供に普及させるにはユーザーによる推奨だけでは限度があるので
やはりアニメ二期くらいは欲しいと思うのだけど、
動きは・・・あるのだろうか？最近は動きがなお見えない・・・。

と、ライブオンの話はそれくらいにして
質問コーナーで挙がった質問についていくつか書いておきます。

Ｑ１：プロモはなるべく強くないカードにデザインして欲しい。そうしないと
　　　手に入らなかった人が不利になったりする。
　　　カードデザインについてどうお考えですか？
Ａ１：同じ能力を再録するなど、検討します。

Ｑ２：過去のプロモはＧＥＴしづらい。再配布をするとかできないのか。
　　　そのイラストが好き、という人が集められなくて辛い現状があります。
Ａ２：基本的に再配布は考えていません。プロモを再配布すること
　　　が決まっていたら、現在進行形でＧＥＴする必要がなくなり、
　　　廃れる原因になりかねない。
※これについては、配布プロモに時間的な付加価値が生まれると
　いうこともあるのでＫ社長に賛成。ただ、ライブオンのように
　一部のショップでのみ配布するようなプロモは作って欲しくない、
　という話は出しました。
　まぁ、そんなこと言われなくてもわかり切っていたと思いますが＾＾；

Ｑ３：対戦型以外のＴＣＧを出す予定はありませんか？
　　　ボードゲームのように複数人で遊べるＴＣＧは出ませんか？
Ａ３：時期が来れば出す可能性はあります。

・・・他にも質問と回答はありましたが、なんか書いていいのか
怪しい感じがしたので書かないことにします。
とりあえずプロモの入手に関する質問・意見が１番多かったですね。
都市部と地方での大会の数が違うことから、都市部では１ヶ月で
十分なほどに出回るプロモが地方では１ヶ月４回でやっと４枚ＧＥＴできる
といったところでこれはメーカーの問題というより
小売店とか環境による問題だと思いました。
もっとも地方のユーザーが救えれば、
ほぼ全てのユーザーが救えるとは思うんですけどね。

わざわざ地方に合わせる意味は、あるとは思います。
今日の話を聞いて、合わせることがあるのかは知りませんが。
現在は地方のユーザーも切り捨てて考えてはいけないとおもうんですよね。
ネット使ってどこからでもいくらでも発信が可能なので。

ちなみに、講習会終わった後にアンケートを書いたのですが、
現在やっているカードゲームの欄、ライブオンしか書くものがなかったので
オイラが書いた回答は簡単に選別できる状態だったり。
たいしたことは書いていませんけどね。
書けなかったのでここに書いた次第で。

大々的なプロモーション活動を展開している点は素晴らしいと思います。
良いＴＣＧだと思えば手を出すと思いますので、
是非頑張って、良いＴＣＧを世に送り出して欲しいと思います。

余談ですが。
面白いＴＣＧを作れるのは一握りの天才だ！という話が出た時
「望むところ（やってみたい）」という感情が芽生えたのには
自分でもビックリしました。
自分を天才だとは思っていないけれど、やりがいはありそうだと。
挑発に乗っている自分が居たのが以外でした。
過去あったことと現在を踏まえて、どちらかと言えばオイラは
作り手の側に居たいんでしょうね、たぶん。

ま・・・今の会社を辞めるつもりもないし、
ＴＣＧ業界で働くことはないでしょうけどね。
そんなことを考えるなんて、やはりＫ社長の話はそれだけ
刺激的だったんだろうな、と思います。
貴重なお話を聞くことが出来て良かったです。行った甲斐ありました。

ちなみに、ＶＳについては・・・お金に余裕ができたら
トライアルとエキストラパックを買おうかなってとこです。
オイラにはやはり今のところライブオンが１番なので。

さて、長くなりました。
ココまでお付き合いくださった方、お疲れ様でした。
次回からはまたライブオンの記事に戻ります。

それでは今回の記事はココまで〆