米原伊吹のオーガスト専用TCGサイト

詳しくはプロフィールを見てください。

千莉ちゃん大好き!
マジ天使で俺のヨメ!
てか、オーガストキャラは、みんな最高だ~!!

なお、
http://blog.livedoor.jp/august_maibara_100/
にて、TCGとは関係ないブログも書いています。

あと、mixi,twitterもやっています。

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米原 伊吹
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【tocageにSS】大図書館の羊飼い 御園 千莉 SS 気になる後輩【いいのかなぁ?】

こんにちは。米原です。

今月は本業が忙しく、帰ったら寝るだけの毎日。
当分これが続きそうです。
部屋を片付け、掃除をし、選択をして、炊事まで……となると、なかなか更新の時間が確保できません。
うーん。
オーガスト10周年原稿の締め切りも迫ってきているのに、どうしようか。

そんな少ない中でも、ちょこっとだけ時間を作って書きました。
大図書館の羊飼い、千莉ちゃんの妄想SSです。

情報が少なすぎて、どんな性格なのか、どんな口調なのか、ぜんぜんわからない状態ですが、
米原が「こうであって欲しいなぁ」と思うことを書きたいと思います。
さて、真実はいかに?



大図書館の羊飼い 御園 千莉 SS 気になる後輩


「つぐみ、今度は右奥から順番に!」
「はっ、はい!」

今日も元気な声が飛び交う図書館。
周りから見たら不思議であろう。

「次はこれを左の棚から順番にね」
「は、はい……」

ここの図書部のリーダーは白崎つぐみなのに、実質、桜庭玉藻が仕切っている。
いまは新しい本の入れ替えの真っ最中。
玉藻の指示で、少しずつ本棚に本が埋まっていく。

「先輩は手伝わなくていいんですか?」
「玉藻が『あんたはつぐみのスカート覗くから手伝うな!』だって」
「そうですか、先輩はそういう人でしたか……」
「……」

少しにらんでみる。

「あら、すみません。少し言い過ぎましたかね」

すぐに視線に気が付いたのか、謝罪をされた。

「でも、この雰囲気だと、手伝いづらいですね」
「だな」

しっかりした玉藻に、おっとりとしたつぐみ。
この相反する二人がコンビを組むと、信じられない力が発揮される。
頭は回るのに、手先が不器用な玉藻。
何をやらせても上手なのに、何をどうすればうまくいくのかがよくわかっていないつぐみ。
玉藻が、つぐみを上手にコントロールすることにより、お互いのメリットが存分に発揮され、物事がうまくいく。
この二人は、幼いときからそうしてきたようだ。

「よーし、つぐみ。次は上の段だね。京太郎、お前は近づくなよ。脚立を抑えてつぐみのスカート覗かせないために、わざわざお前に手伝わせていないんだからな!」
「……」

幼いときから二人一緒にいるうちに、玉藻はつぐみにずいぶん惚れ込んだようだ。
それが過剰反応すると、こうなる。

「仕方ないですよ、先輩」
「そりゃそうだろ、あいつは、すべての男に対して、ああやっていってつぐみを守ろうとするんだから」
「いえ、そうではなくて、先輩が、つぐみ先輩のフトモモ見ていたの、玉藻先輩わかっていますから」
「なっ……」

確かに俺は、さっきつぐみが本棚の下段に本を収納している間、つぐみのフトモモに目が行ってしまった。
だが……。

「健全な若い男子なら、それは仕方ないと思います、先輩」
「……」

クールに無視をしたが、千莉はどう取るか……。

「先輩、さっきはすっごくいやらしい視線をしてましたよ。夜中に、OLが目の前で急に駆け出したことないですか?」

『この学園にOLは少ないぞ!』とか『例えが怪しすぎるぞ!』とか、いろいろ突っ込みたいが、ここで突っ込んでは千莉の思う壺だ。
ここはひたすら無視して我慢するしかない。

「先輩、そんなに女性をじろじろ見たいのなら、私を見ても良いですよ」

千莉が椅子に座っている俺の後ろから腕を絡めてくる。

「ちょ……千莉……」
「わたし、先輩なら……少しだけなら……」
「こらーっ! そこ、なにやってるー!!」

玉藻の大声が飛んでくる。
当然といえば当然だが、やるせない。

「京太郎、千莉ちゃんとイチャつかせるために手伝わせてないわけじゃないんだぞ! ラベル貼りはどうした?」
「終わった」

俺は自分の右側にある本の山を指さす。

「終わったなら言ってくれ、やるべき仕事は山ほどあるんだ!」
「じゃ、何をすればいいんだ?」
「あっちの棚から順番に収納を始めてくれ」
「へいへい」
「先輩、お手伝いしますね」
「京太郎、千莉ちゃんにやらせるなよ! 女性に仕事を押し付けるなんて、男として最低だぞ!!」
「わーってるって。大体、お前は俺に収納を依頼したんだろ? だったら俺がちゃんとやるって」

すでに依頼されることを見越して、収納の順番に本を積んでおいた。
上から順番に収納していけば、すぐに終わるだろう。

「先輩、上の段、私が収納しましょうか?」
「結構」

俺は千莉を無視して収納を始める。
俺の身長なら十分手が届くのに、わざわざ女性に脚立に登らせてやる仕事ではない。

「ざんねん。先輩のいやらしい視線を堪能できると思ったのに」
「なっ……」
「さっきのこと、玉藻先輩に話したら……」
「だーっ、もうわかった。好きにしろ!」
「では♪」

ニコニコ顔で収納を始める千莉。
最初はなかなか口を利いてくれなかったのに、親しくなり始めてから、ずっとこうだ。


御園 千莉。
学園の一つ後輩。
『クールな視線がたまらない!』
というファンが多いという。
つぐみ、玉藻と同様、ファンクラブがあるとかないとか。


「先輩、右の段に移動します」
「はいはい、いったん降りて。脚立ずらすから」
「それよりも、こっちの方が効率よくないですか」

ひょい

一瞬、何が起こったのかよくわからなかった。
だが、玉藻の声でやっとわれに返る。

「おい、京太郎! 何にやってんだ!!」
「な、何って……」
「何で千莉ちゃんを肩車しているんだ! そんなことしなくても、脚立を使えばいいだろう!!」
「玉藻先輩、もしかして焼いてます?」
「なっ……」
「玉藻先輩はつぐみ先輩と仲良く二人で収納しているんだから、私が京太郎先輩と仲良く収納しても、問題ないですよね?」
「……」
「お望みでしたら、わたしとつぐみ先輩が二人であちらを担当しましょうか?」
「た、玉藻ちゃーん。私を上に残したままにしないでー!」

脚立の上でプルプル震えているつぐみ。
そんなに高いところでもないのに、何を怖がっているんだか。

「と、とにかくその状態では誤解を与える。京太郎、千莉ちゃんを降ろせ」
「へいへい」

俺がしゃがむと、堪忍したのか、千莉はおとなしく降りてくれた。

「……玉藻先輩は、つぐみ先輩も京太郎も自分だけのものにしようとしてずるいです」
「せ、千莉ちゃん、私は別に、そういうつもりは……」

さすがの玉藻も、千莉には負ける。
痛いところばかりついてくるので、反論が難しい。

「じゃ、じゃぁこうしよう。公平にグーとパーで分かれるとしよう」
「玉藻先輩、それで京太郎先輩とつぐみ先輩が当たったらどうします?」
「そ、そんなに京太郎と組みたいのなら、別にかまわんぞ。わたしはつぐみと組みたいからな。千莉は、そんなに京太郎が好きか。うん」
「え……」

千莉の顔が赤くなる。
さっきまでの勢いはどうしたのやら。

「私はつぐみが好きだ。今までずっと一緒だったしな。千莉、お前はどうだ? 京太郎が好きなんだろう。今この場でそういったらどうだ?」
「それは、その……」
「ん? あれだけスキンシップを取っていたんだ。まさか『京太郎先輩に興味なんかありません』とは言えないだろう? え、どうだ??」
「ええっと……その……」
「どうなんだ? んん??」

追い詰められる千莉。
なにやってんだか。

「わ、わたしは――」
「危ないっ!」

玉藻と千莉の会話が気になって身を乗り出しすぎてしまったつぐみは、脚立から落ちそうになった。
だが、なんとか、落ちる前に支えることが出来た。

「ふぅ」
「あ、ありがとう。京太郎君」
「……京太郎」
「何だ玉藻」
「今回は事故として認めてやろう。だが、次そんなことをしたら、斬ってやる」
「へっ?」

……そういえば、さっきから手のひらにやわらかいものが……。

「き、きゃあぁぁぁっ!」
「うっ、うわあぁぁぁっ!」
「だ、ダメ京太郎君。手を離さないで、落ちちゃう!」

ドシーン

結局、俺はつぐみの下敷きになってしまった。

「……」
「……」

玉藻と千莉が俺のことをみる。

「京、京太郎君……」
「……!」

俺は体中の汗が引いた。
誰がどう見たって、俺はつぐみを抱きしめている。

「玉藻先輩。……京太郎先輩って、やっぱりそういう人だったのでしょうか」
「わっ、私のつぐみに……ゆるせーんっ!」


部活も終わり、帰宅の途につく。
さっきから左頬が痛い。

「先輩、漫画みたいに玉藻先輩の手のあとがついていますよ」
「うるせぇ」
「しかし先輩は、女運があるのでしょうか。ああいうことは、めったにないと思いますが」

くすくすと笑う千莉。
やれやれである。

ふと、痛かった左頬の痛みが和らぐ。
千莉の右手が俺の左頬をなでていた。

「ごめんなさい。今日は私のせいですよね」
「……べつに、千莉がああいう行動をしなかったからって、あの事故がなかったとは思えない」
「……」

千莉は、俺の左頬をなで続ける。
『今日は調子に乗りすぎました、ごめんなさい』
というメッセージが伝わってくる。

いつもあかるいつぐみや、ボーイッシュな玉藻とは違い、猫のようにコロコロと表情を変える千莉。
少し、千莉が何を考えているのかが、知りたくなった。


大図書館の羊飼い 御園 千里 SS 気になる後輩 End



いかがだったでしょうか。
米原が京太郎だとしたら、こんなシーンがあったら幸せだなぁって。
だーっ、千莉ちゃんに誘惑されるなんて、京太郎君、うらやましすぎるぞ!
変われ、今すぐ米原と変われ!
てか、俺の千莉ちゃんに手を出すなー!!!

とまぁ、暴走気味の米原です。
今回はこういうラブコメ的なところと、シリアスな場面が混在すると思っています。
もう少しシリアスな場面の情報が出てきたら、また書くとします。

大図書館の羊飼い 発売が楽しみです。

てか、tocageにSSをうpするなよ……。
でも、書き終えたら、早く見てもらいたくなったんだから、しょうがないじゃん!

米原

登録タグ: オーガスト  大図書館の羊飼い  tocageにSS更新  雑記 

あなたはこのブログの 1930 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2011/10/27 11:30
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現在“2件”のコメントがあります。
私服あるど レイン@門倉運輸 さん [2011/10/27 11:58]
コメ失礼します。

まだ公式サイト行って無いのにテンション上がった・・・。

ちょっと公式サイト行ってきます!

あと個人的にこういうの面白いんで書いちゃっても特に問題無いかと
御園千莉 米原 伊吹 さん [2011/10/27 12:28]
紅トロさん

つぐみは、ティアみたいな感じですね。
何でもできるんだけど、ちょっとヌケている女の子。
今回はおっぱいとフトモモがかなり成長しているので、期待は大!

『千莉』って一発で出ないので、『千里』と打ってから『里』を『莉』に変えています。
今回はそれをタイトルだけ忘れました(汗)


甲さん

こんにちは。
今回、オーガストはかなり気合が入っているみたいです。
当然、米原も。
ユースティアの時みたいに、妄想合戦やりたいと思います。

あと、「tocageにSSいいのかなぁ?」と思った理由は、
1.カードゲームサイトである。
2.米原のSSブログ(http://blog.livedoor.jp/august_maibara_100)の存在価値がなくなる。
3.携帯から見る人が多いため、長すぎる(約3300字)
という懸念があります。

でも、tocageの方にも見て欲しいですね。
どうせオーガストが好きな人しか米原のtocageには来ないのだから。

米原