さて早くも第三回となりましたこの題材ですが、ここでちょっとお知らせを…。
第一回と第二回は「ポケモンカードにおける必須カード考察」としてやってきましたが、自分としてはどうも「必須カード」という呼び方はしっくりきませんでした。
ですので今回からはだいたいどんなデッキにも入って、しかも比較的よく使われるカードという視点から「ポケモンカードにおける頻出カード考察」と題を改めさせて頂こうと思います。
以前のものも後でこのタイトルに修正しておきますね。
お知らせとしては、こんなところです。
では、気分もきも~ち新たに今回もツラツラ書いていこうと思います。
《アグノム》(怒りの神殿)
ポケモンカードをする者、その誰しもが避けて通れないものの一つに「サイド落ち」があります。
ポケモンカードではゲーム開始時にデッキから決められた枚数を、サイドカードとして置かなければなりません。
そしてサイドは相手のポケモンを倒すまで取ることができません。
さて、もしそのサイドに重要なポケモンが落ちてしまっていたとしたら…。
そんな時に役立つのがこのカードです。
このカードは場に出した時に自分のサイドを全て確認しつつ、任意でその中にあるポケモン一枚と手札のカード一枚を交換できる能力を持っています。
例えポケモンを交換せずとも、サイドを確認というだけでも戦略的な側面において意義深いものでもありましょう。
似たような効果を持つトレーナーカードもあるにはあるのですが、それは現在たいへん稀少なプロモカードとなっています。
ですのでサイド落ち対策としてはこのカードを使うのが一般的となっている、そんな一枚です。
《アンノーンG》(月光の追跡)
このカードはとても変わった能力を持っています。
このカードがベンチにある時、自分の他のポケモンに道具としてつけることが出来るという能力です。
他のカードゲーム風に表現すれば「ベンチにあるこのカードを装備カードとして、他のポケモンに装備させることが出来る」といったところでしょうか。
この表現の方がイメージしやすいかと思いますので、ここからは敢えてこの表現で書かせて頂きます。
さて、そのように装備カード状態になったこのカードが持つ効果、それが「このカードを装備したポケモンは相手のポケモンのワザによる効果を受けない」です。
これにより「相手のポケモンをどく状態にする」といったポケモンを特殊状態にする効果を受けなくなったり、《カイリキー》(破空の激闘)に代表されるような強力なワザの効果を受けなくなるなどのメリットが得られます。
自分としては、まさにいざという時に便利という印象を受ける一枚です。
《クロバットG》(ギンガの覇道)
このカードはこれまで紹介してきたカードと比べると入るデッキを選ぶ方ではありますが、しかしそれでも比較的よく見かけますので挙げさせて頂きたく思います。
このカードに関して特筆すべきはポケパワーの“フラッシュバイツ”です。
その能力とは、このカードを場に出した時に相手のポケモン一体に10ダメージを与えるというものです。
「たかだか10ダメージ」と侮ることなかれでございます。
実際に対戦をしていくと、この10ダメージがあるかないかで相手のポケモンが倒せるかどうか、ひいてはサイドが取れるかどうかが決まってくることが多々あります。
ですので10ダメージといえども、勝敗を分かつ上でかなり重要な要素になってくるのです。
また、このカードは《ポケターン》(ギンガの覇道 他)というトレーナーカードと併用することで、さらに威力を増します。
詳しい説明はちょっと省略しますが、要は《クロバットG》出してバイツ→《ポケターン》でクロバGを手札に回収→回収したクロバGを再び場に出して再びバイツ、みたいなことが出来るのです。
これはもう、本当に強力なコンボです。
あと、クロバG、何気に逃げるのもノーコストですしね。
このように様々な可能性を秘めた《クロバットG》、非常にトリッキーかつ強力な一枚となっています。
さて、ポケモンとしてはとりあえずはこんなところです。
次回からはエネルギーやトレーナー類を考察します。
それでは~。
登録タグ: ポケモンカードゲーム コラム
テーマ:ポケモンカード雑記 | 投稿日時:2009/10/21 22:30 | |
TCGカテゴリ: ポケモンカードゲーム | ||
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ke-in さん | [2009/10/21 23:17] |
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ソウラさんのカード考察楽しく読ませて頂きました。 ところで、《アンノーンG》の考察の終盤の件で、 >また「相手のポケモンに80ダメージを与える」など、ワザの効果として >ダメージを与えるもの(ちょっと分かりにくいかもですが(汗 )からも >守ることができます。 と有りますが、相手のワザでダメージを与えるのは、効果では無いのでダメージを受けてしまいます。 相手にダメカンを乗せる。 … 効果 相手にダメージを与える。 … 効果では無い 以前に自分も誤解した事が有って、調べた事が有るので間違い無いと思います。 ちなみの自分のポケモンのワザの効果も防げません。 例えば、相手と自分をねむりにするワザの場合、自分もねむってしまいますので注意が必要です。 |
ソウラ@氷上そう さん | [2009/10/21 23:40] |
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> ke-inさん コメント、ありがとうございます^^ そして貴重なアドバイス、ありがとうございますm(_ _)m なるほど・・・《アンノーンG》のややこしさに、どうやら自分も引っかかってしまっていたようですね・・・。 危うく誤った情報を発信し続けるところでした(汗 該当部分は早速、削除しておきましたっ。 また何かございましたら、アドバイスお願いいたしますm(_ _)m それでは~。 |