ヴァイスシュヴァルツ『カードの使用制限に関するルール』を更新 ヴァイスシュヴァルツ『カードの使用制限に関するルール』を更新ヴァイスシュヴァルツカードの使用制限に関するルールの「2014年度後期」対象カードが発表されました。適用期間:2014/9/1より【詳細はコチラ】ヴァイスシ... |
WSで禁止・制限カードが出た、と言う話で、
http://tocage.jp/blog/1606/1407739359.html
を見て思った話。一応、カテゴリはWSにしてますが、そんなにWSっぽい話は無いです。
WSは、異名同能力のカードを作り易いシステムとレギュレーションを持っています。これは賛否両論あるかとは思うのですが、自分はキャラゲーとしては非常に良いと考えています。余りにもインフレが激しくなると、昔の弾がすぐに紙扱いされ易くなってしまいますので。
とは言え、ちょっと難しいのが、それでもある程度のインフレが無いとユーザーの購入意欲が削がれてしまうと言う事なのです。ここで、数枚のド派手なカードを投入する訳です。
大概はこれが禁止・制限カードになるのです。
ところで、WSの発売スパンはと言うと、「月刊ヴァイス」なんて揶揄されるレベルでエキスパンションが出ている訳です。そのスパンで発売されている、と言う事は、そのスパンで開発されている、と言う事でもある訳です。
沢山のエキスパンションを開発すると言う事は、それだけ粗が出易いと言う事でもあります。
例えば、エキスパンションが100枚だったとして、まあかなり多く見積もって50枚を既存の能力のカードだったとしましょう。で、かなり少な目に見積もってそれらでの2枚コンボをチェックするだけで、どれだけの工程が必要でしょうか?
そりゃまあ、無限に資金と時間が出るって言うのならば、話は別です。最善に最適化されたデザイナーと、最善に最適化されたデベロッパーやテストプレイヤーとが組んで作れるのならば、「或いは」と言う感じですが・・・それが現実的でない事は、多分分かって頂けるのではないかと思われます。
WSの禁止・制限の出方はと言うと、そう言う話なのかなあ、と推測される訳です。
※ところで、以下は余談。
まず、何のタイトルとは敢えて言いませんが、インフレが強くて、昔の弾が紙扱いされてしまっている様なTCGもあります。
他には、「スタン落ち」をさせると言う方策を取って言うTCGも存在します。ある程度の年月が経ったエキスパンションに関しては、使えなくすると言う物です。
また、多分物凄い禁止・制限をかけて、物凄い禁止・制限を解除するTCGが存在します。これは、多分最早禁止・制限を前提としたデザインになっているのではないか、と推測されます。
これらは、全て「カードの寿命を短くする」事に繋がります。一見デメリットに見えますが、ただ、このカードの寿命が短いと言うのは、寿命の尽きたカードに関して大して注意を払わなくて良い、と言う事でもあります。その分、強いカードとのシナジーのチェックに集中したりする事が出来る事になるのではないか、と思われます。
勿論、「カードの寿命を短くする」事にはデメリットもあって、今まで使えていたカードが本当に紙扱いされてしまうので、それによってある程度のユーザが離れてしまうのです。
また、キャラゲーでそう言った事をすると、流石に見た目が悪過ぎると思うのですが、この感覚は分かって頂けるでしょうか? 「えっ、俺の好きな作品使えないの?」ってなったら、非難が殺到するでしょう。
そう言う意味で、キャラゲーに於いてのネオスタンと言うシステムは非常に良いなあ、と思うのであります。
※もう一つ余談
自分はエラッタと言う物が嫌いなのです。そう言う意味では、MtGのオラクルで、クリーチャー・タイプが変更になっていると言うのとかも大嫌いです。ってか、FoWTCGのエラッタ枚数でさえ大会では大変でしたから。じゃあ、エラッタを使わずにバランスを取る為にはどの様な方法があるか、と言うと禁止・制限になると思うのですよね。
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テーマ: | 投稿日時:2014/08/12 02:28 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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