○○の悪魔さんのブログ

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○○の悪魔
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ヒーローズプレイスメント 振り返り

東京公式お疲れさまでした。

そして、ついに優勝、それも最後の公式大会でという文句のない結果に終わった悪魔でした。

今回の使用デッキ、レシピを見たいとのお声も頂き、ビルダー冥利に尽きるというもの。
あんなデッキを作るようになった経緯から振り返っていきたい。

まずは11/15東京準公式、11/14の新弾発売から困っていた。
5弾が売っていない & 誰かさんが作ってきた北海道が強すぎる。
仮にも東京2位になった東北単がかなーり分が悪い。

北海道RBが余った人から分けてもらい、帰り道。
明日のデッキどうしようという問いに、北海道メタ北海道組んどけば勝てると明確な回答をしつつ、
早速北海道を組んで準公式。

上位3人が北海道という有様。
うん、あかん。
予想通りの結果といえば予想通りの結果だが、これはよくない。
単純に早くて強いデッキであり、キャラの出し方で対応幅が広いのは皆様ご存じのとおりであるが、
悪魔は普通のビート系デッキとすこぶる相性が悪い。

今回は発売翌日、東京のみということもあって新北海道は3人だったが、
東京公式なら10人ぐらいは北海道がいそうであり、環境が整っている地域では北海道対策デッキも出ることだろう。
そんな中、はたして北海道メタ北海道を組んで使って勝てるか?
可能性は限りなく低い。
そんなこんなで、北海道対策を書きつつ、これらの条件を満たすデッキはないか、北海道とそれ以外に勝てるデッキはないかと模索しつつも、手持ち最大戦力のデッキは北海道というジレンマを抱えていた。

そんな中、あることに気づく。
最後の公式の機会に、環境トップだからと北海道を使うのか?
それで負けたら後悔が残らないか?と。

後悔が残らない思い入れのあるデッキを使いたい。
それで負けたとしてもそれはそれで・・・




な、わけはない。
思い入れのあるデッキは使う。そして勝つ。
悪魔は謙虚なのでベスト8でタペストリーもらえればいい。
そうだ、最強は譲ろう。しかし最狂のデッキ構築は譲らない。
あわよくばベスト8(優勝)だ、と。

そうなったときにもっとも思い入れのあるキャラは?というと、
保島 春。
最初に店員に、決まれば強いけど条件厳しいと言われたが、
9999という数値に惚れた。
最初は保島 + あそで、そのうち石乃 真希と8枚あれば出るとさまざまなデッキに出張し、
そのバトルフェイズ終了能力とサイズとともにどれだけの窮地を救ってくれたことか。
悪魔にとっての二択の象徴である。

そして、カードゲームとは突き詰めればリソースの奪い合いであると思っている。
だからこそ、マナ加速・マナ破壊・ドロー等、リソースに干渉するカードが多数あり、
自分のリソースを相手よりうまく運用すれば勝てる。
ではこのゲームで奪えば勝てるリソースとは何か?

マナ?→否、ハンドをきってコスト発生する以上、削りきるのは難しいし、総力戦になれば小細工を弄している暇がない。後優秀なマナ削りといえるのが存在しないし、コストを吐き出させるならビートダウンで代用がきく。

ハンド?→否、実質的なハンデスが東北と北信越と山陰。どれも選択した時点でデッキの幅が狭まるし、ビートで潰していって削る方が早いのと、よほどのタイミングでハンデス効果が刺さらない限り、PL:2ドローで回復される方が早い。

プレイス?→否、山陽で奪ったところで北海道がどうしようもない。

バトルフェイズ?→否・・・とは言えないが、理不尽デッキのようにバトルフェイズ終了を12枚積むのは回し辛い。先行公開された歌枕 山茶花を採用したデッキを組んだが、あれはドローで揃えないといけない。難しい。

では、揃えてバトルフェイズをスキップし続けるデッキならどうか。
宮澤東北で2ドローの強さは知っている。4ドローでならどうか。
極論、5回スキップしてその間1枚ずつ割っていき、最後を青葉 鳴子で割ればよい。
そうなると、使うものはPL:2ドロー、荻の月、バトル終了、心尽くしの膳、修正値対策のシオ、ハンド差を発生できる大森 杏子、ああ、大森 杏子なら奈美お姉さんでコスト軽減、奈美お姉さんが捲れれば一気に2枚キャラ登場でずらせる、最初はこんな感じで作ったが、
結局ドロー > コスト発生である上、コンボパーツを揃える前提がある以上、ドロー >>超えられない壁>>
コスト発生になってしまう。

ゆえに、シオも消えた、荻の月も調整を繰り返すごとに数を減らして行き、
蒼月杯賞品のサインド荻の月は残しておきたかったが、ドローを求めている時に捲れると邪魔でしかないのと、攻防一体の荻の月とはいえコスト払って1体しかキャラ数をずらせないのであれば弱い。
なぜなバトルフェイズをスキップし続ければこれ以上ない防御であり、重量ラインで一方取れるよう殴り続ければバトルフェイズ終了が大体解決してくれる。

そんな感じで組みあがったver1、まだまだ弱点もあり、2度の調整を経てカードを追加した。
超次元フィッシングと松島 美月である。
超次元フィッシングは1択ゲーを促進するためであり、2ドロープレイスを割れば3コスト6ドローと意味不なドローカードになる。松島 美月、ドロー以外のプレイスを積みたくないが、3500/3500というスペックに加え、5コストのムーンライトキャノンが意外と打ちやすい。
そりゃハンド15とか普通に回るので、ガードをこじ開ける選択肢として悪くない。
そして多少劣るとはいえ、タップである。

そして、12/6調整会。
北海道と迷っているといいつつ、心はほぼ決まっていた。
楽しさが段違いであり、対北海道勝率が8割を超えているからである。
といっても、自分の北海道とのソロ調整の結果であり、いつも調整に付き合ってくれた某氏以外にも通じるかどうかを検証する必要があった。
そして調整会、蒼月主力メンバーが集まり十分な調整ができた。

トップクラスのプレイヤーの使う北海道であっても封殺できる、後の懸念は直接火力のある北信越・四国、サイズで負ける近畿、イベント無効の九州、除去の東海である。
東海は、悪魔は初見であったが強い方がいてくれたおかげである程度の動きはわかった。
除去に備えて歌枕 山茶花の予備をためておくこと、一気に割られないよう2枚残しからの超次元フィッシング6ドローで除去からのリカバリーを準備しておくことが重要。

そして近畿といえばこの人、安藤近畿との双璧、33-4の元祖でもある某氏である。

・・・この東北単の破り方は構築済みと同じと断言された時は軽くへこんだし、殴り方からして、
あ、こいつもう見抜きやがった、というところである。
この東北単もなんだかんだで理不尽の系譜のため、基本的に分かりづらいが致命的な弱点が散在している。
大量にドローして好き放題に動くわけだが、コンボパーツと、バトルフェイズ終了を維持し続ける関係上、ハンドはなるべくフルで残さなければならない。
故に、軽量コストによるビートダウンというものができない。
大量ドローというリソースは大型キャラに集約される。
一般的なデッキであれば大型キャラというのは出さなければ出さないでどうにでもなるし、
むしろ1コスト物量によるチャンプがあるので大型を出された方が勝ちやすいということもある。

対してこちらは大型キャラしかいない上、プレイス大量破壊からの展開のため一度布陣が崩れるとリカバリーが効かないという弱点もある。
そして致命的な欠点として、5000/5000がどうしようもない。
一応協力攻撃、松島の月という回答はあるが、キャラ処理にしては明らかに許容できないリソースのロスが発生する。

完全に見抜かれており、昨日は優勝99A、悪魔ベスト8という終わりも想定していた。
そして今朝、出かける前に軽く回してみたところ、デッキにものすごい違和感。
回らない。必ず膳が埋まっている。
大体3ターン目に出ていた歌枕 山茶花が出ない。
しかし、出ない方が攻撃力は高い。

つまり、3ターン目から起動するのではなく、ギリギリになってから起動する方がよい?
とりあえず答えが出ないまま会場へ向かうことになる。






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テーマ:投稿日時:2014/12/07 21:36
TCGカテゴリ: ヒーローズプレイスメント  
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