POWER is EVERYTHING. More is Better.

埼玉・東京に突如として発生したヘボTCGプレイヤー、フキョーワヲンが
トロけた頭で人騒がせなコトを企画したり、チラ裏に描くようなことを
まとめたりする産廃のようなブログ。
現状、記事はZ/Xのみ。

カレンダー
<<2015年
02月
>>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
フキョーワヲン
34 歳/男性
3日以上
ブログテーマ
日記
TCGカテゴリ
このブログの読者
木蓮と踊れ 〜Noble Must Die〜

すごくご無沙汰でした。フキョーワヲンです。
昨年12月にはズィーガー杯を行い、第5回千歳杯では準優勝とかしていました。
その時のレポも……とか思わなくもないのですが、ズィーガーはそっちのブログもありますし(書けてないけど)千歳杯で使った続唱ドレッジ(アセディアソリトゥス愛フィールドリアンシンクロ)は安心と実績のテオフィリ印の津田沼デッキなので、特に書けることもないという。

そんななか、第2回八千代杯でチーム3位、個人8-1とか出来たので久しぶり書いてみる(というか、既存の文の再編集)。
お題は使用したダンサー木蓮。

1:そもそもダンサー木蓮とは

雷鳥超
1STエトナ
4アビッソ
8百騎兵
4インフェクト
4IGフーカ

4マッドハッター
4新百日紅
4アマディウス
2ペネトレイト
4新木蓮
2トライゴルド
4ダンサー
2アンコ
3サイクロトロン

いわゆる菖蒲ダンサーインフェクトからESが投入され、新木蓮が菖蒲の代わりに入ったデッキ……でいいと思う(菖蒲ダンサーインフェクト詳しくない顔)。別に菖蒲ダンサーインフェクト知らなくても問題はない。

2:なぜ使ったのか

これを書かないと以下の解説文の前提を共有できないので。
前週の綾瀬杯ではヘリカル続唱ドレッジ(アセディアソリトゥス愛フィールドリアンヘリカル)を握りました。そこで感じたのが、構えるデッキとやった時の不毛感。迂闊に動けなくなることが多く、時間切れになることもありました。
また、綾瀬杯ではいわゆるVJプロモ(スペルビア、マルキダエル、ハトゥム)が使用不可だったこともあり、解禁されたことにより特にスペルビアとマルキダエルが使われるだろうということは容易に予想できました。
そして、それぞれのカードを強く使おうとすると想定されるのが緑黒+一色のノーブルスペルビアと白黒マルキダエルESもしくはマルキダエルのループ。
特に、ノーブルスペルビアは組みやすく、回しやすいという印象もあり、第1メタに据えました。
マルキダエルデッキに関しては有効な対策が思いつかなかったので、マルキダエルが十全に効果を使えるコスト域にたどり着く前に殺しきるという方針に。
そこで、その2つを両立できるという面で採用したのがダンサー木蓮です。
綾瀬杯のチームで握ってもらう予定のもと、調整をこっちでやっていたため、レシピも完成していてプレイングも把握できていたので、練度的にも行けるという判断のもと、これで行くことになりました。

結果として八千代の決勝に多く残ったのが早いデッキだったので、ある程度の読みは正解だったのだと思います。

3:新カードについて

・新木蓮
おしりの国から帰ってきたリターナー。
このデッキの主犯。
リソースリンクをターン中に再利用出来るって書いてあるが、それ以外にも単純にダンサーやアビッソとかインフェクトを回収したりと出来ることは広い。
ただし、置き直す際にはスリープで置くので回収・再利用するカードはあらかじめコストで寝かさないと損をする。

・マッドハッター
不思議の国からやってきたニューカマー。オカマではない。
墓地にESか7コストを落としてダンサーやアビッソ、木蓮、インフェクトを回収。
ダンサーのためにいるとしか思えない。
あらゆる摩訶不思議なワンチャンをひょっこり作る。
ルビーハウルとか一部IGに殺されるのはご愛嬌だが、アリスとかと違って戦場に戦力として投げ込めるのは大変偉大。

・新百日紅
おっぱいの国から帰ってきたリターナー。
役割はいっぱいあるが、このデッキで一番予想が出来ないのがこいつ。
でもやっぱりダンサーのためにいるとしか思えない。

特別な役割1 リソース整理・墓地肥やし。
 文字通り。たまにダンサーアマディウスが入る。入ったら宇宙。でも入りません。
 初期リソースのESを落としたりするとアンコの条件達成が楽になるのと、初期リソースの木蓮とかサイクロトロンを落とすと大変良い。リソース版のアマディウスと言えば納得してもらえるだろうか。

特別な役割2 ダンサー効果後にリソース回復。
 何故かリブートで入るので、ダンサー後のリソースが何故か擬似的に回復する。
 が、素直に落とすとダンサーが墓地に落ちるので、リソース支払いに工夫が要るが、どのように支払っても1コスト損する場合があるので注意。
 ただし、効果でダンサーが入る場合においてのみ、その限りではないが、それは宇宙だと言ってる。

4:既存カードについて

アビッソ
神。その一言で良いだろってレベル。
どうしてもフロートを採用しないと発狂して死ぬ人以外は4でいい。発狂する人も耐え難きを耐えて3枚は積むべき。
フロート採用でソリトゥス割れねぇって叫ばれても自己責任としか言えない。正直、今の環境でこのデッキにおけるフロートのメリットは絶無に近い。

百騎兵
たぷたぷさんを煽るために生まれてきた奴その1。

インフェクト
超重要。受けを考えるとラケーテとかハルタールとか盤面取れるやつになると思うが、可能な限り採用したい。
今後は枚数減るかもしれない。

IGフーカ
たぷたぷさんを煽るために生まれてきた奴その2。

ダンサーアマディウス
割愛。

ペネトレイト
除去+墓地肥やし。
ぶっちゃけて何を破壊するかよりも何を捨てるかということの方が大事。
もはや手札コストはメリット。

トライゴルド
自由枠。だが6コストが薄く、強い青のESも無いのでほぼ確定。ルイーナのみ検討に値するが、6が少ないこのデッキに7000とはいかがなものか。あとルイーナは使える時と使えない時の差が激しすぎる。

サイクロトロン
最強のゴリラロボット。
これを使わなければならない理由はありすぎて書く気にすらなれないレベル。

アンコ
忘れ去られた最強の除去カード(アストライヤーとはなんだったのか)
このカードの役割が大きすぎるのでちょっとばかりちゃんと説明する。
前述の通り、基本的にノーブルスペルビアって動きをしたい人が多そう、という前提をもとに、それを解決する大宇宙のカード。スペルビアがノーマルスクエアにいるならハンデスすら許さない(意味がわからない人はスペルビアのルール関連を確認しよう!)
あとガルマたぷたとか、そういった面を埋めるデッキにも対策になる。前述の続唱ドレッジもこれに当てはまる。
ヘルシャーではエトナに差し込まれるし、殴るよりも先にスクエアを開けるということはこのデッキにおいて何より重要なので、登場時効果で破壊できるやつが他に現れない限り、おそらく不動の地位。
これを見つけてきたかふぇおれニキは偉大。

5:動き方

大前提として

・どちらかと言えばダンサー→アマディウスの順で埋めたい。
・ESを安易にリソに埋めない。
・早い段階でESを1枚墓地へ。
・ペネトのコストやアマデウス・百日紅効果は墓地ES3枚を意識。

これだけ頭に叩き込んだらLet's Dancing!!

3コスト
可能であればインフェクトを投げる。それはIGの中ではダンサーで釣る可能性が一番高いカードだから。

4コスト
まず、先手だとしてもめくる必要は全く無い。何故ならIGがめくれなくても点を取ることが出来るデッキだからである。
さて、木蓮AFの指定がESなので、2ターン目に4コストES(マッドハッター、百日紅)を手出しで投げれるなら投げる。
アンコのことを考えても、ここはESを投げたい。無いなら百騎兵でゴリラしてエトナを構える。

5コスト(理想は青2黒2緑1)
とりあえずめくる。先ほどと異なり、前述の手出しESを墓地に落としたりするのが大目標。その際、マッドハッターが落ちる可能性があるので、必ず3コストIGからめくる。インフェクトなら埋めておくべきだが、百騎兵やフーカなら手出しで必要になる可能性はある。その際はあとで釣る物を投げ落としておく。当然ESを投げるのも検討する。ES3枚埋めることは常に意識。

ESを墓地に落とせたなら後で釣るために木蓮を出す。
→ダンサーが揃っている場合
 ①木蓮効果でダンサーを回収する。
  この時、ペネトのリソ黒2要求を意識しておく。
 ②木蓮効果でアマデウスを置き直す。
  ダンサーや木蓮が手札に既にあり、墓地を肥やした方が強そうならこちら。

→ダンサーが揃っていない場合
 適当に強そうなものを回収。もしトライゴルドが埋まっていたら回収しておくと次のターン投げるかもしれないので覚えておくと幸せになれるかも。
 
ESを落とせていないならペネトか4コストESを手出しでしのぐ。この時、ペネト効果が必要であるなら、ダンサーで釣るモノ(7コストや木蓮)かESをコストにしたい。

6コスト
順当に動いていれば木蓮がチャージにいるので、次のターンダンサーできる可能性があるなら釣れるようにするためにめくる。
絶対にできないならチャージ温存。

一応、前のターンに木蓮が落ちている場合には、ダンサー木蓮特有の強い動きがあるので列挙。
ダンサーが置けるのであれば、
 ダンサー効果→木蓮効果→ダンサー回収→手出しインフェクト効果→木蓮回収
 ダンサー効果→木蓮効果→ダンサー効果→何か→アビッソ木蓮破壊
後はダンサーインフェクトに準じる。
たまにトライゴルドを手出しで投げるかも。
とはいえ、別に無理して動く必要はないターン。

7コスト(理想は青2黒3緑2)
殺すために動き始めるターン。
強い動きの1例を挙げる。
木蓮効果→ダンサー効果→7コスト
ダンサー効果→木蓮登場→木蓮効果→ダンサー効果→インフェクト登場→インフェクト効果→木蓮回収→手出しアビッソ

見ればわかると思うのですが、ダンサーで木蓮を釣るのがとんでもなく強い。
後は組み合わせで適当に詰める。習うより慣れろ。
ここに列挙したのは手出しの動きだけなので、実際にはここにIGやESの効果が絡む。

8コスト
殺す。

7:特筆事項

・相手が阿那婆達多を出して来た場合
ダンサーでダンサーを釣って、めくる。チャージ残1でフーカがめくれれば満点。

・エトナとかシャムとかヘリカルとか出て来た場合。
サイクロトロン釣りでめくる。
木蓮効果でファッティ釣る前提でめくっても良い。シャム・ヘリカルなら木蓮効果サイクロ釣りで木蓮を手札やデッキトップに戻してもらおう。
ちなみに、エトナが立っている場合でもリソースに余裕があるなら素直にサイクロ釣るよりも木蓮経由してサイクロ釣る方が良い。こう動くと、エトナで木蓮を破壊しなければならず、よってチャージを使わせることができるからである。チャージ4にしてしまうとめくられた時が面倒でもある。追放されるものをわざわざ破壊してくれるのである、いい時代になったものだなぁ。

・相手リソースにペンギンイェーガーとかフレイムコープスとかバーサークバイクとかシェイクスピアが見えた場合

ライフに祈れ。

本当にヤバいのはウィニーとかグラバイク相手にヒャッハー!!ブォォォォン!!!(轢き殺しの音)される場合のみ。
それはライフに祈るしかない。こっちもアビッソのおかげでそこそこは付き合えるので、そこそこ付き合ったらあとは一気に木蓮に踊ってもらうしか。コントロールに8:2つく分、速攻相手には5:5〜3:7くらいだと思う。
実際八千代で唯一負けたのはグラバイクで、決勝での再戦では勝ったけどライフにヴォイドが2枚あったという不祥事みたいな事件もあった。やはりライフには祈り得。

だいたいこんなところ。
個人的にあまり難しいとは思っていなかったのだけれども、まぁ個人差は出るような気がします。
ダンサー揃わなくても勝てるときは勝てますし、実際八千代杯ではライフ6回ヴォイド4回踏んでるので、揃ってしまえばあらゆる障害を乗り越えることができるパワーがあります。
こんな意味不明なパワーカードがあなたの行きつけのお店の10円とか20円ストレージに埋まっているかもしれません。
さぁ発掘してLet's Dancing!!

登録タグ:

あなたはこのブログの 4727 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2015/02/08 23:17
TCGカテゴリ: Z/X -Zillions of enemy X-  
表示範囲:全体
前のブログへ 2015年02月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。