POWER is EVERYTHING. More is Better.

　初めて書くネタがいきなり広いのはどうかと思うけど。



■共通認識編

　『貴方のデッキ、一撃で9500出せますか？』

　これが現在の環境、一番考えるべきことです。
　この9500とは６コストバニラの値ですが、同時にフィーユ、ガルマータ、ティラノといった２弾の強力カードたちの誇るラインです。
　特にフィーユ対策が顕著で、これに従い６コストバニラの投入も増えています。
　この9500ラインでPS横を固められたらトップ葬送牙の呪いを待つしかなくなる、というのは勝ちがあまりに細いです。
　対策として、

　①剣とか槍でブチ抜けるようにする
　②単純に殴り殺せるようにファッティ増やす
　③問答無用で除去を増やす

　などが挙げられますが、③はあまりおすすめしません。
　Z/Xは場を埋めることだけで、相手に対処を強いるアドがあるので、除去はアドがないからです。



■高速編

『そのデッキ、本当に早いの？』

　早いデッキですから、いま話題のバイオレンス系セクシャルサラシ大和撫子である月下香姉さんとか、相馬とフィーユのエサであるプラセクトも考える必要がありません。
　そんなモノの対処を２回３回要求されるということは、もう負けてます。お疲れ様でした。毎回月下香とかプラセクトに立たれて負ける、という場合はそもそも最初から見直しです。速さが足りない！
　よって、やはり考えるのは9500……というかフィーユです。ガルマータはバウンス対象いないでしょうから論外、ティラノで薙ぎ払われるのも仕方なしです。都合のいいIGでリカバリーを心がけましょう。

　はい、じゃあもうちょっと具体的な話。
　とりあえずPC相馬を見たら、まず敵のPS横を絶対に埋めること。
　こうしないとフィーユから出てきたデカイのが横を埋めて詰みます。
　デカイのが４、６ないし自陣横に出てくるなら攻めには関係ないので放置。
　その上で、一撃で抜く。
　理想は６バニラ投入。不可能なら、6000＋槍。トルマリンあたりだと4コストで済んで得。
　それで2コスで1発入れれば、どうにかなるでしょう。

　だもんで、速攻なら赤触り、というか激震槍の投入を強く推奨します。4積みでいいです。
　あとは６バニラですね。５バニラを積んでいる人は、試しに替えてみません？



■中速編

『死にたくなければやめておけ』

　とりあえずきつい(´；ω；｀)
　早いデッキ相手にはコンスタントな除去とかできるけど、殺したやつからIGODされると即＼(^o^)／なのでおすすめしない。
　遅いデッキ相手にはキメ損ねた瞬間、パワーの尊さを身を持って知るハメになるからおすすめしない。
　一応、クレプスとか中速向きなんだけど、あの娘は釣る先ががが。
　今行くフィエリテもこの速度域（だと思う）だけど、コレに関しては詰め切れてないので又の機会に。


■低速編

『何が一番必要なの？』

　まぁ、環境の主流でふ。大体フィーユのせい。
　実際重いデッキというのは他に龍膽とかいるけど、採用数的にはこのアホの子でしょう。
　だもんで、重いデッキが考えることは１にも２にもただひとつ。

　如何にして先攻で加速して、ファッティを叩き付け続けるか。

　これはどんなデッキと相対そうが変わらないコト。
　ぶっちゃけて、人より早く８コストに到達してフィーユ出せれば誤魔化せる。
　だから２点くらいは投げ捨てる覚悟でルリジッサとか元気とか撃ったほうが良い。

　つまり、すごく当たり前だけど遅いデッキは序盤のリソース加速が一番強い。

　上手く行けば、これで速攻デッキはどーにかなる。
　問題は遅いデッキのミラー。特に、相手がプラセクト軸かどうか。この蟲野郎！
　普通のデッキがプラセクトにぶつかると、ほぼ確実に手数で死にます。９コストで相手の場に7000と11500が出てくるんですからね。月下香がそれをブチ抜けるのは14コストから――手遅れですよね。
　カメレオンコロセネーとか言ってると、気づけば虫まみれになって、そこはかとなく陵辱ゲーみたいなことになります。
　ですから、何とかしてカメレオンをどうにかしましょう。そのための対策を、構築段階から考えるべきです（これは自戒も含めて、なんですけどね）。
　アロガンス（登場時追加コストで4コス除去）とかルナティクス（2コストでソーンクレプト殴る、サクってカメレオン殺して、クレプトは殴り殺す）がオススメ。なお、この状況まで来ると、ラスト1点ブチ込みでもない限り、バウンスはほぼ意味ないので考えから外しましょう。



　まぁ、こんなトコ？
　もちろん、自分ならこうする、ってコトを書いただけなんで、異論反論は雲霞の如くあるべき。
　諸々ひっくるめて、ここまで読まれた方の参考になり、その方が良きスカートめくりライフを送られることを祈ってやみません。