カードゲームについての四方山話

　前、ツイッターに上がっていたルリジッサの処理や、テクネチウムの処理も、
他のカードゲームをやっていた人から見れば、「なるほどね」という物でしかありませんでしたが、

　カードゲームは、Z/Xから始めて、他の趣味の合間にちょこっと遊んでいます。と言う感じの身内の子なんかは、

「チャージに置く替わりにリソースに置くのに、なんでチャージの状態が関係してくるの？
替わりにリソースに行くなら関係ないんじゃないの？どういうことなの？」

というふうに、何でそうなるのか、明確に意味を理解できていない子もいたりしました。

　
　これは別に、彼女の頭が悪いとか言いたいのではなく、これまでTCGなんて一切やっていなかったり、もの凄くライトに遊んでいる層にとっては、難しい裁定だったということです。

　TCGにどっぷりな時期が長い私なんかは、忘れそうになりますが、カードゲーマーのテキストの読み方や、ルールの理解の仕方は、普通の人と同じではありません。
かなり穿った物の見方をしています。

「自分に解るんだから、他人も当然解る」というのは、TCGに限らず、いろいろな場面でよくお目にかかる考えですが、割と傲慢な考え方なので、気をつけたい所ですね。（自分の得意分野だとよくある話です）

　なので、玄人向けのTCGを作るのなら、問題ありませんが、Z/Xのように、TCGの初心者や、ライト層の女の子もどんどん取り込んでいきたい。という所謂、誰にでも楽しめるTCGを目指しているのなら、
今回のように、これから入ってくるライト層の人の為に、総合ルールを変えるという判断は、割とよかったのではないかと思えました。

まぁ、今回なんかの場合は、ルリジッサのカードのテキストを最初から、

「このカードが破壊された時、チャージに置かれた後、リソースにスリープで置く」

と書いていれば、難しい事など何一つなかったと思いますが。

　エラッタと言う物は、出せば出すほどライト層の客が逃げていき、新規が入ってきにくくなるというのは、
他の所謂「終わったTCG」で何度も経験して解っているので、そういう意味でも、エラッタにせず総合ルールに手を加えたのは、良い判断だったのかな？と思いました。


　さて、ここからは、実際にプレイする時に何が変わるか？ですが、基本的には変わりませんね。
能力持ちスタートカードは、トラッシュに落せなくなりましたが、それでも、相手にリソースが残っているのなら、
出来るだけ最後に破壊した方がいい事は変わりませんしね。

プレイングで注意する事は、レアケースですが、チャージが４枚のときに、抱擁の誘いなんかでデッキからトラッシュにカードを落し、ES発動を狙う事が出来なくなったとかでしょうか。

基本的には、大して変わって無さそうです。