*恋するカードゲーム*　月原みゆき

完全女子向けに考えているカードゲームはＴＣＧ要素を含むトリックテイキングゲームということで、コレクタブル・トリックテイキング・ゲームと名付けてみたいと思います。
略称はＣＴＧとでも言うんですかねｗ

枚数などは、あえてわかりやすくするためにトランプをベースとしています。
なので普通のトランプみたいにトランプのスート（マーク）とランク（数字）の他にＴＣＧ要素としてイラスト、およびカード名、カード効果テキスト、（フレーバーテキスト）などが書かれていると想像してみてください。

イラストなどについては、別の機会に考えるとして、今回は勝利条件について考えていこうと思うわけです。
トリックテイキングの勝利条件というのは、基本的にはより多くのトリックをとると勝ちなのですが、他にもいろいろあるんですね。
ハーツなんかはトリックをとらない方が有利で、取ったトリックにハートの13枚(各-1点)とスペードのＱ(-13点)が含まれているとマイナス点なんですよね。
ナポレオンでは取ったトリックに含まれる絵札（Ａ、Ｊ、Ｑ、Ｋ）の16枚のうちどれだけとれるかを競います。

今回のＣＴＧでは、どの方式がいいかと考えると、トリックの数より、トリックに含まれる特定のカードをより多くとったほうが勝ちのほうがおもしろいかなと思っています。

何を基準にするかというと、やっぱりカードには特殊効果がありますよね。
その特殊効果には強弱があるので、これにレベルをつけて、そのレベルの合計数によって勝敗を決めたらどうかなと考えています。
レベルについてはＡ、Ｊ、Ｑ、Ｋの絵札についてはバニラ的に強いので、基準としてレベル１（★）とし、数字札は基準レベル０とします。
Ａは基本最強なのでレベル２（★★）でもいいかな。
更に特殊効果の強弱を加味してレベル０～３（★★★）くらいにしましょうか。

ゲームの勝敗は、より多くこのレベルの★を獲得した人が勝ちとします。
ただし自デッキに多く★を含んでいると有利すぎるかもしれないので、相手側の★の数のみを加算していく方がよさそうです。

デッキを組むときのレベル制限については、デッキに★が多ければ多いほど、トリックがとれないと相手に大量得点されやすくなるデメリットがあるので、上限は設けなくてもいいでしょう。
逆に★を少なくするとトリックで勝てないので、だいたい中間が決まってくるんじゃないでしょうかね。
どちらにしろ幅が多い方が面白みがありますし、デッキを組むのに何も考えなくていいのが長所になります。

あとはトリックテイキングに多いビット（競り）ルールについては次回考えてみたいと思います。

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