TCG四方山話

長らく凍結していたアカウントをドレノ考察用に復活?
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XG1弾スターターレビュー:第2回

スターターレビュー第2回は、パワーアップヒーローデッキです。


専用SR 1種

仮面ライダーワイルドカリス 1


専用R 1種

アバレンオージ 2


R 3種(うち再録 2種)

アバレキラーAM 2
アバレブラック 2
アバレキラー 2


NR 8種(うち再録 6種)

ベリー 3
アバレブルーAM 2
スーパーゲキレッド 2
仮面ライダーカリス 2
仮面ライダークウガDF 2
仮面ライダークウガRD 2
仮面ライダー朱鬼 2
ゲキレッド 2


N 6種(うち再録 6種)

ダッシュレオン 2
ルリオオカミ 1
マジパンチ 2
爆竜ティラノサウルス 3
爆竜トリケラトプス 3
アバレブルー 3




このデッキのコンセプトは、幾つか有ると思います。
箇条書きで挙げると

・強化体(7-ユニット)
・速攻
・カウンター
・合体

くらいでしょうか。

まず、強化体ですが、専用SRの「仮面ライダーワイルドカリス」をはじめ、全部で9枚収録されています。
強化前のユニットを捨て札にすることで、少ないパワーで強力な効果を持つカードがラッシュできます。
また、「ベリー」の効果で、相手のアタックに対してカウンター気味に強化体をラッシュする事も出来ます。


また、このデッキはワイルドビースト(赤)とミスティックアームズ(黄)のデッキであるため、ストライクナンバーが2と3であり、バトルエリアに出すユニットの数が少なく連続ストライクが簡単なのもポイントです。
因みに強化体ユニットの場合、撃破されたときに、捨て札にある強化前のユニットがラッシュエリアに戻ってくる(クウガRDは戻ってきませんが)ので、

強化体でストライク→返しのターンで撃破されても今度は強化前ユニットでストライク

ということが可能です。


さらにこのデッキのポイントとして、カウンターオペレーションの存在があります。
カウンターオペレーションは相手ターン中の特定の状況の時にのみ使用できるカードで、主に相手の行動に応答して、それを妨害する効果を持っています。
このデッキには2種3枚のカウンターオペレーションが収録されており、「ルリオオカミ」は相手のアタックに、「マジパンチ」は相手のストライクに対応して使用が可能です。
これらを駆使する事で、自分の状況をより有利に進めることが出来るでしょう。

また、カウンターを補助する目的で自軍コマンドをリリース状態にしてくれる「ダッシュレオン」が再録されているのもポイントでしょう。


最後に、合体ですが、このデッキではお手軽な2体合体ロボの「アバレンオージ」が収録されています。

ラッシュに必要なパワーも5と少なく、合体パーツも2体なので、比較的簡単にラッシュが可能でしょう。
それでもBP8000は非常に魅力的ですし、SP1を持っているのでゲームを進めることも可能です。

また、レジストもついているため(レジストを使用するとストライクできなくなるデメリットもあわせてついていますが)、アタッカー限定でみても結構サバイバビリティは高いでしょう。

レンスト1弾に収録されていた「アバレンオー」をラッシュするのにも使えるという、昔からのファンにも嬉しい効果も付いています。


その他、仮面ライダーワイルドカリスの強化前、「仮面ライダーカリス」もライダー2弾収録時とは別の能力となって収録されていますが、このデッキではその効果は使えません。
なによりビークルカードが無いので、RCを使用できないからです。


総評:
赤黄のストライクデッキはレンストにおける基本のようなものです。
やはり、初心者のうちは、2番3番の連続ストライクを主体にしたデッキでゲームのテンポと感覚を身に付けるのが良いと思います。
しかし、このデッキでは、それを強化体デッキとした上で、カウンターや合体と言う要素も織り交ぜ、慣れた人でも面白く遊べるよう仕上げてあると思います。

弱点は、強化体デッキの常として、強化元のユニットと強化体ユニットが噛み合わず、更には強化体ばかりが手札に来てしまうと身動きが取れないということです。
普通に構築した場合、強化体ユニットが5種9枚も入っているのはちょっと入れ過ぎかなと思うので、慣れない人には回し辛い構成かもしれません。

しかし、その場合は無理に強化体を使おうとせず、強化体カードをどんどんチャージに回し、強化前ユニットをメインにレジストなどを利用して先に7点入れきってしまうデッキとして運用するのも手でしょう。

「爆竜トリケラトプス」の効果でWBのユニットを守る事も出来るので、サバイバビリティはかなり高いでしょうし、後から7パワーに伸ばせば強化体も素出しが可能になり、撃破時には強化前ユニットが戻ってくるメリットもあります。
はじめはやや使い辛さもあるでしょうが、手馴れてくるに従いレンストの醍醐味が楽しめる、良いデッキではないでしょうか。



パラメータ(5段階評価)

強さ:★★★
使い易さ:★★
発展性:★★
初心者さんへのオススメ度:★★★

(本当はオススメ度は★4つとしたいところですが、ややクセが強いのでこの評価です)

改造のポイント:
強化体を安定して使用するためには、強化元ユニットを3枚に増やすところからでしょう。
その際、特殊な構築以外では強化体の方も種類を限定して、3種類程度に抑えた方が良いでしょう。
カウンターは確かに強力ですが、慣れないうちは使いどころも難しく、XG1弾のブースターには収録されていないので、あえて外してしまうのも手です。
どうしてもカウンターに拘りたいのであれば、過去弾のカードをシングルショップやネット通販、トレードなどの手段で手に入れる必要があるでしょう。
合体は、あくまでサポートレベルなので、これも割り切りで外してしまっても構わないでしょう。
その分、ストライカーや高BPのユニットを採用する事で安定したデッキになるでしょう。

登録タグ: レンジャーズストライク  コラム 

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テーマ:日記投稿日時:2009/06/29 00:42
TCGカテゴリ: レンジャーズストライク  
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