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第19回 全日本選手権の制限について
モンスター・コレクションTCG第19回 全日本選手権詳細情報が公開に!制限についてのアンケートも実施中!
モンスター・コレクションTCG第19回 全日本選手権詳細情報が公開に!制限についてのアンケートも実施中!先日開催が発表され話題となっている、モンスター・コレクションTCGの大会「第19回モンスター・コレクションTC...

とりあえずTwitterで募集されてるアンケートの方針と目的についてですが
 


モンコレ全日本選手権実行委員会
‏@mc_sne_cs
制限カードは次の「目的と方針」を元に決定します。

【目的】
販売終了後から変わっていない大会トップ環境に一石を投じ、できるだけ多様なデックが活躍できる可能性を見いだす。

【方針】
アンケート集計の上位5勢力への制限カード実施。


 
この制限をかける前提として、現在のモンコレの環境に大きな変化がないことを念頭に置いてください
商品としてはブースターパック「悠久のハルシオン」の2014年5月に、全体的には大会参加賞のPRカードで2015年4月を最後に新たなカードの追加はありません
そのため昨年とまったく同じレギュレーションで大会を開催すれば、その参加者のデックも似たようなものになるでしょうし、仮に変化があったとしてもその違いは一昨年と昨年を比べた違いよりも小さなものになると予想できます
 
つまりこれは不人気投票です
一部のカードやデックについては充分に強いことがわかってますので、これ以上はもう見たくないデックを選べということです。それで参加者の選択肢から外れたカードやデックがあれば、それに合わせて構築も変わりますし大会の結果にも影響するでしょう
ただそれを勢力単位で指定するのはやや乱暴な気もしますね。ネオスタンダードはブロック構築でもデックが組めますし、同じ【炎のラビリンス】でも朱蟻と牛頭は方向性の異なるデックです
 
ともあれアンケートの集計は11/3まで実施してますので最大5勢力を考えてみましょう
 
まず昨年、第18回 全日本選手権のデータによれば、もっとも使用者が多かったのは【風神&雷神】、次いで【竜鳴の谷】【死者の謝肉祭】と続きます
(注:公式の判断でエルキュリアは竜鳴の谷扱い)
 

 
単純に使用者数だけ見ると、この5勢力で決まります
第17回の結果も踏まえると歌姫以外は妥当なようにも思えますね
【風神&雷神】風神竜
【竜鳴の谷】エルキュリア
【死者の謝肉祭】亡霊
【秘密の花園】歌姫
【炎のラビリンス】ミノタウロス
 
 
仮に制限カードが設定された後のことを考えてみましょう
 
おそらく【風神&雷神】で制限カードが設定されるとしたら、まずは《クロス・ブレード》でしょう
先攻を取りやすい勢力で[対抗不可]の無属性4ダメージ。これが2枚以上あると考えるだけでドワーフやトロールが選択肢から消えます。他の勢力にも対抗不可の除去はいくつかありますが、後攻で耐えた後の状況を想定したデザインのライオンバズーカや鈍撃ドドンパス、条件を揃えるのが困難な上にコストも厳しい《ジャッジメント》などにはそこまでの理不尽さを感じません
また、制限されたことでドワーフが台頭してくる可能性がわずかにでもあるとするならば、《ゲヘナ・フレアー》を採用できることでブロック1構築の「火竜」や「剣姫」が陽の目を見るかもしれません
 
他に制限カードになりそうなわかりやすい候補は《亡霊の魔導円》でしょうね
後発の勢力はブロック構築にしてもすべて内包されているので、実際は【ヴラドの血族】から借りられる《暗黒の祭壇》や《流血の魔導円》も同一勢力と見られている節もありますが、今回のアンケートのルールであれば【死者の謝肉祭】から《亡霊の魔導円》ということになるのでしょう
 
また【炎のラビリンス】は大別するとクリムゾンで同時攻撃を狙う型、レベル4のミノタウロス中心でアイテム対抗する型、レベル6のミノタウロスを使おうとしてオークと手を組みブロック構築に移行する型が挙げられますが、大会で活躍しているミノタウロスといえば普通はオズボー配下のレベル4ミノタウロスのことを指します。制限カードになるとすれば《オズボー将軍「銀角」》あたりが妥当なところなのでしょうか。先攻が取りにくくなり攻撃力も下がりますが、ブロック構築なら他のアイテムユーザー(ブロック3にいる《白霧の海賊王ガトー》など)で埋め合わせが利くので、制限カードがユニットだと使用者も減りはするでしょうが激減するというほどでもないような気がします
 
 
逆に、今は使われていない勢力のデックが見直されるような変化があるとすれば、何が姿を消したことがきっかけになるでしょうか
先に挙げた通り、後攻型で防御力4以下のユニット中心のデックは《クロス・ブレード》の脅威が薄まれば可能性はあるでしょう。元がそこまで悪いわけでもないのに並べて比べられると他方に負けるというようなデックがあれば制限カード次第で出番があるかもしれません。例えば主な戦力がほぼ電撃耐性を持っている【風神&雷神】が姿を消すことで【豪天城の戦鬼】ですとか【鷹眼の行進歌】ですとか電撃ダメージを多用するデックが頑張れるかもしれません
(その場合、結局バードマンの電撃耐性に鬼姫が泣かされますけど)
 
実行委員会としては、そういう環境の変化を起こしたいけれども独断で大鉈を振るって禍根を残すのが怖いので、ユーザーの総意として段階的に承認を取りつつ参考意見を集めているのが今回のアンケートなのでしょう。エルキュリアを【黄昏のワルキュリア】ではなく【竜鳴の谷】に含めているのも何らかの内定があってのことかもしれません
 
 
 
あとブシロードで運用されていたレギュレーション(構築ルール)の、オープンに追加されていたブロックオプションで制限されていたカードの再確認はしておきましょうか
とはいえネオスタンダードのルール制定以前や、ブロッコリー時代のカードと混ぜられる環境に向けた制限など、今回の第19回大会とは前提条件がかなり異なるため最終版以外は参考資料程度ですね
 
ブロック:エレメンタルにおける制限カード
・1C-142《破滅のマドゥ》
・1C-145《銘刀「紅まぐろ」》
・2A-019,2D-116《ウィーク・ポイント》
・2D-084《黒死王オシリス》
・3C-068《夢魔の王妃リリス》
・3D-081《ダークネス・イリュージョン》
・GE3-005《アリサ・Ⅰ・アミエーラ》
・GE3-008《シオ》
・1D-069《羅生門》
・3E-067《戦争の女神モリガン》
 
主に「剣姫」をオープンのカードプールで構築した際、アイテム枠とスペル*枠を備えた魔属性レベル4ユニットが溢れかえることを見据えての制限でした。それ以外に注視すべき点として《羅生門》で多数の大型ユニットが並び戦場が硬直することを懸念していることが挙げられますね
 
 
ブロック:タイクーンにおける各種制限・禁止カードは《ダークネス・イリュージョン》以外すべてブロッコリー時代のカードなので割愛します。相変わらず無制限だと「剣姫」が凶悪という認識での制限です
 
 
ブロック:リヴァースにおける制限カード
・2A-019, 2D-116《ウィーク・ポイント》
・3D-081, LB-090U《ダークネス・イリュージョン》
・LT-020T《木霊》
 
《デッド・ホール》という更に凶悪な上位互換があったためか一時的に制限解除されていた《ウィーク・ポイント》が再び制限カードになりました。勢力を持たないブロック2のカードなので主に「魔女」で使われますね。そして《ダークネス・イリュージョン》はブロック:レジェンドで勢力違いの同名再録も同じく制限カードに組み込まれました
《木霊》についてはそのまま引用します


▽LT-020T《木霊》
ダイスを多く振るタイプのデック全般に、コンセプトを問わず無差別に組み込まれる入る可能性を懸念して、木霊を制限カードとさせていただきました。


 
現在、ネオスタンダードでの制限カードはありません
それゆえ夢魔でも魔女でも上記のオープンにおける制限カードも3枚まで使えます
使用できるカードプールが当時とは異なりますので一概には言えないかもしれませんが、かつての制限カードの選定理由と前大会で使用者の多かったデッキを制限する理由とを見比べて妥当かどうかを考える時間は必要かもしれません
 
 
 
個人的な意見として《クロス・ブレード》と牛と【ホーリィの手記】は制限してよいと考えています
【ホーリィの手記】については《木霊》ではなく世界蛇の存在ですね。理由はブロック:エレメンタルの《羅生門》とだいたい同じです
 
こういうこと書くのはアンケート集計の開始直後がいいのか終了直前がいいのか迷います
あまり早いと他人の思考を誘導してるような気がしますし、あまり遅いと立ち止まって考え直す時間がありませんからね

登録タグ: モンスターコレクションTCG 

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テーマ:ニュース投稿日時:2016/11/01 04:02
TCGカテゴリ: モンスター・コレクションTCG  
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