メタ(meta-)とは、「高次な-」「超-」「-間の」「-を含んだ」「-の後ろの」等の意味の接頭語。ギリシャ語から。
《出典:Wikipedia》
そんな話は(ここでは)誰も望むところじゃないでしょう?
ということで、TCGにおける「メタ」とは何ぞ、というお話。
よく「メタデッキ」とか「メタる」とかいう使い方をされるけれど、果たしてほんとにそうかい?と考えることはなかなかないんじゃなかろうか。
「メタ」とは先に挙げたとおりの意味。であれば、そもそも対象になる(より低次としたい)デッキがあるはず。
では「メタ」が指すものは必ずしも1つとも限らないだろう。
さて、ここで考えてみたいのは2種類の「メタ」について。
1つ目は、各アーキタイプの使用率がどれほどあって・・・分析をふまえたもの。
ここでは、分析対象となる大会が多ければ多いほど、「メタ」の要素は強くなってくる。
2つ目は自分が思うデッキに対するもの。
いわゆる「個人メタ」なんてのはこれにあたる。
両方とも「メタ」であることには違いない。しかし指すところは違うもの。こはいかに。
よく、友達同士でメタの話をしていて食い違うなと思ったことはなかろうか。個人的には思うことがままある。
つまり、「メタ」には少なくとも2種類あって、それ故に会話がかみ合わなくなる。そういうことなんじゃないか。
「メタ」は1つではない。
だからメタの話をするときは、何の「メタ」なのかはっきりさせるのが大事なんじゃないかと思う今日この頃。
登録タグ: クルセイド
テーマ:雑記 | 投稿日時:2014/08/12 23:07 | |
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武装変更〔三毛の人〕 さん | [2014/08/12 23:24] |
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捉え方は人それぞれな所がありますからね。 最初に方向性を明確にして話をしていくとスムーズですよね。 微妙に噛み合わないまま話をしていると、全く違うことをお互いに話しているのは良くあること・・・か?www |
宴 さん | [2014/08/13 11:37] |
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>武装変更〔三毛の人〕さん 店頭でいろんな話を聞いていると結構ままあるものでしてw 自分の中でコンセンサスが取れないままデッキ相談される方も結構いらっしゃいます。 自分と他人はもちろんですが、自分自身の中で取れていない場合の方が多いです。 |
モッコス さん | [2014/08/13 20:27] |
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1つ目のはちょっと難しそうですね、今回のツアーはでかい大会があったと思ったらもう次のパックが出てるって感じながなぁ、去年は幽白とギアスのイメージが強かったのでそこら辺はやり易かったかなと思います。 |
IWANKO さん | [2014/08/13 22:14] |
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おそらく、多くのプレイヤーは『メタる』という言葉を 『対応する』という意味でとらえていると思う。 つまり、対応するということは、『何』を『何』で応じるか?ということ。 このラインが明確じゃないと、話は食い違うと思う。 さらにいうと、なぜ対応するかという根本理由は、 驚異や恐怖を排除するために対応するわけなので、 そこは非常に大きな個人差が出るところだと思う。 なので、まずは何のデッキでどんな驚異をどういうカードで対応するのか? というコンセンサスをとれば、スムーズに会話が展開するんじゃないかな。 あと、メタの本来の意味はデッキ単体の完成度を高めることを低次として、 戦う環境を考慮してデッキを完成させることを高次としている気がします。 個人の推測なので間違っているかもしれませんがw |
宴 さん | [2014/08/14 01:24] |
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>モッコスさん 確かに、現状のクルセイドの環境では難しいかもしれません。 ですが、今回のように京都大会だけでも、十分に分析する機会となったことは、東京Cブロックのマイトガイン優勝が物語っていると思います。 回数がなければ、分析の精度を上げる、で対応するのがいいのかなと。 >サガガさん コンセンサスの一致は最近よく感じることではあります。気を付けつつ話をするように心がけています。 個人的にはメタの意味の認識は様々有っていいと思います。 記事に書いたように「デッキ」対「デッキ」(「アーキタイプ」対「アーキタイプ」)で見る場合もそうですし、お話しの通り「単体の完成度」対「環境を含めた完成度」もメタであると思います。 何が正しいとはっきりしない話だろうと思うので、そこも、相手との前提を一致させつつ、話ができればなと思います。 |