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歯を食い威張ってもアメリカで遊戯王DMがMTGに勝てないわけ


では今日のコラムを。

なんで題名のような状態が起きるのか

それは「日本の市場が異様」なのです。
正しくは「日米のTCG観が違う」からです。

日本にとってTCGは「玩具」に属します。
スゴロクなようなもので勝ってわいわい負けてわいわい
勝っても何ももらえないことが多いです。
またカード自体の体裁を気にし、きれいなカードのほうがいいのです。

それに対してアメリカにとってのTCGは「知的競技」の域にあります。
日本でいえば…プロの将棋や囲碁、麻雀の世界に入るでしょう。
大会で優勝すれば賞金がもらえますし、その他雑誌記事、はたまた
指導やテレビ出演などでお金を稼ぐことができます。
(まあ、TCGでは飯を食むことはできませんが)
カードよりもゲームの内容を重んじ、
システム的に計算されつくしたカードを好みます。絵は関係ありません。

もちろん「知的競技観」なのは欧米も同じです。
しかし東南アジアはアクエリ時代の木谷社長の布教によって
「玩具的」視点が芽生えています。
最初に東南アジアを選ぶ戦略は必然だったのでしょう。

今の日本製TCGをワールドスタンダードにするには
「しっかりとした知的競技」としてTCGを整備していくことが大切です

登録タグ: コラム 

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テーマ:日記投稿日時:2011/03/31 00:37
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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現在“2件”のコメントがあります。
霞くらら saintear さん [2011/03/31 06:47]
はじめまして。

現在北米では遊戯王もかなりの人気で、四半期ごとにMTGとトップを取りあったりしてる状況です。
実際に2010年の第2四半期なんかだと勝っております。最新の第4四半期ではMTGが勝っているようですが。
http://dante09.blog86.fc2.com/blog-entry-2791.html

他にトップ争いしてるのはポケモンカードゲームなので、個人的には向こうでもすっかり日本的TCG観はできてるんじゃないかなあと考えております。
私服めくり sirokurop さん [2011/03/31 11:55]
ご意見ありがとうございます
反論させていただきます。

まず去年の第2四半期はMTGの「エルドラージ覚醒」でした
まだ有力なデッキタイプが「召喚の罠」系統しかない
(ミラディンの傷跡でマナブースト力がなかった)ため
夢カードとされ見向きもされてませんでした。
遊戯王は「デュェリストエヴォリューション」
テーマは「ナチュル」と「エレキ」、そして「神の警告」。
とくに神の警告が大きかった。現在では優先権解除も相まって
投入する人が多いです。

ポケモンについてはレジェント発売が決まり2つ前の金銀世代がやめていったころです
ポケモンのカードゲームは「プリキュア柄の服が1年ですぐに時代遅れになる」ように
子供たちに「ゲームアイテム」として買い与える親御が多いだけです

ファイレクシア復活の今、遊戯王・ポケモン・DMはさらに勝てない事態が続くでしょう