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”ゾーン”の作り方からみる大会の”環境”

ちょっと面白い記事を発見

http://tocage.jp/blog/3565/1299510838.html

「静の時間」、俗に言う「ゾーン」のことですね。
集中力が一気に高まるタイミングのことを言います。
アイシールド21でセナの視界に道が見えるあれです。
よくスポーツ選手が感じるといわれていますが、
将棋の羽生善治先生も体感すると言っています(決断力より)
卓上ゲームでゾーンが発生するといくつかの手に思考が廻るようになり、
羽生先生のような”マスタークラス”になると
最善手1つにすぐに行きつくようになります。

さらに卓上ゲーム中だとお互いにゾーンに入り込み
一気に面白いゲームになることができます。
これはスポーツとは違う点ですね。

ではなぜ「双方同時にゾーンに入る」そんなことができるのか?
それはゾーンを高めやすい環境を作り出すことができるからです。
そしてMTGはそれをしっかり押さえて大会運営をしている。

MTGには”アリーナ”という特別なテーブルがあります。
他のTCGにも(武士のアキバ決勝も)ありますが、
MTGのアリーナにはゾーンに入りやすくなる要素が多いのです。

ゾーンを作りやすい環境に必要なもの

1.左右が気にならないテーブル
長机1つ分を丸丸使えることで視界が盤上、カード、相手手札のみ。
これで1枚1枚のカードに集中できます。

2.観客からの声がかからない静音
これが日本TCGとMTGのアリーナとの一番の差ですね。
音は集中をそぐ一番強い外乱要素です。
将棋って対局室ってあの狭い空間で静謐な空気が流れるから
ああいういい雰囲気ができるのです。

3.常に試合を公正、適正にし続けるジャッジ
これは自分が体験したことですが、全国大会では張り付きジャッジが一番
心が落ち着く要素ですね。お互いの軽いエラー(不適正な場合ですが)なら
ジャッジがすぐに巻き戻してくれます。VSは強制効果が多いので
逐一チェックすると意外と巻き戻しは発生します。
それが一気に盤面が整理されるのです。


ちなみにVSって一番ゾーンに入りやすいと思いますよ。
発生している要素数は意外と少ないです。
もちろんヴァンガードも…
さて、ガンルー抜いてターさん入れる作業を始めるお。

登録タグ: コラム 

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テーマ:日記投稿日時:2011/03/08 01:41
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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