前回、かなりテキトーなアウトラインが完成したので、テーマを決めてみようと思います。
1.ゲームの舞台
例えば、MTGならプレイヤーは魔法使い(PW)ですし、アクエリアンエイジだとマインドブレイカー、デジモンTCGだとテイマーだった気がします。
イメージ的に捉えやすい物が「ゲームの舞台」「プレイヤーの役割」になっている訳ですね。
私の考えているTCGでは「5枚のカードを守る」「相手の5枚のカードを攻める」「軍団で攻める」等を考えると、その5枚を城等に見立てて「城主」になると考えると面白そうです。
2.色の役割
TCGでは色の役割と言うのが重要です。
この色の役割の隔たりが崩れてしまうと、ゲーム上の戦術・バランス・色対抗図式が崩れてしまいます。
そうなると、インフレ或いは、色の再構築が必要になるので、ある程度決めておき色に縛りを入れておく必要があります。
また、その色のイメージから、色のキャラクター性を作らなくてはいけませんね。
そうする事によって、色の動きが直感的に解りやすく、どのような戦術が有効なのかが解ります。
例えば
白=人間・平均的な強さ・防御的なカードが多い
赤=獣/ドラゴン等・攻撃力が高い・攻撃的なカードが多い
黒=不死の者/機械・耐久力が高い・蘇生系カードが多い
青=はぐれ種族/商人・能力が低い・特殊なカードが多い
等です。
白
人間
獣である赤の軍勢、人間では無くなってしまった黒の軍勢と争っている。
軍団を率いて、襲ってくるドラゴンからの防衛を行なっている。
何度も蘇る不死の者達には劣勢で、商人達から武器や秘薬を手にれている。
呪文を扱える物も多く、自分達の住む場所を守る為に戦っている。
赤
獣/ドラゴン等
人間達を食料としている種族が多い。
それぞれの種族の統制が取れておらず、内部での縄張り争いも多い。
知性のある種族も存在し、非常に野蛮だが呪文も扱える。
協調という物は無い。
黒
不死の者達/機械
元々人間であった者達が、不死の呪文を手に入れた事によって出来た軍勢。
呪文の扱いに長けている。
又、機械化による生物の強化や、戦闘兵の製造を計画している。
不死である事に幸福を感じ、不死で無い物を不幸であると信じている。
その為、生きている物を哀れみ滅ぼそうとしている。
青
はぐれ種族/商人
それぞれの種族からはぐれた者が集まる軍勢。
生きていく為に争う者達に、武器を与え代価を得ている。
独自の目的を持って動き、軍団としてのまとまりは無い。
こんな感じで、何となくテーマを決めました。
(何か粗すぎない?というつっこみは仕方ない・・・)
3.強さの平均値
ゲームをやる上でこれが無ければ、極端にバランスの悪い物が出来上がってしまいます。
それぞれの色に役割を与えたのなら、それぞれの色の平均値が必要で、コスト比の平均的なカードも作る無くてはいけません。
MTGだと「灰色熊」「灰色オーガ」「ゴブリンの略奪者」「風のドレイク」等があります。
それぞれの色の平均的な強さ、コスト比によるメリット・デメリットが示されています。
先のテーマで
白=平均的な強さ
赤=攻撃力が高い
黒=耐久力が高い
青=能力が低い
としたので
白
攻撃力/防御力/体力
1コスト=1/0/1
2コスト=1/1/1
3コスト=2/1/2
4コスト=2/2/2
5コスト=3/2/3
赤
1コスト=1/1/1
2コスト=2/1/2
3コスト=3/2/2
4コスト=3/3/3
5コスト=4/4/4
黒
1コスト=0/1/1
2コスト=1/1/1
3コスト=1/2/3
4コスト=2/2/2
5コスト=3/2/3
青
1コスト=0/0/1
2コスト=1/0/1
3コスト=1/1/2
4コスト=2/1/2
5コスト=2/2/2
となります。
更にシンボル数(色指定数)によって、強さを分けなくてはいけません。
例えば「白白」と「白無(白となんでも良い色のリソース)」では、前者にメリット能力を与えなくていけません。
「白無」=能力なし、「白白」=起動型能力付与。
又は、ステータスボーナスに+1を付けなくてはいけません。
「白無」=1/1/1ならば、「白白」=1/1/2と言う感じです。
他にも特殊なコスト払い等に関しては、メリット・デメリットをはっきりしていかないといけませんね。
4.呪文の強さ
3と重複してしまうのですが、呪文に関してもはっきりと役割を与え、強さを決めなくてはいけません。
白=回復、防御的な呪文>攻撃的な呪文
1コスト=+0/+1/+0
2コスト=+0/+1/+1・+0/+0/+2
3コスト=+0/+2/+1・+1/+0/+1
赤=リソース増加、攻撃的な呪文>防御的な呪文
1コスト=+1/+0/+0
2コスト=+2/+0/+0・+1/+1/+0・3リソース増加
3コスト=+3/+0/+0・+2/+1/+0・5リソース増加
黒=弱体化・直接ダメージ・蘇生
1コスト=-1/+0/+0
2コスト=-1/-1/+0・+0/+0/-1・墓地から手札に1枚戻す
3コスト=-2/-1/+0・+0/+0/-2
4コスト=墓地から場に1枚戻す
青=数値固定化・ドロー強化・状態変化
1コスト=行動済みにする
2コスト=1ドロー
3コスト=1/1/1
4コスト=2ドロー
と言う感じです。
大雑把な感じですが、一応テーマが決まりました。
次回は、ルールの掘り下げになると思います。
登録タグ: 自作TCGを考えてみよう
テーマ:気まぐれ | 投稿日時:2013/07/18 23:21 | |
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