更新日 | TCGタイトル | デッキ名 |
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2018/08/04 | ヴァイスシュヴァルツ | リゼロ 黄単 フェルト・ラインハルト軸 |
https://www.gachalog.com/list/96121941
BP『「Re:ゼロから始める異世界生活」Vol.2』発売を機に、というよりも「輝く竜歴石 フェルト」が登場したことを理由に組んだデッキです。
「輝く竜歴石 フェルト」
3/2/10000 ソウル2 トリガー:1 《武器》《八重歯》
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
【自】【CXコンボ】[あなたの舞台の黄のキャラを3枚控え室に置く] あなたのアンコールステップの始めに、クライマックス置場に「やってやるよ、王選」があり、前列にこのカードがいるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「剣聖 ラインハルト」を1枚まで選び、舞台の好きな枠に【レスト】して置き、相手に1ダメージを与える。
回復とCXシナジーで舞台のキャラをコストに「剣聖 ラインハルト」を出してついでに1点飛ばす、まさにラインハルトのためにあるかのような、というか実際にラインハルトのためにある1枚です。
この1枚によってラインハルトは格段に使いやすくなりました。
ご存じのように、リゼロ初弾当初からラインハルトはそのインパクトの大きさから注目を浴びてきました。
しかし、「輝く竜歴石 フェルト」、つまりVol.2以前のリゼロプールで活躍するためには、後列を空にしたうえでラインハルト以外の前列2面をチャンプする、もしくはどうにかして盤面から消えるキャラ・テキストをかき集めるかという手順が必要でした。
盤面から消えるキャラ・テキストを使う方法に関しては殲滅姫さんのブログ、「2017年ラストを飾るのは・・・」(https://tocage.jp/blog/16221/1513610991.html)に詳しいです。
「輝く竜歴石 フェルト」ではCXこそ必要にはなりますが、盤面を空けつつラインハルトをストック消費無しで登場させ、1ダメージとラインハルトを運用する上で申し分ないテキストを持っています。
(欲を言えばコストくらい払うので1枚くらいは手札に帰ってきて欲しかったですが)
このデッキはこの「輝く竜歴石 フェルト」でもってラインハルトを存分に輝かせることがコンセプトになっています。
コンセプト
…は上に書いたように『「輝く竜歴石 フェルト」でもってラインハルトを存分に輝かせる』ですね。
ラインハルトの経験を確実に満たすためにL3が厚め、また「輝く竜歴石 フェルト」を円滑に使うために全カードが黄色になっています。
多少は他の色を混ぜても「輝く竜歴石 フェルト」のシナジーは問題なく使うことができますが、せっかくなら2面連動を狙いたいですし、いざ使うときには盤面の黄色以外のキャラは盤面外に出す必要があり、それでは従来のラインハルト軸とさほど変わらなくなってしまう場合もあります。
それならばいっそ黄色で統一した方がいいのではないかと考えてこの構成になりました。
採用カード
レベル0
・「若き剣士 ヴィルヘルム」
前列がこのカードのみであれば3500になり、正面移動を持っています。
移動ということで前列はこのカード1枚のことが多いですし、3500出せることも正面移動とマッチしています。
L0のメインアタッカーとして4枚です。
・「敵前の構え フェルト」
中央に1500パンプとダイレクトアタック時に1面にソウルパンプです。
パワーパンプに関しては、黄色の低レベル帯にしては珍しく常時パンプかつ補正値も大きく便利なものです。
ソウルパンプについても序盤の打点稼ぎや、サイドアタックによるソウル減少の相殺などで活躍します。
もちろんアタック済みのキャラや後列に振ることもでき、打点を伸ばさない選択もできる点も優秀ですね。
・「先代剣聖 テレシア」
「若き剣士 ヴィルヘルム」にパワー500、レベル1を与え、レベルアップ時に①自身思い出で4ルックを行えます。
自身で3500出る「若き剣士 ヴィルヘルム」をさらに強化できます。
1枚で1/0/4000、2枚で2/0/4500ほどまでが限度ですね。
高いパワーでL0相討ちは通用せず、サイドアタックに逃げても打点が残らない上に正面に移動してくる非常に厄介なアタッカーを形作ります。
レベルアップ時のテキストも1枚とはいえ思い出圧縮になり、手札を増やせるものです。
L1に上がって後列を張り替えるためにL0後列を前列に出す、もしくは圧殺するというお世辞にも強いとはいえない動きを上手く回避することもできますね。
レベルアップ時という条件も、よくあるリバース時などとは違って、後列に置いておくことができ「若き剣士 ヴィルヘルム」とよく噛み合っています。
序盤のアタッカー補助かつ手札補充要員など役割はありますが、かわいいので4枚です。
・「公爵家当主 クルシュ」
自ターン中前列中央にパワー1000、②自己レストのサーチ、サーチの立ち集中です。
パワーパンプは言わずもがな便利ですね。
②自己レストサーチは4ルックかドローが序盤~中盤の主な手札補充手段のこのデッキにおいて、好きなキャラに触れる数少ない手段となっています。
立ち集中は4ルックやドローで枚数を増やした手札の質の向上、山削りとできることが多いですね。
②自己レストサーチは後述の集中が2レストのため相性が悪いですし、パンプ、立ち集中も確実に使いたいかといわれるとそれほどではありません。
保険、かゆいところに手が届くカードとして1枚のみ入れています。
・「SDフェルト」
2レストの2ドロー1ディス集中です。
欲しいカードを選ぶことこそできませんが純増は1ですし、要らないカードを捌くことができるものです。
CXを引き込む可能性もあり、その点はサーチ、回収よりも優れているかもしれません。
もう一つくらいテキストがあっても良さそうな気もしますね。
序盤から確実に使って行きたいので4枚にしています。
とはいえ2枚並べても何もありませんし、このデッキをいじるとしたらこのあたりだと思っています。
余談ですが、ショップに行けばほぼ全カードがストレージにあるようなこのデッキで最も高いカードです。
それでも高が知れてますが。
レベル1
・「呑み込めない状況 フェルト」
CXシナジーで相手リバース時に4ルックと1面に2000パンプ、所謂「美波」ですね。
ただし自力ではパワーが伸びず、対応もストブとパワーは貧弱です。
とはいえ1面割ってしまえば2面目からは2000パンプの分かなり楽になりますね。
こちら側が移動を使っている以上相手のL0が盤面に残っていることも多く、L1に上がってから3面がっちり固めるデッキでもない限りは十分活躍できます。
L1で手札を稼ぐ連動として複数並べたいので4枚です。
・「最優の騎士 ユリウス」
盤面参照で行きは1/0/7000手札アンコール、返しは5000手札アンコールです。
サブアタッカー枠です。
ノーコスかつ特定のカードを必要とせずに7000まで伸び、手札アンコールによって場持ちも良いとL1のサブアタッカー役としてはヴァイス全体で見ても最高水準の1枚だと思っています。
手札アンコールがあること、並べたいのは連動フェルトであることを考慮し3枚です。
・「徽章の価値 フェルト」
黄のキャラすべてに②アンコール付与と自ターン中はさらにパワーパンプ1000です。
「呑み込めない状況 フェルト」を初めとした各カードのパワー補助をしてくれます。
②アンコ付与も③よりは格段に使いやすくなりますね。使うかといわれれば微妙ですが。
これがないとパワー面はキツいですし、前列に出してもパワーパンプはできてL1相討ちくらいは踏めるので3枚採用してます。
レベル2
・「貧民街のプライド フェルト」
対応CXと自身を控え室に置いての疑似リフです。
CXが必要な上、自身も控え室に送られてしまいますが疑似リフ後の山から2枚抜けるので圧縮的には問題ないでしょう。控え室に送られて疑似リフに巻き込まれて終わりではなく、L3の早出しにつなげることもできるのは優秀です。
対応CXも1帯のシナジーで使うので握っておきやすいですね。
有効なタイミングは限られますが、使いたいときには手札にいて欲しいので2枚です。
・「気丈な少女 フェルト」
アタック時対面L3で13500になります。
シンプルにこのテキストだけ付けているのでパワーはなかなかのものですね。
「徽章の価値 フェルト」がいれば14500になり、大抵の早出しに触ることができます。
美夏やランサーを入れていないこと、相手がL3になってからも活躍できることを考慮し2枚です。
・「女王の風格 プリシラ」
④ハンドのキャラ1追加で払えば相手1枚をレストさせるL2助太刀です。
防御札です。
ちょうど「ジャックブラザーズ」がついてくるイメージですね。
少し重いきらいはありますが終盤はあまりストックを使うものがないため十分使うことができます。
ラインハルト盤面でも殴られて打点が通れば普通に負けるのでアタック自体を封殺してしまおうというカードです。
たくさんあっても困るので1枚です。
レベル3
・「輝く竜歴石 フェルト」
CIP回復とCXシナジーで盤面の黄色3枚を控えに置いて「剣聖 ラインハルト」を出し1ダメージ飛ばします。
ラインハルトのためのカードです。
2面出して連動できれば1点×2で一気にラインハルト盤面を形成できるため積極的に狙っていきたいですね。
複数出したいのと回復の役目もあるので文句なしの4枚です。
・「王選候補者 フェルト」
他の《魔法》《武器》が3枚以上で10500になり、アタック時にストブと②で1面に1点ショット付与です。
山からキャラを抜いてストブするのでわずかとはいえ圧縮につながりますし、ショット付与もCXなどを必要とせず優秀です。
「貧民街のプライド フェルト」の指定先でもあります。
ショットによる詰めに加えて、経験のためにレベル置場に置くことも考えて4枚です。
・「剣聖 ラインハルト」
大活躍に加えて盤面にこのカード1枚のみ、経験6を満たしているなら、
・パワー20000
・アンタッチャブル
・効果リバース回避
・イベント・助太刀メタ
・相手リバース時思い出送り
・相手リバース時ハンド1で1点
・前列自由移動
をになります。
説明不要の「最強の1」ですね。
1枚のインパクトとして、これを超えるカードは今後もそう現れるものではないでしょう。
冒頭に述べたように、従来のプールで盤面条件を満たすのはそれ相応に面倒なものでした。
しかし、「輝く竜歴石 フェルト」の登場で、このカードはかなり使いやすくなったと思います。
舞台に出るのは1枚、L3で控え室に1枚落ちていれば十分なので3枚です。
CX
・「やってやるよ、王選」
ショットのCXです。
「輝く竜歴石 フェルト」対応ですね。
確実に使いたいので4枚です。
・「疾風の少女」
ストブのCXです。
「呑み込めない状況 フェルト」と「貧民街のプライド フェルト」の2枚に対応します。
こちらも確実に使って行きたいので4枚です。
プレイング
・全体
返しはともかくとして、行きはある程度のパワーは出せるため前のめりに攻めていきましょう。
「剣聖 ラインハルト」は確かに強力なカードではありますが、戦況をひっくり返すというよりも相手の反攻を妨げることに長けたカードなのでダメージレースは互角以上で推移させたいです。
そして重要なのがレベル置場です。
経験を持っているのは「剣聖 ラインハルト」のみですが、よりによってそのラインハルトが持っているので確実に経験6は作っておきたいですね。
やること自体は普通の経験タイトルを回す時と同じです。
・マリガン
L0で盤面に出すのは「若き剣士 ヴィルヘルム」、「先代剣聖 テレシア」が中心なのでこの2枚と後もう一枚程L0の何かを握ることを目標に手札を入れ替えます。
残りはL1かストブあたりが望ましいですね。
控え室に触れないので、CXやL1を何枚も切るときにはよく考える必要があるかもしれません。
・レベル0
「若き剣士 ヴィルヘルム」を1枚前列に、後列は「先代剣聖 テレシア」の盤面を作りたいです。
「先代剣聖 テレシア」2枚が理想ですが、1枚・0枚でも十分に戦うことができます。
手札的には1枚は出しておきたいですが。
レベルアップ時に「先代剣聖 テレシア」のテキストを余裕を持って使うために最低でも2パンはしておきたいです。
・レベル1
「呑み込めない状況 フェルト」連動を狙います。
パワー補助に「徽章の価値 フェルト」を置いておきたいですね。
併せて「SDフェルト」を出して積極的に使って手札を稼いぐことも重要です。
・レベル2
相手の早出しを「気丈な少女 フェルト」で狩ったりもしますが基本的にはL1の延長です。
疑似リフに関してはリターンも大きいですが準備も必要なため、個人的にはタイミングが合えばラッキーだと思って運用しています。積極的に狙っていくだけの価値はあるとは思っていますが、やはり5枚以下の疑似リフはタイミングが合わないことも多いですね。
・レベル3
ラインハルト盤面を狙っていきます。
盤面を埋めて「輝く竜歴石 フェルト」2枚連動で2回1点を飛ばして「剣聖 ラインハルト」を立たせるのが理想ですね。
もちろん連動が打てずにラインハルトを手札から出し、後列を空にしてから前列の2面をチャンプさせてラインハルト盤面を成立させることも多々あります。
とはいえラインハルトは相手の打点を封じたり、大ダメージを与えられるわけでもないので過信は禁物です。
ある程度クロックを詰めてからラインハルト盤面で1点バーン×3を飛ばし、返しにダメ押しにキャラを並べ直して殴って勝ち。というパターンが一番多いですね。
このような展開では手軽に1点ショットを作れる「王選候補者 フェルト」がとても頼もしいです。
非採用・採用候補カード
「王城での再会 ラインハルト」
レベル応援と「王選候補者 フェルト」プレイ時の山ストブです。
レベル応援は頼もしいテキストですし、ストブも便利です。
最初は入れていましたが、「剣聖 ラインハルト」のために盤面を吹き飛ばす上、下手に1コスト払って手札からこれを出すくらいなら「徽章の価値 フェルト」で十分だったため抜いてしまいました。
「信頼の共闘 ユリウス」
アラームでの手札入れ替えです。
控え室に触れないこのデッキではとても便利になり得るカードではあるのですが、アラームなのでいまいち信頼しきれず、盤面に出してもパワー1000バニラとキツい部分の方が目立つので入れていません。
メイン始めに発動なら間違いなく入れていましたが、CX初めではそのターンの展開には貢献できず微妙に感じます。
とはいえ手札を切ることができますし、黄色では控え室に触る数少ない手段なので今後採用する可能性は十分にあると思っています。
「危機に向かう ヴィルヘルム」
サイドアタック不可、アタック後に控え室に飛んで1ドロー1ディスできます。
これも「剣聖 ラインハルト」支援の1枚ですね。
連動が撃てず、チャンプもできない展開では便利ですし、アタックしてリバースさせられた際にも手札の質向上につなぐことができます。
コンセプト的には合っているのですが、サブアタッカーとしての運用を考えると「最優の騎士 ユリウス」の方が便利ですし、活躍する場面も限られてしまいます。
この他「あれ?このカードは?」などあればお教えください。
以上です。
ラインハルト面白いですね。
出せたときの爽快感は大きいですし、なにより盛り上がります。
フェルトとテレシアもかわいいです。
…アニメも原作も触れてないからロクなこと言えないですね。
夏の間にアニメくらいは見ようかな。
ご意見ご感想などございましたらお気軽にコメントまでどうぞ。
登録タグ: ヴァイスシュヴァルツ リゼロ Re:ゼロから始める異世界生活 デッキ
テーマ:構築 | 投稿日時:2018/08/05 13:17 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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