前回書かせて頂いたレシピhttp://tocage.jp/blog/12784/1450603370.htmlについて、環境タイトルとのマッチングや、採用理由について少し追記させて頂きます。
環境タイトルとの相性や立ち回りについて、ここでは 禁書、二セコイ、赤青GF、ToLOVEる、Charlotte について書かせて頂きます。
・対禁書
相性は良いと思っています。L0時点での中央パンプは突破が困難なものの、L1ではこちらの構築上踏まれない事を期待していない為幼児体型が驚異にならず、また返しのパワーが低いため新田美波が使いやすく、立ち回りやすいと感じます。
L2以降は前川みくの1点バーンが禁書の強い山にダメージを刻みやすく、ソウル減は、ソウルが低くなりがちな禁書に対しかなり効果的であると思います。
また禁書は早出しの処理が困難ですので、みくは維持しやすいです。
盤面を取り、回復魔術を打つ面を残させないようにできるので、勝ちやすいと感じます。
・対二セコイ
相性は五分といったところ。
L0の移動相殺を処理する手段が無いのが辛いところ。多パンすることで踏むことはできるので、極力相殺を残すことはしない様に動きます。
L1での相殺万里花や週末デートの突破はくつろぎタイム杏で容易にできます。美波で突破困難なパワーラインではないためこちらのやりたいことはしやすいですが、相手も修羅場が打ちやすいのでアドバンテージは取りづらいです。
L2では乙女心小咲よりもお化け役の千棘の方が驚異となります。ソウル減を舞台に残したい関係上、サイドアタックを強いられる事が多いです。しかし、みくが小咲には処理されづらいパワーであることや、こちらにも佐久間まゆが存在する事からみくの維持はしやすいと思います。
L3の千棘の回復にみくを処理される事があり、そこをまゆで弾いてしまうと万里花の再スタンドを回避出来なくなる事があるため、打ちどころには気を付けたいところ。ソウル減とハナコ、楓を活かせば逃げ切れます。
・対赤青GF
こちらも相性は五分。L0からスピードゲームを仕掛け、展開されたガウルやシッカリ確保は新田美波とくつろぎタイム杏もしくはKBYDチーム友紀で突破することにより、ペースは取りやすいです。
驚異となるのは神楽坂砂夜とお菓子作り玉井麗巳。神楽坂は1度展開されてしまうと突破が困難なので佐久間まゆで処理したいところですが、お化け南瓜のリバース時テキスト回避のために握っておきたいため、ダメージを入れる事を意識し、L2のターン数を短くするように立ち回ります。
L3のお化け南瓜は佐久間まゆで回避でき、また楓のパワーが越えられづらいため、対処はしやすいかと思います。
・対ToLOVEる
相性は若干の不利。幸いな事にL0のパワーラインが高くないため始まりの一歩卯月のテキストを発動しやすく、手札維持はしやすいです。
L1の"明日に繋がる記憶"ヤミの手札アンコール付与が厄介で、"衣服の整理"美柑のCX連動を複数回発動されやすいです。先上がりからマイファーストスターかな子を2面展開する以外では処理しづらいです。
L2でみくを出しても"料理上手"美柑に助太刀を要求され、また風トリガーの存在から維持はしやすくは無いです。
早出しをせずにL3でソウル減とハナコでショットを耐えきるプランで立ち回る方が良いでしょう。
・対Charlotte
相性は悪いです。L0がデレマス以上にスピードゲームをしやすいためペースを取られやすく、L1も"喧嘩っ早い性格"美砂や"いまに挑む"友利奈緒に"一緒にご飯"乙坂有宇を構えられると新田美波で突破しづらく、アドバンテージを取りづらいです。
また"いまに挑む"乙坂有宇の存在からバーンが発動しないため、ダメージレースで有利に立ちづらく、みくの強みが活かしづらく感じます。
L3でも"大切な何か"西森柚咲/美砂のチェンジと"転入生"西森柚咲の組み合わせにより楓やみくを突破されやすいため盤面の維持が難しく、相手の"大切な何か"西森柚咲が突破できずにチェンジで回復され続けるため、非常に厄介です。
"いまに挑む"乙坂有宇には極力フロントアタックせず、少しでも多くダイレクト面を貰いダメージレースを有利に進めたいです。
続いて採用理由についての追記です。
まず始まりの一歩卯月ついて。
L0で多パンしやすいこのカードを採用する割にはL0の枚数が少ないのでは?という意見を頂きましたが、僕はこのカードの強みはL0枠を節約できること、と考えています。
例えば3パンする場合、通常であればアタッカー3枚+後列キャラの計4枚を用意しなければならない場面を、始まりの一歩卯月を絡めることで後列キャラを前に出してアタックできるようになるため、引かなければならないL0の枚数が3枚になり、1枚少なくて済みます。従えって始まりの一歩卯月を採用しないデッキに比べてL0の枚数を減らせると考えており、早出しギミックにデッキスペースを割くこのデッキと相性が良いと考えたための採用です。またオカ研互換の存在もあるため、このような枚数としました。
次に始まりの一歩凛について。
引きすぎたCXの破棄手段がこのカードしかないのにEVが3枚投入されている点に疑問の声を頂きました。
まず、個人的に手札の破棄手段としての始まりの一歩凛の信用度はかなり低いです。メインフェイズ中に解決できないため、テキスト失敗時に後のゲームメイクがしづらいためです。
僕が始まりの一歩凛を採用している理由はそもそもCXを引きすぎる、という状況の発生する確率を下げるためです。控え室に行く際にトップチェックをすることが出来るため、必要としないタイミングでのCXのドローを少なくでき、手札のCXを破棄しなくてはいけない状況を減らせると考えています。その上で、手札のCXを処理する場合、最も簡単なのは全て貼ることです。幸い、デレマスというプールは手札を維持しやすいため、CXは貼りやすいと思います。
また、もう一つの手段として、L0でのアタック回数を抑え、新田美波の連動を2
3面発動させ、手札上限枚数を超過させ破棄する、という方法があります。新田美波のテキストが山札を削りながら手札を増やすため、弱い山をリフレッシュまで持ち込め、戻るCXの枚数も良くできるので、効果的だと思います。
何かご質問などありましたら、コメント欄もしくはTwitter(@sag_ws)へお願いします。
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テーマ:デッキレシピ | 投稿日時:2015/12/21 18:00 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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