適当日記

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"安定行動"と"リスクを負う場面"

ヴァイスシュヴァルツというカードゲームをやっている方なら誰もが「運ゲーだ」と思った事があるかと思います。

もちろん私自身も例外ではなく、運ゲーだなぁ…としょっちゅう思っています。

確かに他のTCGと比較するとヴァイスは運の要素が大きく、要である"クライマックス"の働き方でプレイヤーのスキルやデッキ/タイトルの強弱とは一切関係なくゲームの勝敗を左右してしまいます。

「どうしようもない」「誰がやってても勝てない」様なゲームもありますが、それは山札からカードをランダムに引く要素がある以上どのTCGでも同じ事が言え、"相手がぶん回ったから負け" "こちらがぶん回ったから勝ち" というのは、率は違えど基本的にどのTCGにおいても共通です。

負けてしまった場合は敗因を考え、どうしようも(運が)ないと割り切れるゲームだったのか、構築やプレイの見直しの余地があったのかを切り分け、改善の余地がある場合は改善していくのが一般的なゲームです。

しかしヴァイスの場合は、その運の要素が大きいが故に「何故負けたのか?」「あの場面のプレイは合っていたのか」等を考え直す機会を「運で負けた」で全て片付ける事も有りがちなカードゲームです。


更に、ヴァイスは常に結果論が伴うため「このプレイが100%正しい」とは一概に言い切れないのも考え直すに至らない理由になっているかもしれません。

今回は私自身のプレイング見直し機会として、自分なりの"安定行動"と"リスクを負う状況"について記事にまとめようと思いましたので書いて行きます。


・安定行動について

私がヴァイスシュヴァルツをプレイする際、常にネガティブな思考でプレイしています。

安定行動とは、常に悪い方悪い方に考えて行動する事で自ずと安定行動になると思っています。

具体的な例を挙げると、
残り山札8枚の中にCX2枚ある状態でメインフェイズです。
あなたは集中(4枚)を使いますか?使わずそのままアタックしますか?
細かい戦況などは抜きに考えてください。

集中を打たなかった場合、
アタックし3枚トリガーします。
ここでCXを噛む事が無ければ、5枚中にCX2枚が残り、次のターンの被ダメージを大きく減らせます。

逆に3枚のトリガーでCX2枚噛んでしまった場合、5枚中にCX0枚となり、5点確定と非常に大きいダメージを負います。

上記の様な状況では、最大値は2回のキャンセルが出来る強い山札で返せる可能性がある反面、最低値では5点確定の山札で被ダメージが非常に大きくなるリスクもある事が分かります。


私が上記の様な状況になった場合、基本的には集中を使います。
"常にネガティブに考える"と前述の通り、5点確定のリスクを恐れて集中を打つわけです。

もちろん、結果的に集中を使わなければ3枚のトリガーでCXは噛まず、2回のキャンセルが出来ていたのに…といった結果になる可能性もあります。
集中を使いノーヒット、残り山札4枚中にCX2枚になるかもしれません。

その場合でも、3枚のトリガーでCX2枚噛んでも確定の山札は1枚のみでリフレッシュを迎える事ができ、最低値を想定した場合でも、5点確定の山札と比べると遥かに低いリスクとなります。


・リスクを負う場面について

前述した例に一つの状況を追加します。

残り山札8枚の中にCX2枚ある状態でメインフェイズです。
相手は1-5、こちらは3-0です。
あなたは集中(4枚)を使いますか?使わずそのままアタックしますか?

こちらが不利なダメージ差がついている状況です。

前述の安定行動では、集中を使いリフレッシュに備えると記述しました。

しかし、ここまで不利な状況となった場合、通常通りの動き方をしていると差は縮まらないので、賭けに出る場合もあります。

最大値を取る事が出来れば、2回のキャンセルが期待でき被ダメージを大きく減らす事が可能で、集中の1ストック分も今後回復などに回す事が出来ます。

賭けに出る場合はポジティブ思考に切り替え、最大値を期待する動き方に変更する必要がありますので、ネガティブ思考を徹底していた"安定行動"とは逆に、集中を使わずアタックします。

もちろん、ここでCX2枚トリガーすればほぼ負け確定のような状況になりますので、各状況に応じて"安定行動"と"リスクを負う場面"を上手く使い分ける必要があります。


・まとめ

デッキの紹介や大会レポではなく、ただのプレイ考察となり、少し長めの記事になりました。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。

今回の記事で出した例については、あくまで"基本的な動き"であって、お互いの場・ストック・手札・控え室・タイトルなど、様々な状況を考慮した場合、一概に同じ動きとはなりません。

ヴァイスシュヴァルツは毎回のゲーム毎に戦況が変わり、その度に一番ベストの回答を出さなければいけない。といったところは、他TCGと比べると長けており面白い点だと思っています。

相手のキャンセル次第ではダメージすら与える事の出来ない理不尽なゲームですが…笑

ヴァイスをプレイ中の相手ターンは、アタック時に助太刀や一部イベントなどを使用するかしないか、次のターンどうするか程度しか考える事がなく暇(笑)なので、相手のプレイに対して「俺なら⚪︎⚪︎使うかなor使わないかな」など、常に考えながらゲームを進めれば、良い暇潰しになります。

以上です。

今度はフリーで回していたデッキの紹介記事でもあげます。

それではまた。

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テーマ:投稿日時:2016/04/05 10:46
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ  
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現在“1件”のコメントがあります。
無題 こじか@wug強化待ち勢 さん [2016/04/06 03:38]
初コメ失礼します。

相手のターンやる事が無いは分からないですね(笑)

常に2、3ターン先の動きまで予想してるので正直、相手のターン中に次の自ターンのやる事をある程度決めてないと時間内に終わらないので(笑)

相手プレイヤー(下卓)の長考がひどいので(笑)

言っても直んないと思うし。