最近身内で統率者戦を始めた人が多いので、例によってマナファクトを紹介する。
安価なカードを紹介していくため、経験者には物足りない内容になってしまうかもしれないがご了承頂きたい。
前々回【MtG】統率者戦(EDH)初心者におすすめカード マナアーティファクト 有色マナ編
http://tocage.jp/blog/9142/1479045765.html
前回【MtG】統率者戦(EDH)初心者におすすめカード マナアーティファクト 無色マナ編
http://tocage.jp/blog/9142/1479217302.html
前々回の有色マナファクト編が走り書きすぎて余りにもお粗末すぎたため補足の有色マナファクト解説と、マナを発生させるアーティファクト・クリーチャーを紹介していく。
統率者ライフの助けとなれば幸いだ。
〜〜〜〜〜有色マナファクト補足編〜〜〜〜〜
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・タリスマンシリーズ
2マナで設置し、無色あるいは好きな2色のマナを発生する。友好色に存在。
有色マナを出すとちょっと痛いが、アンタップインしつつ2マナ域で有色マナを出してくれるなら文句は言うまい。ライフを払いたくない時は無色マナで我慢する選択肢があるのも加点対象。
マナ加速と色マナ基盤の安定、どちらの視点から見ても有力なカードだと言えよう。
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・ダークスティールの鋳塊
好きな色を発生させるマナファクト。破壊不能という魅力的なキーワード能力が付いている。
単純に除去されないだけでも強力だし、自分から全体除去呪文を唱えて鋳塊だけ残してドヤ顔するのもOK。
一回場に出してしまえば滅多なことでは盤面から剥がれないので、マナ基盤を強固なものにしてくれるだろう。
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・謎の石の断片
マナを出す度に全員のライフがちょっとずつ減っていく、ちょっと前のめりなマナファクト。
積極的に相手のライフを削っていくデッキなら良いサポートになるだろう。自分の命も削っていくので、ご利用は計画的に。
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たまに裏返るらしいが、恐らく見ることはないだろう。
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・終わりなき休息の器
出た時に墓地のカードを1枚デッキの下に送ってくれるマナファクト。
使い終わった自分のカードをデッキに戻してもいいし、相手の墓地対策にもなる。地味に優秀。
相手が『とりあえずこいつを墓地に落としておくか』と不用意に送ったカードをデッキに返してあげると嫌な顔をするのでオススメ。
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・霊体のヤギ角
Xには同じ値しか入りません。あしからず。
少し分かりにくいが、前回の《永遠溢れの杯》と同じく『場面によって出せるマナ量を調整できる』マナファクト。
X=1(支払い3マナ)で唱えても《ダークスティールの鋳塊》と同じ効率。6マナや9マナで設置すればさらに多くのマナを生み出してくれる。
《永遠溢れの杯》と同じく小回りが利くのが最大の利点。その分マナ効率は落ちてしまうので、デッキと相談して決めよう。
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・耕作者の荷馬車
Start your Engine!!!
《守護像》と似た、『戦闘に参加できるマナファクト』の一種。標準的なマナ加速能力を持ちながら、5/5とサイズも立派なので後半腐ることも少ない。
搭乗の数値がやや大きく感じるが、いざという時にクリーチャーになってくれるのは大きな利点。気持ちテンション高めに使いたい。
〜〜〜〜〜アーティファクト・クリーチャー編〜〜〜〜〜
マナを発生させるアーティファクト・クリーチャーを紹介…する前に、彼らの利点と欠点をしっかり押さえておこう。これらの要因を踏まえて、デッキに投入するか考えることをお勧めする。
●アーティファクト・クリーチャーの利点
・いざという時に相手を攻撃したり、ブロックに回ったりできる
・アーティファクトを用いるギミックとクリーチャーを用いるギミックを共有できる
・(ほぼ)どんなデッキにも入る
・部族シナジーも共有できる(可能性がある)
●アーティファクト・クリーチャーの欠点
・速攻がない限り出た瞬間マナを出せない
・アーティファクトでもクリーチャーでもあるため、除去されやすい
・誰かが出した大型クリーチャーを処理するための全体除去でついでに死ぬ
・とにかくよく死ぬ、なにかのついでに死ぬ
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・マナマイアシリーズ
各色に存在、タップで1色のマナを生み出す。
タフネスが1なので星屑より早く燃え尽きるが、マナ加速としては及第点。上手く使えば普通のマナファクトよりも活躍してくれるはずだ。
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・小走り犬、合金のマイア、乳白色の一角獣
タップで好きな色を生み出す能力を共通して持っている。小走り犬はオマケに色変え能力を持ち、乳白色の一角獣は他2種よりパワーが1低い。
正直似たり寄ったりだが、パワーが2ある分小走り犬や合金のマイアの方が強い場面が多い。デッキと相談して採用するカードを決めよう。
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・ミリキン人形
マナ加速力は並だが、ついでに墓地を肥やしてくれる燻し銀マナクリーチャー。
墓地を参照するギミックを使用するなら選択肢に上がるだろう。むしろ他より優先してもいいかもしれない。
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・パラジウムのマイア
《摩滅したパワーストーン》と似たようなマナ加速力を持つクリーチャー。出たターンにマナを出せない点もパワーストーンと似ている。
3マナ2/2とスペックもそれなり。マナ加速と戦闘、どちらも(ある程度)こなしてくれるだろう。
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・合成ゴーレム
自身を犠牲に5色のマナを生み出してくれるゴーレム。
ぱっと見使いにくそうだしデッキを選ぶのは事実だが、そんな合成ゴーレムを活用できるデッキが存在する。
そう、5色の統率者デッキだ。
前回紹介した多数のマナファクトから合成ゴーレムを召喚することで、『無色マナしか出してないのに5色の統率者が着地した』なんて愉快な状況になったりもする。
またこっそり無限コンボのパーツになっていたりするので、5色デッキを組んでみたい人は選択肢に上げてみてはいかがだろうか。
気になる人は『ゴーレムダンス』で検索してみよう。
〜〜〜〜〜おまけ〜〜〜〜〜
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・使い魔シリーズ
各色に存在。アーティファクトじゃなかったから紹介し損ねたが、今後紹介する機会がなさそうなのでここで紹介しておく。
友好色の呪文が1マナ軽く唱えられるようになる、大メダルのようなテキストを持つ。テキストに色シンボルを持たないため、(友好色の)2色の統率者でも採用を検討することができる。3色以上の統率者なら言わずもがな。
大メダルシリーズと合わせて一気にコストを軽減し、大型呪文につなげよう。
今回の紹介はここまで。
過去2つに比べるとマイナーなカードばかりになってしまったが、これらは皆様のデッキのマナ基盤をしっかりと支えてくれるだろう。
次回についてはあまり考えていないが、使い捨てのアーティファクトについて何か思い付いたら書くかもしれない。書かないかもしれない。
皆様良き統率者ライフを!
おまけ2
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※銀枠は使用できません
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テーマ: | 投稿日時:2016/11/16 19:08 | |
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering | ||
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