新制限になってからDOで何回か回してみて思ったことがいくつかあるので述べていく
と言っても、まだ3月にすらなってないので大抵外れるんでしょうが・・・
1.全体
1.1次の主役は罠?
魔法と罠の比率が3:1ぐらいだったのが1:1ぐらいもしくは2:3ぐらいに増加している印象が強い。
これは《ダーク・アームド・ドラゴン》という超火力のぶっぱが登場するまでの一昨年の(07/09/01)~ファントムダークネスの環境下の再現に感じた。
恐らく、この現象の原因は《デステニー・ドロー》や《増援》や《闇の誘惑》等といったドロー加速系のカードが大幅に規制を受けたため、
全体的に速度が極端に落ちているのが原因だと考えられる
故に魔法と効果モンスターの効果でごり押しが出来なくなり、それらは罠で抑え込めれる範囲内にどうやらなってきているようだ。
また、【BF】や未だ現役で頑張っている【剣闘獣】がそれを後押ししている印象がある。
その観点から考えて、次の中心となる種類は罠になる可能性が高いだろう
1.2もはやシンクロ召喚>アドバンス召喚ではない。
新制限の影響でチューナーを特殊召喚しにくくなったため、必ずしも『シンクロ召喚>アドバンス召喚』とは言えなくなってきている印象がある。
そもそも、シンクロ召喚が強かったのはチューナーの特殊召喚が容易な点にあった。
アドバンス召喚の場合、手札にレベル6以上のカードを手札に抱えておかなければならず、尚且つリリース対象を1ターン持ちこたえるか特殊召喚しなければならなかった。
しかも、それが出来なかった場合無駄に手札にレベル6のモンスターを抱える事になるのでアドバンテージが実質-1になってしまうというリスクも負っている。
しかし、シンクロ召喚の場合はチューナーだけである程度の運用が可能な為、実質のアドバンテージは0.5~1ぐらいなのである。
加えて、ゾンビキャリアや緊急テレポートに限ってはあろうことかチューナーを特殊召喚することが出来る。
これをアドバンス召喚にたとえるならリリース要員を場に出した後そのターン内にアドバンス召喚してしまうため、速度が断然違いすぎるのである。
ところが、次の制限改定でチューナーの特殊召喚が難しくなった。
もちろん、現環境でもシンクロ召喚の素材であれば、特殊召喚する事は可能ではある。
しかし、チューナー自体は通常召喚しなければならない場面が多くなってしまった。
それならば、場に素材もしくはリリース要員がいて、そこから新たに強力なモンスターを出す手段的には、アドバンス召喚をするのとほとんどリスクが変わらなくなってきたようである。
それ故にシンクロ召喚>アドバンス召喚とは必ずしも言えなくなっていくだろう
誤解を招かないように述べておくが、だからと言ってシンクロ召喚<アドバンス召喚というわけでもない
レスキュー・キャットやBFなどはチューナーの特殊召喚は、他と比べて比較的容易に行える。
また、それだけではなくチューナー自身がシンクロ召喚の素材を特殊召喚するタイプも存在する。
例えばジャンク・シンクロンや極北のブリザードが該当する
それらの事から考えても、シンクロ召喚の全てが全滅する事は無いだろう。
2.中心になるであろうデッキ考察
【帝コントロール】
上記で述べたように、アドバンス召喚の方が格別効率が良いシーンが少なくない状況になりつつあるので、アドバンス召喚の中で未だ最強ランクに属しているデッキである帝が恐らくまた戻ってくるのではないだろうか?と考えている。
また、《風帝ライザー》や《マインド・クラッシュ》の制限が緩和されたことにより、【爆風ライザー】のあの恐怖のドローロックが再び没頭してきそうな感じもある。
対抗策は《天罰》を入れるか2400のラインを超えてビートダウンしてしまえば、何とかなるかもしれない・・・が
正直な話、帝を中心としたデッキタイプというよりかは帝を一部のギミックとして入れるタイプが多いかもしれない。
やはりあの除去能力は半端無いので
【BF】
BFと書いてダークホースと読む(無理)
個人的な印象では、まず【シンクロアンデッド】のようにシンクロ召喚を主流として作るのはぶっちゃけ不可能に近く
現実的には《デルタクロウ-アンチリバース-》で伏せ除去したり、
《BF-極北のブリザード》や《黒い旋風》で得たアドからの《ゴッドバード・アタック》や《BF-月影のカルート》で守ったり、ビートしたりと
以前の【除去ガジェット】を沸騰するかのような除去デッキの印象が強い。
ただし、このデッキの難点として、罠を失った途端に詰む傾向がある。
何でかって言うと、単体での戦闘能力がどうしても低くなりがち
《BF‐疾風のゲイル》《BF-極北のブリザード》は言わずもがなで、《BF-蒼炎のシュラ》なんかは精々1800であり、尚且つそれが最高
加えて《黒い旋風》にしてもより低い攻撃力を持つカードしかサーチ出来ないが故にサーチしたカードが腐るケースも少なくない。
一応、《BF-月影のカルート》を使えば何とかなるかもしれないけど、攻撃塞がれたり、向こうも《オネスト》を持っていたりすると
最終的に残るのは《BF-月影のカルート》しか残らないのである。
そのため、BFにとってBFを守るための罠の存在は不可欠なのだが、それを《トラップ・スタン》や《大寒波》などで止められると
かなり苦しい場面になりがちになってくる印象を受けた。
故にこのデッキが主流となってくるであろうのは明白なので、サイドデッキに何らかの伏せ除去系のカードを入れるのは必須になってくるだろう。
【スキドレバルバ】
《禁じられた聖杯》と《無力の証明》の登場により、《スキルドレイン》が相手に刺さらずとも、十二分に戦える能力を持つようになったようです
これまでの【スキドレバルバ】は《スキルドレイン》で効果を無効にしつつ、《神獣王バルバロス》の攻撃力を3000とし、強大なラインをくみ上げる事が目的だった。
ところが、《スキルドレイン》と《神獣王バルバロス》の組み合わせはこれらのカードでしか出来ず、代用となるカードも他に存在しなかった。
だが、《禁じられた聖杯》であれば一定期間3400というラインを引く事が出来、《無力の証明》があれば相手フィールド上のカードを一掃する事も出来る。
それだけでなく、これらのカードは《椿姫ティタニアル》と組み合わせることも出来るため自然と植物軸になるのは明白
レベルは7以上だから《無力の証明》をこちらで撃つことも出来るし、《スキルドレイン》発動中でも自身の効果は使える
加えて、帝にせよシンクロ召喚を行うにせよ《スキルドレイン》が刺さらない傾向になっているわけではないだろうし
このメタをはりつつ、さらなる火力を手に入れたこの強さは十分トーナメントでも活躍してくるのではないだろうか?
【剣闘獣】
《剣闘獣ベストロウリィ》が制限になったからといって、まったく使われていないわけではないらしい。
一部のプレイヤーはそれでも根強く使い続けているようだ。
確かに一枚だけの《剣闘獣ベストロウリィ》を《E・HERO プリズマー》で落としたり、わざわざ《剣闘訓練所》をデッキに入れるのはリスクが高い。
しかし、《剣闘獣ダリウス》で墓地から特殊召喚したり、1ターン罠を利用して《剣闘獣ベストロウリィ》を耐えしのげば
《剣闘獣ガイザレス》での反則的なアドバンテージを得られるため、まだまだ現役で頑張れそうな気がする。
それでも《剣闘獣ガイザレス》に頼り切る構成は出来なくなったのでだいぶ改善を求められるだろう。
個人的には一番情報が欲しいデッキタイプ。まだ死んでは無いと思ってます。
【シンクロキャット】
《レスキュー・キャット》が実質レベル5~6のシンクロモンスターになるのは、未だ反則的レベル。
それに、《ナチュル・ビースト》を呼んで来てコントロールしたりも出来るし、
《ライトロード・ハンター ライコウ》と《N・ブラック・パンサー》との組み合わせを利用すれば、制限復帰した《カオス・ソーサラー》でさえ登場が許されるので、その点も考慮して動かさなければならないようです。
デッキそのものは変化して無いので強さもまた変わってないデッキといえるでしょうか?
テーマ:日記 | 投稿日時:2009/02/20 22:47 | |
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG | ||
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