ＴＣＧ四方山話

今日のカード２枚目は、トライアルデック「戦天使」より「戦天使エゼキエル」です。

エゼキエルは、古代の預言者（その預言書「エゼキエル書」は旧約聖書の一部となっている）の名前のはずなんですが（ほら、ちょっと前に流行った終末ものの映画でも名前が上がってましたよね）、何故かモンコレでは天使様の名前になってしまっています。

確かに「～エル」ってのは天使の名前には多い（ミカエル、ラファエル、ガブリエル・・・etc）ですが、いくらなんでも天使（らしき何か）を見たという預言者を、天使自体にしてしまうのはちょっとムリヤリなのでは？と思いながらも、これ以上細かい事は気にせず（それでイイノカ？）、カードの内容に行きましょう。


５／４／５、飛行、アイテム１、スペル：聖聖聖　と基礎値に似合わずムチャクチャな対抗枠を持つスーパーユニットですね。

そして、特殊能力はダメージ系の２種を持っており、これまた英雄点２点に相応しいしっかりとした能力だと思います。

１つ目の能力、「天使の激昂」は、［普通／対抗］で行動完了と手札の属性：聖のカードをコストに敵軍パーティに浄化：３点ダメージを与えるもの。

対抗でファイア・ボール撃てたら強いに決まってんだろ！って思わずツッコミを入れたくなるレベルの強さですね。
そして、弱点との組み合わせでますます凶悪に・・・
これが、４点はおろか５点になった日には、あまりの恐ろしさに恐怖してしまいます。
（もし２Ｌｖの弱点付与が出なくても、オープンなら仮面やバシネットで下げればリミット１０に収まりますし）

そして、もう一つの能力「神罰の光」は、普通タイミングで１０点。
こちらは特にコストも無いため、普通に使い勝手が良さそうです。

相手が細かいパーティならば「天使の激昂」でなぎ払い、大型相手には「神罰の光」を浴びせ、相手の対抗は十分な常備枠からの「魔法弾」をはじめとした手札対抗で切りぬける。
そういった戦闘スタイルが浮かんできますね。


「魔女」、「戦天使」ともにメインユニットは「火竜」、「剣姫」に勝るとも劣らない魅力のある強カードとなっていると思います。

年が明ければ発売までもう後１ヶ月を残すのみ。
今から待ち遠しいですね。


年明けは６日からの更新のようです。
それでは皆さんまた来年お会いしましょう。


良いお年を！