TCG四方山話

長らく凍結していたアカウントをドレノ考察用に復活?
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XG2弾スターターレビュー:第2回

第2回は、Bセット「ファイナルフォームライド」デッキです。


専用SR 1種

仮面ライダーディエンド 1


専用R 1種

仮面ライダーキバ(XG2) 2


R 3種(うち再録 3種)

ニンジャブラック 1
共同戦線 3
仮面ライダーG3 2


NR 8種(うち再録 3種)

クウガゴウラム 1
デンオウモモタロス 2
仮面ライダーファイズ(XG2) 2
仮面ライダーZX(XG) 2
仮面ライダーディケイド(XG2) 3
デネブ 3
ニンジャマン 3
仮面ライダーW・LT 3


N 5種(うち再録 4種)

マシンゼクトロン 2
仮面ライダークウガ 2
スーパー戦隊アドレスブック 2
仮面ライダーG3MILD 3
磁雷神 3


コマンダーカード

正木俊介本部長





このデッキのコンセプトは、ちょっとムリヤリですが下の3つくらいが考えられます。

・RC(ライディングコンビネーション)が含まれている仮面ライダー中心のデッキ。

・仮面ライダーディケイド及びディエンドを軸とした、「ファイナルフォームライド」の劇中再現。

・複数のオペレーションカードによる、場のコントロール。



まず1つ目、RCですが、このデッキにはRCを持つユニットが5種類入っています。
どれも特徴的な能力ですが、残念ながらこのデッキでは「仮面ライダーディケイド」のRCはその意味が無いです。

また、RCの効果を発動させるために必要なビークルカードも、追加条件として“「仮面ライダークウガ」を手札に戻す”必要がある「クウガゴウラム」をあわせてもたったの3枚。

正直、あまりRCが強力なデッキとは言い難いです。

しかし、それを補って余りある強さを、「クウガゴウラム」が持っています。
それについては、次の項目に譲りますが、RCを持っていることでビークルにライドでき、そのビークルが強い効果を持っていると言う意味ではRCを活用するメリットはあるでしょう。

また、ストライクナンバーが3~5のユニットがデッキの中心なので、バトルエリアのナンバー稼ぎとしても使えるメリットがあります。



続いて、「ファイナルフォームライド」ですが、これは略称FFRと言われ、仮面ライダーディケイドの劇中で、登場した各平成ライダーが士(ディケイド)の

「ちょっとくすぐったいぞ」

の掛け声で剣やら弓やら銃やら、果てはモモタロスにまでw変形してしまうというちょっとシュールなシロモノ。
これをどうやってレンストのカードで表現するかが楽しみでしたが、ミラーライダー方式というのか、特定のカードからのコンビネーションで発揮する効果、のような形で表現して来ましたね。

このデッキでは、4種類の平成ライダーが「FFR」することで、ディケイドやディエンドと絡んで強力な効果を発揮します。

その中でも、先述の「クウガゴウラム」は、ラッシュ時に「仮面ライダークウガ」を手札に戻す、という条件がついているだけあって一際強力な効果になっています。
何しろバトルエリアに出るだけで相手のPB4000以上の強力なSユニットをエリアを問わず撃破してしまうのです。
なにより、ディケイド又はディエンドがいれば、ライドされていなくてもバトルエリアに出せる、というオマケ付き。うーん、これならシンケンゴールドも怖くないw
まさにFFRです。

このクウガゴウラムはじめ、他のFFRも併せて上手く使いこなす事で、相手との戦いを有利に進めることができるでしょう。



最後に、オペレーションカードですが、このデッキでは、特徴「仮面ライダー」と特徴「警察」が関連する常駐オペレーション「共同戦線」と、デッキから好きなSユニットをサーチできる「スーパー戦隊アドレスブック」が入っています。

「共同戦線」は、「仮面ライダーG3」や「仮面ライダーG3MILD」と組み合わせることで非常に強力な防御手段となるでしょう。
また、そこで必要となるカードを、アドレスブックでサーチすることで、コンボの成立を早める事が出来ます。
さらに、この2種類のオペレーションをサーチできる「デネブ」や、セットした常駐オペレーションを敵軍の効果から守る「磁雷神」も入っており、上手く機能すれば相手にこちらのユニットを殆ど撃破することが出来なくさせることが可能です。



その他、「磁雷神」に関連して、特徴「忍者」を持つユニットが多めに入っている点や、デッキに含まれるカテゴリが3つもあるのでマルチカテゴリのカードが「青緑」と「青黄」の2種類含まれている点もポイントと言えるかもしれません。



総合的に見て、特徴「仮面ライダー」を持つユニットが豊富に入っており、強力な効果を持つカードは多いのですが、全体的にはBPは低めですし、どちらかと言えばややディフェンシブなデッキかもしれません。
ストライクナンバーは3、4、5と3色デッキであるがゆえの連続ストライクの旨みはありますが、その分運用は難しいかと思います。
また、少々要素を詰め込みすぎている感があるので、レンストに慣れた人にはともかく、初心者の人にはちょっとゲームが難しく感じられるようにも思います。



最後に、コマンダーカードの「正木俊介本部長」ですが、所謂「マリガン」ができる効果です。
初手があまりに悪いときの保険としてはともかくとして、確実性には書ける効果ですね。
サーチカードが入っているこのデッキだからこそ、使う価値があるかもしれません。



パラメータ(5段階評価)

強さ:★★★
使い易さ:★★
発展性:★★★★
初心者さんへのオススメ度:★★



改造のポイント:

本来なら「仮面ライダーディエンド」の効果が非常に強力なのですが、パワーゾーンからユニットを回収する手段が無いため、今ひとつ効率が悪くなっています。
XG1弾に収録の「レッドフラッシュ(XG)」など、パワーゾーンからカードを回収できる効果を持つユニットやオペレーションを導入する事で「ディエンド」を更に強く使う事ができるでしょう。

また、「仮面ライダーディケイド(XG2)」が活躍できるように、XG1弾に収録された、効果名「アタックライド」を持つ「ディケイド~」という名称のカードを投入するのもありでしょう。
オススメは「ディケイド電王SF」や「ディケイドキバ」あたりでしょうか。

3色デッキというのは、連続ストライクができる点は良いのですが、その分コマンド事故が起きやすいのが問題です。
思い切って何か1色を削ってしまい、2色にした方が回しやすいデッキになるでしょう。
どの色を残すかでバリエーションが出てきますので、色々試してみると面白いでしょう。




登録タグ: レンジャーズストライク  カードレビュー 

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テーマ:日記投稿日時:2009/10/01 22:37
TCGカテゴリ: レンジャーズストライク  
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