シンチャン＠煽り勢さんのブログ

ご無沙汰で～す。TCG以外の息抜き的なものをまたまた紹介しちゃいますよ～(tocageなのにねｗ)。前回は大人数でできるパーティゲーム「人狼」を紹介しました。あこれは、人数が増えた分だけ役職を増やしたり、ローカルルールがあったりと中々奥の深いゲームでしたね。でも、「最低１０人は欲しいかなぁ」なんて思ったりする今日この頃(´m`；)。集まっても場所がなかったりね。

じゃ、[B]少人数で、小スペースで簡単にできるゲームをご紹介。

【ごきぶりポーカー(Kaker Laken Poker)】
・プレイ人数は2～6人。
・プレイ時間は20分。
・対象年齢は8歳以上。
・嫌われ者の8種類の動物(ゴキブリ、ネズミ、コウモリ、ハエ、カエル、クモ、サソリ、カメムシ)が描かれたカードをはったりで押し付けあう。同種類の動物カードを４枚押し付けられたプレイヤーが敗者となる。残りのプレイヤーは勝者となる。

【ゲームの準備】
・全てのカードを参加者に配りきる(１種に付き８枚。全６４枚)。人数によっては枚数に差が出るが、気にしない。
・適当な方法で親を決める。

【ゲームの進行】
1.　親は適当なプレイヤーを1人選び、手元のカードから1枚、絵柄を宣言しながら（例えば「このカードはゴキブリです。」など）伏せた状態で指名したプレイヤーに渡す。

2.　カードを渡されたプレイヤーは、さらに別のプレイヤーにカードを渡すことが出来る。その場合、カードの絵柄を確認してよい(他のプレイヤーに見せる必要はない)。その後、親と同じように他のプレイヤーに絵柄を宣言しながらカードを伏せたまま渡す。

3.　2を行わない場合、直前の宣言が正しいかどうか宣言する。肯定の場合、「これは本当にＯＯです。」という(分れば何でもいいです)。否定の場合、「これはＯＯではありません。」という(分れば何でもいいです)。宣言後、カードを表にする。判断が正解であればカードは直前に宣言をしたプレイヤーの前に表にして置かれる。判断が間違いであればカードは今、宣言をしたプレイヤーの手元に表にして置かれる。表にして置かれたカードはゲーム終了までそのまま置かれる。

4.　カードを手元に置いたプレイヤーが新たな親となり、ゲームの終了まで1.
～4.を繰り返す。

【ゲームの終了】
・手元に同じ動物のカードが4枚揃った時点で、そのプレイヤーの敗者となり、他のプレイヤー全員が勝者となる。プレイヤーのうち、誰かの手札がなくなってしまった場合もゲームを終了する。この場合、各プレイヤーの前に表で置かれたカードが一番多い人が敗者となる。

って現物ないと遊べねーじゃん！っとお思いですか？いやいや、人狼はルールと書くもの書かれるものがあれば、できましたよね？ルールと１種８枚のカードを８セット(全６４枚)のカードがあればできるじゃないですか！家にダブって放置してあるＴＣＧのカード群の出番です！

【ゲームの流れ】
テーブルを囲むようにして４人のプレイヤーが着席した。アシール、モリンフェン、ビリビリ、Shin-chan。さぁ、今宵もゲームを始めましょう。
６４枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーは１６枚の手札を持った。親はShin-chanから。(※カードをシャッフルし、全プレイヤーにカードが無くなるまで配ります。親を適当に決めたらゲームスタート。)

Shin-chan「アシールさん。これはゴキブリです。」

Shin-chanは手札のカードから一枚を伏せ、アシールの前に滑らせる。(※親がプレイヤーを選択します。そのプレイヤーの前に手札のカード一枚を伏せて置き、種類の宣言をします。)

アシールはそのカードを手元に寄せ、他のプレイヤーにばバレないように確認する。

(ゴキブリ・・・ね)

そして何事も無かったかのように伏せた。(※アシールさんは宣言を放棄しました。この場合、伏せられたカードを確認できます。勿論、他のプレイヤーに見せる必要はありません。その代り、伏せカードの所有権はアシールさんに移ります。自分の手札のカードと入れ替えるなどの行為はできません。)

アシール「モリンフェン。これ、コウモリ。」

アシールはモリンフェンの前に伏せカードを差し出す。モリンフェンは少し悩んだ後、伏せカードを確認する。

(ゴキブリじゃねぇか)

カードをもとに戻すとビリビリの前に突き出した。(※伏せのカードの所有権はアシールさんでした。もし、アシールさんがDoutの宣言をしていたならば、場合伏せカードはアシールさんの目の前に置かれ、表の状態となります。しかし、モリンフェンさんは宣言を放棄しました。なので、所有権はモリンフェンさんに移ります。)

モリンフェン「ビリビリ！これ、コウモリ！」
ビリビリ「それコウモリじゃないでしょ？」

ビリビリは伏せカードを表にする。カードにはゴキブリの絵が描かれていた。カードが自分の前に置かれるのをモリンフェンは憎々しげに見つめる他なかった。(※ビリビリさんは見事にカードの嘘を見抜きました。今回、ビリビリさんの前にカードが置かれた段階で、カードの内容はビリビリさん以外は把握していました。よってビリビリさんがカードを見ることは負けと同意義です。よって勝負を受けるしかない状態でした。)

モリンフェン「Shin-chan。これネズミ。」
Shin-chan「ダウト。」

モリンフェンのカードはゴキブリだった。ゴキブリのカードがまた一枚モリンフェンの前に置かれる。二匹のゴキブリがモリンフェンをあざ笑うかのように居座るのをモリンフェンは焦燥感にかられながら見つめつづけた。(※目の前にカードが表で置かれたプレイヤーが新たな親となり、プレイを再開します。今回はモリンフェンさんが親でしたが、プレイヤーに当てられてしまったため、再びモリンフェンさんの前にカードがおかれます。よってもう一度モリンフェンさんが親です。)

あとはコレの繰り返し。簡単でしょ？カードゲーマーなら、ブラフと読みの練習にもいいんじゃないかな？今日から友達を誘って疑心暗鬼になろう！