コアトル・コアトル・パラ・エミレ？

http://tocage.jp/blog/3153/1320086571.htmlを見て、
思ったこと。反論したいことを徒然と。

まずはブンケイPの発言について。
ヴァイスにおいてシャッフルの無作為性は「十分なシャッフル」だと思われていた。
しかしそれでも作為性は散見される実情。

ブンケイPが言いたいのは
「お前ら控え室そんなにいじるのであれば『クイズ』を投入することも視野に入れるぞ」ということなのだ

『クイズ』というのは初代遊戯王城の内の愛用カードで
「相手プレイヤーは自分の墓地の一番下が何かを宣言する。
そのカードを見てそれが宣言されたもの以外のモンスターなら特殊召還できる」
というギャンブルカードである。
遊戯王にはコレに対応するため
・相手プレイヤーの墓地はカードの効果（たとえば死者蘇生など）でなければ覗くことはできない
・すべてのプレイヤーは墓地の順番を入れ替えてはいけない
という条項が総合ルールに明記されているらしい。

ヴァイスで言うなら「CXを含めた控え室の順番を変えてはいけない」というとんでもない劇薬を総合ルールに埋めるものである。

VSのリングの更新処理についてはわれわれジャッジの不徳のいたすところ。
ひとつ弁明させてもらうと
カードゲームの根本として「カード効果は総合ルールをも冒涜する」というものがある。
だからカードとルールが同時誘発したとしてもカードが先。というのがベースにあるわけで。
でもそれを超えているものの１つが今回問題になっている「リング空き処理」なので
今までのその「効果超越」不文律に慣れているとミスしやすい。とだけは言っておきたかった。

登録タグ：

あなたはこのブログの 468 番目の読者です。

テーマ：日記	投稿日時：2011/11/07 10:20
TCGカテゴリ：
表示範囲：全体

前のブログへ

2011年11月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ

次のブログへ

現在“5件”のコメントがあります。

	だれん＠ニコ生凸待ちさん	[2011/11/07 10:31]
	はじめまして、コメント失礼します。墓地の説明の部分に少し間違いがあるので、訂正です。お互いに墓地は原則公開情報なので、いつでも確認することができます。しかし、「クイズ」のカードテキストに以下のように記述されています。発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。相手プレイヤーは・・・（略）これによってクイズの使用が宣言された時点でクイズを処理するまでの間墓地の確認を封じることができるわけです。この記事でルールを間違えて覚えてしまう方が出ると困るので、コメントさせていただきました。

	sirokurop さん	[2011/11/07 10:42]
	そうでしたか、失礼いたしました。墓地の順番をいじることは大丈夫ですか？このカードの根幹を成すことですけれども。

	だれん＠ニコ生凸待ちさん	[2011/11/07 11:12]
	＞sirokuropさん墓地の順番を入れ替えることはルール上禁止されています。墓地は・順番を変更してはいけない・特に指定がない限りは公開情報（確認のタイミングも自由）と公式ルールで定義されていたと思います。

	sirokurop さん	[2011/11/07 11:19]
	ありがとうございます。その「順番を変更してはいけない」をヴァイスに投下するよ？という脅しなのです＜ブンケイPの話

	Nakaji さん	[2011/11/08 01:45]
	私のエントリを紹介していただけるような日記を書いて頂き、ありがとうございます。＞ブンケイPが言いたいのは＞「お前ら控え室そんなにいじるのであれば『クイズ』を投入することも視野に入れるぞ」ということなのだ MTG出身で遊戯王の経験の無い私では出てこない発想です。目から鱗でした。同一のTCGをやっている人しか集まらないコミュニティでは出てこない話だと思います。こう言う意見交換ができるのは、色んなTCGのプレーヤーが参加しているToCaGeならではの事象でしょう。 MTGは昔、墓地の順番を入れ替えられないルールだったのですが、不都合があって、墓地の順番を自由に入れ替えられる事になりました。 MTGのフロアルール周りをきっちり研究してるように見受けられるブシロードが、MTGのルール変遷に逆行するような事は考えにくい。そう考えている私には、この発想が出てきませんでした。確かに、控え室の順番を入れ替えられないルールにすれば、試合中のリフレッシュ時にCXを並び替える行為に対しては、一定の歯止めがかけられるでしょう。対戦前に並び替える事の対策にはなりませんから、別の手段を講じる必要が出てきますね。＞VSのリングの更新処理についてそうなんですよ。あの質問はミスしやすいのですよ。注意喚起の意味で書きましたので、多くのブシロード公認ジャッジに広まって欲しいです。