この記事を読む前にこちらの記事を読んで下さい。
http://tocage.jp/blog/2074/1287581820.html
「キャンセル」というのは、相手の「自」場合によっては「起」を持つ効果をキャンセルと書かれている条件に合ったカードを手札から控え室に送ることで無効にする効果です。
当然キャンセルが出されたカードは本来の効果を基本的に発揮しません。
でも、そのような効果にもある種類のカードだけは例外があるのです。
例えばこんなカード
ジョゼット カプア一家
パートナー ヨシュア 遊撃士
レベル1 攻2500 防3500
イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ
武器 地
【ラ・クレスト】
【自】〔ベンチ〕 あなたのリングの《武器》がアタックされた時、このカードを自分の控え室に置いてよい。1枚以上置いたら、あなたは自分のリングのカードを選び、そのターン中、そのカードを+0/+2000。
FC/19 C
「すいませんこのカードの能力もキャンセル出来ますよね?」
はい、武器属性を持つキャラクターの防を+2000する能力は確かにキャンセルされます。
ただし、無効化されたのは相手にアタックされて使用した時の効果だけなのです。
つまり、先ほど無効化されたリングのキャラクターがリタイアに置かれて、リングに新しいキャラクターが置かれた時に、実はその効果を使用したカードそのものは場に残っていまして、新たに場に出てきたリングのカードが武器属性を持っていれば実は使用可能なのです。
(もちろん使わなくてもいいです。)
要するにキャンセルされたのは、能力を使用するカードを控え室に置く行為だったのです。
でもこういうのをベンチに出されても、あんまり意味がないと考える人いるかもしれません。
どちらにしても1回きりであることと、パートナーアタックは防げませんからね。
しかし、最近「攻」の値が大きいキャラクターが増えて来ましたので、1ターンで3体リタイアに送られた(送った)というケースが増えてきた気がします。
3体リタイアを防ぐという意味でこういうカード入れて見るのもデッキ次第ではいいかもしれません。
でも「イースvs.空の軌跡」のカードの場合、実はある特定カードを全てパートナーブロック出来るカードがあるのです。
カシウス リベール王国軍准将 FC/29 R
(オルタナティブ・サーガを含む作品名のみ)
ケビン・グラハム 星杯騎士団 FC/73 R
(導力の属性を持つカードのみ)
もちろん自分の手札からでないと意味はなのですが、こういうのもあるよということだけ。
登録タグ: ヴィクトリースパーク コラム
テーマ:ヴィクトリースパーク | 投稿日時:2010/10/22 20:42 | |
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如月伽奈 さん | [2010/10/23 01:59] |
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よく間違える人が居るので、追記という形で突っ込ませて下さい。 使えるタイミングが「アタックされた時」なので、キャンセルされたそのタイミングで続けて使用することは不可能です。 またベンチに2枚置いている時でも、片方がキャンセルされたから片方の能力を使用宣言する、ということは不可能です。(使えるタイミングが過ぎている為) #2枚同時に使用宣言を行うことは可能だったと思います。 #ちょっと記憶が曖昧… フリープレイだと結構適当に過ごしがちな部分なので、難しいですね |
ki さん | [2010/10/23 19:03] |
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コメントありがとうございます。 ブシロードに確認したところ、如月さんの書かれたことは全て本当でした。 そのことについて追記します。 「2枚同時に使用宣言する、ということは可能だったと思います。」 確かに可能だそうです その上、相手がキャンセルを1枚出して来てもその効果は1枚だけに効果があるので、もう1つの方は使用可能だそうです。 (2枚キャンセルを相手が出してきた時はもちろん出来ませんが) 相手にアタックされた時に2枚同時に使用宣言して、それに加えて相手がキャンセルをして来なかった場合は2枚とも使用可能だそうです。 つまり2枚とも効果を確認する時(相手のキャンセル判定の後)に控え室に送れば自分のリングにある武器属性を持つカードを防+4000ということも可能です。 おまけに、このカードの効果は強制ではないので、相手にアタックされた時に2枚同時に使用宣言して、その効果を確認する時(相手のキャンセル判定の後)に1枚は「その効果は使用しません」と言って、もう1枚を控え室に送って自分のリングにある武器属性を持つカードを防+2000ということも可能です。 これは如月さんに指摘してもらわなければ気が付きませんでした。 どうもありがとうございました。 |