kiの何故ライブオン?

ライブオンは公式のサポートが終了したTCGです。
しかし、TCGに本格的にはまったのはこれが初めてですのでタイトルはそのままにします。

このブログ自体は、私が最近気になったことを色々書いていきます。

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今、私が出来ること

この記事を書こうとしたきっかけは9月30日配信のカードキングダムラジオをたまたま聞いたことがきっかけでした。
それを聞かないとこれから書くことを分かりにくいかもしれません。
まずはこれから見て下さい。

カードキングダム・いけっち店長ブログ
カードキングダムラジオ第38回配信中!!

http://blog.goo.ne.jp/tcg1234/e/2ca83c0774ab9f3a73...

ここのリンク先のゲームの欄をクリックするとカードキングダムラジオの項目が出てくるはずです。

その中で、「カードキングダムで正社員として働くためにはどうすればいいですか?」という質問がありました。
内容は、いけっち社長が色々考えて真面目に話していました。
多分その人にとってはいい回答だと感じました。
ただやっぱり、私には向かない仕事だと改めて感じました。
いけっち社長は仕事の鬼だと感じました。

やはり、私とってTCGというのは仕事とかプロを目指すとかそういうものじゃなくて趣味として楽しむ物だと感じました。
そして自分の世界を広くするために大切なものだと改めて感じました。
どうしても私の場合周りと趣味が合う人がいないので。

でもね、いけっち社長が持っているような「プロ意識」が欲しいのですよ。
今までどうしてもそういうものが芽生えず今まで来なかったのです。
どうしてそうなのか色々考えたのですが、結局他の人でも出来ることしかやっていないから、そういうことを探さないからこうなってしまったのではないかという結論になりました。

まだ「プロ意識」持つためにはどうすればいいのかということの答えは出ていません。

ただ、今私にしか出来ないことをやってみよう。そう考えました。
とは言って今までそうなってしまった大きな原因ではあるのですが人に誇れるものがないのです。
どの分野に関してもどうしても越えられない壁のような物を感じるのです。
正直自分が出るよりも、もっと出来る人たちに任せた方が結果的には上手いくことが多いのです。
どうしてもここぞという時、あるいは自分がやること以外はそういう人たちに任せたい、そうしないとどうしても他の人に余計な仕事を増やしてしまう危険性がある思いがありました。(実際ここぞという思い込みでそうなった時もありました。)


ただ、私が見る限りではプロ意識を持っている人達というのはとにかく自分に何か使命感を持ち、何でそこまでやるの?やれるの?というもの持っている気がします。


では、今私が出来ることは何なのか?
いま思いつくのは、11月にブシロードから正式発表させるヴァンカードを盛り上げるための記事をここで書くことによりヴァンカードについて色々書いて皆に興味を持ってもらうことなのではないが考えました。
前々から感じていたのですがヴァンカードはどこかライブオンと共通する何かを感じるのです。
それがなんなのかは分かりません。
ただ、ライブオンがこうなってしまった今、どうにかしてその反省を生かすことは出来ないのだろうかそういう思いが前々からありました。


ライブオンの失敗の原因というのは色々あるのですが、その根本にあるのはTCGプレイヤーが持っている「自分がやっているTCGが面白ければ、好きならばそれでいいじゃないか」という考え方行き付くのではないかと考えます。
TCGを他の人に勧めようとしてもなかなか興味は持ってくれない物です。
「自分がやっているTCGさえ良ければ他はどうなってもいい」そういう意識が私を含めあるように感じます。
これをどうにかしない限りどんなTCGを出しても一部の人にしか愛されない物なってしまいます。

もう一つはヴァンカードの成功が、TCG業界の未来を占う重要な物ではないかと考えています。
今ブシロードは、私が知る限りのよりも速いペースで様々なカード出しています。
もうこれ全てに手を出していたら間違いなく破産します。
それだけなりふり構わず出している印象があります。
そしてそれが失敗したらもうTCGを作ろうという人はいなくなるのではないか?と心配している人もいます。
あるいは、「同じような効果のカードばかり作っている」という人もいます。
そこが子供向けにしかもオリジナルでTCGを作ろうというのです。
私はここでの成功こそが、これからTCGが本当に意味で流行る物なのかが分かるような気がします。
流行るというのはポケモンみたいに世の中に認知される物かという意味です。
失敗すればおそらく今のまま、いや下手すれば一部のTCG愛好者にしか好まれないTCGがごく一部で発売される世の中になるのではないかと考えています。


では、どうすればいいのか答えは簡単です。
そういう人達に今やっているTCGよりも面白いと思い込めばいいのです。

「ふざけるな!」、はい、その通り。

これを意識させるにはとにかく色々な形で発売元が大規模な販促活動しなければならないと考えています。


例えば、漫画やアニメ。
これだけでも全国ネットで放映して、話も良ければ間違いなく人気がでます。
バトスピがいい例ですね。
ヴァンカードの場合テレビ東京系列ですので宮城県では放映されない可能性がかなりの確率であります。
ライブオンも放映されませんでしたからね。
一応ブシロードに問い合わせて見ましたが、まだ11月の正式発表まで詳しいことは教えられないとしながらも「私宮城県に住んでいるのですよ」と話した時物すごく残念そうに「あー」と言っていました。
ですから、放映してくれそうなテレビ局にお願いしてみました。
まだ結果は出ていません。
早い気がしますが今からお願いしないと手遅れになる気がします。
テレビ東京系列が映らない所にお住まいの方は、今から放送してくれそうな放送局にお願いした方がいいような気がします。
我々はともかくTV局の人はまだ知らないはずですからね。
これもライブオンから得た反省ですが、その地域で認知されている物でないとお店に置いてもらうようにどんなにお願いしてもどうしても置くことは出来ないみたいです。
ですから、ヴァンカードを知ってもらうためにはTV放映は不可欠なのです。


もちろんこれだけではありません。
残念ながらライブオンの場合それだけでは失敗したケースがありました。
問題は2つ
・売っている場所
・カードゲームで遊ぶという文化

これがないとTCGを売りにしたアニメを出しても実際にそのカードゲームをやる人はいないということが分かりました。
そして残念ながらこれを解決するには個人の力ではどうすることも出来ないということも分かりました。
これは発売する側の企業そして販売店側で作っていくしかないのです。
そういえば、どうしてこの地域でカードゲームが流行ったのかそういうこと書く人が誰もいない気がします。
そういう記事を読んでみたいですね。
あるいは紹介していただけると助かります。




かつて宮城県内にはTVゲームを専門に扱うお店がたくさんあったような気がします。
ところが時代の流れとともに少なくなって宮城県もトレーディングカード専門に扱うお店が増えて来ました。

しかしどこも、東京に比べると消極的に感じます。
そして、トレーディングカード専門店というかTCGの大会を行う所はどれも雰囲気が違って特色がありますが扱っているTCGに興味がない人は来なくていいよという空気を感じます。
経営のためには仕方ないのかもしれませんが、今のままだとTVゲーム専門店と同じ道をそのうち歩む気がしてなりません。

登録タグ: カードファイト!! ヴァンガード  コラム 

あなたはこのブログの 376 番目の読者です。


テーマ:その他投稿日時:2010/10/07 22:21
TCGカテゴリ: カードファイト!! ヴァンガード  
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現在“4件”のコメントがあります。
サガガ IWANKO さん [2010/10/08 13:06]
どうもです。

一経営者として、興味深く読ませていただきました。


>まだ「プロ意識」持つためにはどうすればいいのかということの答えは出ていません。


と書かれていらっしゃいますが、

kiさんは十分に「プロ意識」を持っていますよ。

「プロ意識」というのは豊富な経験や卓越した技術を持つものだけが、

持ちうる意識ではありませんよ。

プロとはどうあるべきか!?という視点で考え、

行動できる人の意識のことをいうと思います。

ですから、何かを成した結果得る意識ではありません。


>ただ、今私にしか出来ないことをやってみよう。そう考えました。


それこそが「プロ意識」だと思います。


>どうしてもここぞという時、あるいは自分がやること以外はそういう人たちに任せたい、そうしないとどうしても他の人に余計な仕事を増やしてしまう危険性がある思いがありました。(実際ここぞという思い込みでそうなった時もありました。)


なんでも最初からうまくやろうと思い過ぎていませんか?

たとえば自転車を最初からにうまく乗れる人がいると思いますか?

何度も失敗して、痛い思いもして、それでも諦めなかったから、

乗れるようになるんですよね。

周りの人もがんばっている人の失敗は誰も迷惑だとは思いませんよ。


私の経験から、TCGの流行る条件として、絶対外せないのは、

よいコミュニティ(サークル)を作るということです。

(これは本来専門店の役目だと思いますが…)

新規でTCGを始める場合、販売店と場所の確保も大事なのですが、

一緒にプレイする人の質の問題も大きいです。

勇気を振り絞って大会に出てはいいけど、

マナーの悪いプレイヤーのせいでモチベーションを下げて、

TCGを諦めるというのはよくある話です。

そういう気持ちのある人をドロップアウトさせるのは、

ホントにもったいない話です。

ですので、そういう人たちを救助できる

質のいいプレイヤーが集うサークルがあるといいと思います。


文章を読んでいるかぎり、

kiさんは自主的にかなりがんばっていると思いますよ。

今私にしか出来ないことをやってみよう!

その気持ちを大切にこれからもがんばってくださいね。
福引犬 とむやんぷ~ さん [2010/10/08 17:36]
お邪魔します。

昨日の夜に読ませていただきました。
昨日の夜はワイン飲んでグダグダでしたのでこちらに書き込むのは控えさせていただきましたが

私は自分の「プロ意識」を「意識したこと」は実はそんなにないのです(苦笑
ただ
「どうしたらもっと良くなるか」だけを考えているだけです。
人によってはそれを「プロ意識」と呼ぶのかもしれませんが
それでは
あすみんさんは「プロ」となってしまいます。(苦笑
ただ、前向きな意識を保つことを「プロ」とは考えたくないですね。

「プロ」は儲かってナンボです。
儲ける為にどうするかが一番のポイントです。
私の場合「儲かる」ことも確かに必要だと思いますが
それ以上に
「TCGを如何に文化として定着させることが出来るか」
を主眼としております。
だから「プロじゃない」のです。
お客様とお客様の「トレード」を持ちかける私はその時点で
「儲けのチャンス」を逸しているいるのでプロとしては失格です。

単純に「前向きだからプロ意識が高い」というのはどうかと私個人では考えます。

池田氏のプロ意識はハンパじゃないです。
「儲けよう」というオーラがすごいです。
彼の名誉のために書きますが
これはそういう一面でしかお会いしたことないからかもしれません。
おそらく通常の状態ではそんなことないのかもしれませんが
少なくとも私がお会いしたTCG関係者の中で「一番野望を持っている」というイメージが強いです(苦笑
しかし「プロ」はそういうものだと思います。
彼を見習いたいと率直に思います。

そんなわけで
もしTCGを楽しむという部分で話をするのであれば
書かれているようなことを行えばいいと考えます。

プロになるというのなら
「他人を蹴落とす」「自分だけが抜きん出る」という部分も含めて考えないといけません。

私は「楽しんでいただきたい」と考えるところで
すでに「アマチュアに毛が生えた程度」です。
しかし、そこがなければ文化として定着するにはまだまだです。
私が引退し今のスタッフが経営に関わってくる時代になれば
「業界」として充分成熟している頃でしょうから
そのときは「プロ」としてウチの店も変わるかもしれません。

肩の力を抜いて
もっと気楽に考えても良いと思いますよ。
標準のアバター ki さん [2010/10/09 07:22]
ジャイロさん、とむやんぷ~さんコメントありがとうございます。
ここまで、真面目に書いていただきどう返信しようか考えていました。

その前にジャイロさん、とむやんぷ~さんに謝らなければならないことがあります。

「今私にしか出来ないことをやってみよう。」というのはあくまで「プロ意識」と考えているのではなく自分の中での「プロ意識」を見つけるための手段です。
今やろうとしていること自体は、「プロ意識」とは言えません。
なにかを恐れていても、意味もなくじっとしていたとしても何も変わらないですから。


ジャイロさん


問題は、それは今の仕事でそうなっていないということなのです。
もちろん少しずつではありますが、直そうと考えた部分もあり、そうしてきた部分あります。
ただ全てにおいてそうなのかと言うと、どうも同じようなミスを繰り返している部分があるのです。
そして、先を考えると今のままではいけないという問題意識はあるのですがどうしても今の仕事でそこから先が見えないせいで乗り気になれないのです。
だったら別の仕事をとおっしゃるかもしれません。
「不況だから」なんて言い訳はしません。
ある人から「仕事先が変わったとしても、同じような仕事するだけだ」ということを教えられました。それで「プロ意識」が欲しいと考えているのです。

よいコミュニティですか。
これは思いつかなかったですね。

マナーの悪いプレイヤーのせいでモチベーションを下げて、

TCGを諦めるというのはよくある話です。

書かれると確かにそうですね。
そのコミュニティの雰囲気が合わないとそのTCGが面白くてもやっぱりいいやというのはありますね。
自分も、相手に対してその辺は気を付けないといけません。

ただ、基本一人で行動する主義なのですぐにというのは無理ですが、参加する人と
メール交換するなどして、そういうことを意識しないで大会がある時に集まれる雰囲気を目指そうと考えています。



とむやんぷ~さん


プロを意識していないというのは正直意外でした。
TCG業界にも他にすごい人はいますが、とむやんぷ~さんもそんな人中の一人だと考えます。
ただ他のすごい人が目立っているだけ、そういう印象があります。
2002年の開店から(マスターズギルドさんのブログも前に読みました)いままでやって来ているのですから。
しかも東京ではなく静岡ですからなおさら。
元々、そういうのが流行っていたのかもしれませんがそれを考えても普通のトレーディングカードショップ以上に商品を揃えてやっていけるのはすごいです。
(私がそう考えているだけかもしれませんがHPを見る限りではそう感じます)

今回の記事で私が「そういえば、どうしてこの地域でカードゲームが流行ったのかそういうこと書く人が誰もいない気がします。」こう書きましたね。

とむやんぷ~さんは
「TCGを如何に文化として定着させることが出来るか」を主眼としております。

こう書きましたね。

多分その結果が、サポートが終了したTCGでもまたやろうという動きがあったり、独自の遊び方で遊んだり、オリジナルカードを作ろうという雰囲気を作っているのではないかと感じました。

とむやんぷ~さんが意図した部分ではないかもしれませんが、個人的に凄いです。


私が引退し今のスタッフが経営に関わってくる時代になれば
「業界」として充分成熟している頃でしょうから
そのときは「プロ」としてウチの店も変わるかもしれません。

こう書きましたね。

そうなれば理想的なのかもしれません。
ただ、そうなるためには他の一般の方々にも認知されないといけなのではないかと考えます。
多分マスターズギルドさんの場合他のお店よりも一歩進んでいるのかもしれませんが、他の同じような店を覗いてもほとんどは私と同じような感じの人ばかり、もちろん遊戯王、デュエマ、バトスピ、ポケモンカード辺りは子ども達もいますが基本的には男の子ばかり。
どちらかというと親がやっているからか、あるいは友達とやっているからというイメージがあります。

おまけに家の母からは、「なんでこんなのやっているの?」たまに突っ込まれます。
正直母みたいな「TCGって何なの?」という人にとってどうしても理解しにくい物だと考えます。
(もっと年配に方はTCGの存在すら分かりません)
今のままでは、10年後も残っていたとしても今と変わらないような気がします。
そう、一般の人にTCGが認識される何かが起こるまでは。


現実、切羽詰まってきて部分があるのでどこまで出来るかは分かりませんが、気楽に考えていこうと考えます。
サガガ IWANKO さん [2010/10/09 10:27]
kiさん

ご丁寧に返信ありがとうございます。
いろいろと苦労はあると思いますが、めげずにトライし続けてくださいね。

>今のままでは、10年後も残っていたとしても今と変わらないような気がします。
そう、一般の人にTCGが認識される何かが起こるまでは。


結論からいうと、もうだいぶ認知されていると思いますよ。
私は2001年から営業を開始しましたが、この10年くらいで随分と環境は変わりましたよ。
オープン当時から遊びに来てくれていたお客さんに男のお子さんが出来て、いまは遊戯王の大会に親子で参加している方もいますし、お子さんはカードゲームを卒業したのにお父さんだけ熱心に続けているとか。

とくに10年前は中学生がトラブルを起こした時とか、警察にこの店は何の店かを説明するのにすごい時間を取られましたが、最近はカードショップの認知度も上がってきてどういうお店か聞かれることもなくなりました。警察官の方でも遊戯王をやってた!という人もいましたし、孫がこればっかりやってる…というご年配の刑事の方もいましたw
それを考えると認知度は上がってきていると思います。

ただ業界全体のレベルはホントに低いな…とは痛感します。
ただこれもブシロードのようなユーザーに近い視点を持ったメーカーが登場してきたり、各メーカーとも強力な構築済みデッキや再録パックを発売してきたりといい意味での競争も目に見えて行われるようになってきました。メーカー側はかなり努力をいろいろし始めたと思います。

あとは地域の専門店がどれだけがんばれるかにTCGの未来はかかっているような気はします。

kiさんもあまり悲観的にならずに、いい方向に物事は進んでいると思って、がんばってください!