10年程前のメモが出てきた。
内容はランデスに、クローサの拳カマール+微震を強引に加えたデッキ。
ハッキリ言って弱いし、メモを見ただけで「コンボ専科」から「パクリ乙」と言いたくなる内容だった。
当時、私のネタ元は「コンボ専科」からアイディアを盗んでくる事が多くて、オリジナルのアイディアなんて使えない物が多かった。(一応、スタンダード版エンチャントレンスはオリジナルだけど・・・)
さて、このクローサの拳カマール+微震コンボは「Xマナ+1マナ」で、相手プレイヤーの土地を吹き飛ばしてしまうランデスコンボ。
しかも、他のランデスパーツもオンスロートブロック+ミラディンと言う、ランデスの選択肢が豊富な時代。
1T目土地+金属モックス→炎歩スリス、2T目土地+石の雨OR溶鉄の雨、3T目土地+煮えたぎる歌→刃の翼ロリックス とゲームを決める事が出来る。
アヴァラックス型なら後続の展開が確実で、赤緑型なら「すき込み」がドローにさえ蓋をしてしまう。
何故、こんな事を書いているかと言うと「当時を振り返ってみよう」と言うことと、「今の自分なら環境に合わせたカマールデッキが組めるはずだ!!」と思ったから、深い理由は無い。
「赤緑カマールランデス」
クリーチャー 20枚
極楽鳥 4枚
ヴィリジアンのシャーマン 2枚
宝石の手の焼却者 2枚
貪欲なるベイロス 3枚
クローサの大牙獣 4枚
クローサの拳カマール 3枚
刃の翼ロリックス 2枚
その他呪文 16枚
金属モックス 4枚
星の嵐 3枚
めった切り 3枚
稲妻の裂け目 3枚
煮えたぎる歌 3枚
土地 24枚
樹木茂る山麓 4枚
山 8枚
森 12枚
大雑把過ぎる!!
まるで成長していない
一応、解説を書くと、猛威を振るっていた「赤単ゴブリン」「白コン」「赤白サイクリング」「黒コン(詩人コントロール)」「黒ゾンビ」「白緑サイクリング」「神話エイトグ」「青単ブルードスター神話」等をメタに据えている。
特にブン回り最強の「ゴブリン」「ゾンビ」には、基本コンボ回りが不利なので、多めの全体除去で補っている。
安定性抜群の「赤白サイクリング」や「白コン」にはボードコントロールで勝てそうも無いので、マナ加速からのカマールを狙いにいく形をとる。
カマールさえ置ければ、大振りな動きに対して効果を起動していけばいい事と、クリーチャーの質で勝っているので、展開するだけで優位に立つことが出来るだろう。
また、デッキの動きとして「サイクリングデッキ」の様に、サイクリングカードを多用するので、稲妻の裂け目を選択。
他にも「煮えたぎる歌」→「刃の翼ロリックス」「めった切り」のパターンも採用している。
「煮えたぎる歌」自体不要に思えるかもしれないが、ハンドアドを失っても大振りな動きをした方が有効に働く環境だったので、強引に投入。(レジェンドルールも変わって無いので、先置き優位)
その為、微震より融通が利く「メッタ切り」に変更し、奇襲性を高めている。
他の工夫としては、一見してランデスデッキに見えないように、石の雨等のランデスパーツを排除。
相手プレイヤーに「土地を置かせる」「警戒させない」様に立ち回れるようにしている。
相手が青系以外のコントロールデッキならば、サイドから「すき込み」「石の雨」「溶鉄の雨」等を投入するなども面白いだろう。
また、オンスロートブロック最強のドローソース「クローサの大牙獣」が入っているので、見た目ほど不安定では無いと思われる。
2T目からサイクリングして、ハンド損失分を補いつつ土地を安定させたり、稲妻の裂け目を誘発させたり出来る。
この動きは赤緑らしくない動きで、金属モックスからスタートしてもハンド損0になるし、極楽鳥からならハンドアドが稼げる。
それにしても、振り返ると低速環境から、一気に高速環境に変わったんだなと・・・この後、まさか「3キル」されたり、1ターンに20点吹き飛ぶ環境になるとは想像出来なかった。
テーマ:MTG | 投稿日時:2012/10/25 15:45 | |
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering | ||
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