電波デッキビルダーの頭の痛い記事

※携帯からの更新なので、いつもより見にくいかもしれません


私が環境を考える時にある疑問が沸く。

それは、『予選にはワンチャンス系か？手広い対策系か？』である。
私は、いつも後者が正しい様な気がするんだけれど、何かのコラムでワンチャンス系の突破力の優位性を読んでから、どうも、ワンチャンス系も場合によってはいいのかなと考えている。
環境が解り難い時や横並びの時には、手広いデッキは問題なく活躍するだろうし、逆にメタを絞ったデッキも活躍すると考えている。メタを絞ったデッキが有利と言う理由と言うのは、メタが凝り固まると上位で、水と油みたいな現象がよく起きる。
つまり、メタの筆頭デッキが上位を占めるか、それらメタったデッキが占めるかのどちらかが多い。
なので研究が進んでいない環境でこそ、メタを絞ったデッキが強力であると考えている。
勿論、このメタを絞ったデッキに関しては、推測を出ないのでこれから更に考えていきたいと思う。

どちら(手広い、メタを絞る)にしろ言える事は、そのデッキに干渉出来る事。
環境が横並びだと、触れられない＝敗北とか、触れる数が圧倒的に少ないと相手の攻撃のターンに回るのでイーブンに戦えない。
特に、コンボとビートが同時に存在し、メタにあるならどちらかをメインから対策していないと、それなりに勝てない。

予選と言う性質的に、優勝する必要性がなく、出場切符を手にする為にどうするかが必要な気がする。

逆に、メタが凝り固まると、ワンチャンス系のデッキが予選を抜ける確率が高い様に思う。
最初の一戦こそ運だが、二戦目以降はおおよそ、一戦目のメタデッキを蹴散らしたデッキ。
つまり、上位のデッキをメタったデッキで、自分の使う相手の隙あらば勝利するデッキの対策は無い。
圧倒的有利であるし、単純にプレイヤーの質によって傾く事になる。
つまり、相手が上手ければその戦略の天秤が０に戻るし、相手が単純に強いデッキを使う相手なら天秤は有利なまま進む。
勿論、自分の手の内がバレていなきゃの話であり、メタ上にあるワンチャンス系ではない事が条件である。

これは私がよく言う、資産と技術の関係の相対が存在する。
手広いかったり、メタを絞った相手の資産と自分の資産の差を作るデッキが、メタが群雄割拠してる時に強く。
資産は関係なく、技術により強引に勝利する事が優位になるデッキが、メタが確立され王者がいる時に強いのだろう。



予選ではこうであるが、本戦では、爆発力のあるデッキが有利なんじゃないかなと考える。
鉄の精神で常に相手を待ちで勝利するデッキや、安定性重視や運の要素を極力無くすデッキは疲れる。
まる１日対戦するのに、そんなデッキは、余程、場慣れしてないと、後半に失速してしまう。
理論的には強いのはいいけど、餅を食べる事の出来ない事が多い。

爆発力があれば、相手と場が拮抗してたのに、それで突破出来たとか、相手が場を準備してる間に神引きして勝てたなんて事もある。運により、極力勝てるって言う心の支えにもなるし、不利な状況を転じて勝てるかもしれない。

ゲーマーの性か、運を嫌ってしまうが、メタ上を見て運ゲーもありでは無いのかと考えてる。

環境が運に溢れるとクソゲーなのは歴史が証明してるので、あくまでも爆発力が存在するデッキの事を差している事を補足したい。


しかし、私はいつも通り、電波なデッキを作るので、これはあまり関係ない。
寧ろ、予選に参加する事になり、これらを意識するだろうと言う事。
環境が固まったら電波でもワンチャンス系、群雄割拠なら電波コントロールみたいな、そういう事。

外部から、こういう指標を立てて、大きな大会の上位デッキを予想するのが好きなので、これからも考えを書いて行きたいと思います。



この記事は何のカードゲームの事？と疑問を持たれると思うので解答すると『明確なメタが存在するカードゲーム』の事ですね。
曖昧ですが、サイドボードがあれば特に当てはまる事だと思います。