電波デッキビルダーの頭の痛い記事

コピーデッキじゃだめなのか?

カードゲームは難しいので、馬主になろうと思います

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理論の発見2

前回、自分理論の綻びに気がついた所で終わりましたね。
私はその後、ちょっとした転換期を迎えます。

MTGをやめてしまうんですね。
理由は「周りが受験でやらなくなり、その後、仲違いしてしまった」ということと、「スタン落ち直前に出た大会でガラの悪いプレイヤーやイカサマ行為をされた」ということです。
大きな大会に誘われて初めて参加したのに「ライフカウンター弾かれる」(ライフ詐称)と2枚引きをされてジャッジを呼んだり(間違えて引いたのならいいのですが確認を取ると言い訳をした為)、その後に当たった相手が前のマッチの愚痴ばっかり言ってきて嫌になりました。

他のプレイヤーは楽しくプレイ出来たのに、こう言うプレイヤーに連続で当たり何だか熱が冷めてしまいました。

一応、その後もお手製のコンボデッキでアリーナには出てた物の、前回まで紹介したショップが閉店、近所のMTG専門店が軒並み閉店と、環境もあわなくなりました。

そんな訳でMTGは休止。

別ゲーを幾つかやっていた気がします。
その別ゲーに触れている内に「対戦形式」という物が気になりはじめました。
メタ読みと言うのは必要で大会に出るために研究をしますが、例えば、1戦目に勝利しなくてはスイスドローなんかは「メタ外」に当たる可能性が増えますよね。

私は競技としてプレイしていた癖に、上位メタを読んだ時の副作用について一切考えていませんでした。
それが、前回の勝因の一つでもありました。
メタ読みで上位に「コンボ」が存在すると読んでいたのに調整し忘れた。
逆にいうと、相手は「メタ外」のデッキを相手にしなくてはいけない。
ここで、1戦目を落とすと、対戦相手は「想定上位メタ」のデッキに多く当たるのです。
つまり、相手は「メタ外」を相手にしなくてはいけなく、私は「想定メタ」のデッキを相手にするので有利でした。
(勿論、そうじゃないプレイヤーも居ましたが・・・)

他ゲーで強い人は、大きな大会前になると環境の予想をしてデッキ構築をしていました。
私は一つのデッキをひたすら「その人が使うデッキ」に勝てるようにしたのです。
突き詰めると、環境を支配するデッキに対策したデッキが上がって来るのか、下がるかなので、それなりに勝てばメタ予想をした相手に当たるはず!!
っというのが、狙いでした。

勿論、本当はそんな事は無く、まんべんなく勝てるデッキが好ましいです。

強烈にそれら「メタ」と「対メタ」をメタった「メタメタ」なデッキは、近所の大会ではファンデッキ等を持ち込む人には負けてロクな注目もされませんでしたが、「メタ」調整をしてる人に当たると勝つことが出来ました。

また、この当時「モチベーション」というのも考えました。
例えば、上記「メタ調整勢」は一度負けると、自分のメタ読みが間違っていたとか、調整が足りないと精神的に弱くなり一度崩れてしまうと立ち上がりが難しいように見えました。
しかし、それ以外のファンデッキを使うプレイヤーは、勝っても負けても、喜んでいて、負けると大会後にデッキをどうすれば「ブン回る」か考えていました。
このモチベ維持というのは、大きな大会では必要じゃないかな?と私は、弱いながらも考えていました。

なので、より戦術の尖ったデッキ、安定性を失った狂ったデッキを作成するようになりました。
MTGの時から、そういう「電波」なデッキが好きだったので、やっていても計算等が非常に楽でした。
何故なら「ある一定の域からは爆発すれば勝てる」「ある一定の域からどうあがいても勝てない」この2つが混在していたので、必要以上に考える必要はありませんでした。
思考の簡易化というか、私は「所詮、運ゲーだから負けてねーから!!の資源の中でもカード資源を補うプレイをする事が好きなのだと思います。
相手の大量アドを取るデッキに対して隙を狙うデッキを好んで使っていたのでしょう。

特に、爆発力のあるデッキは予想外な動きをするので意外と頑張ってくれるんじゃないかという希望的観測もありました。

結果的には、「メタ調整勢」よりも成績がよく、彼らから「いい選択」と言われました。
いつも、勝てないプレイヤーから褒められるのは何よりも嬉しい事でした。


メタをより読める人間の近くに居れば、それに勝てるメタが組めるのだと感じました。
今は解りませんが、工夫をすればカード資産を緩和出来るし、大きな大会に出る以上相手は常に「資産MAXのデッキ」と考えるべきなのかもしれません。

自分が「資産MAX」だから勝てるという訳では無いですからね。
これはカードの盤面でも同じで、常に「多対一のアドを取ったとして勝てるわけではない」と思います。

その後の末路は最善手の模索 にあります。


なので、私としてはスイスドローではどちらかなのだと思います。
・メタでまんべんなく勝てる
・メタのメタで尖らせる
どちらのデッキも、「想定メタ」には3:7以上で有利無くてはいけません。
前者は安定性を持ち上位メタに柔軟に対応出来るもの、後者は前者に対して有利で且つモチベがダレない物で勝ち筋が尖ってるもの。

決勝等では後者の方が生きてくると思うので、予選と本戦が分かれてるものでは、デッキの解らない予選は前者、メタがはっきりする本戦は後者と分けてつかいたいですね。


お手製デッキの強みは、本戦に存在するのではないかな?と思います。


私はあまり強くないので、自己理論という物が必ず「最高」のものではないです。
言っている事も体験では「メタのメタを読んだら勝てた」と書いているのに、結論は「まんべんなく勝てる物」をスイスドローに持ち込むべきと矛盾しています。


理論と経験が必ず整合するものではないと「ゼロックス理論」等でも証明されています。

次回があれば、現在の理論構築をお話したいと思います。

登録タグ: 雑記  狂ってる  狂乱日記 

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テーマ:日記投稿日時:2011/08/14 23:44
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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