今回は、今の環境で相手の動きを妨害するのに適したカードの1枚である、《D.D.クロウ》について。
《D.D.クロウ》
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
このカードを手札から墓地に捨てる。
相手の墓地に存在するカード1枚をゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
このカードには様々な利点があります。
一番大きな利点は、モンスターであるということ。
いざという時には壁としても使え、また《死のデッキ破壊ウイルス》や《ゴッドバードアタック》の餌として使えるステータスを持っている事は、同じ効果を持つ罠カード《ロスト》にはない点であり、そういう意味で汎用性に優れたカードだと言えます。
モンスターの効果であるため、止められるカードが少ないという点も地味に強いです。
また、現在はアンデットやダークモンスターなど、墓地を利用するカードが多く使われ、環境の大部分を占めています。
それらのカードを牽制し、また実際に動きを止めてしまえるこのカードは、先に挙げた汎用性にも優れている点も考慮して、メタとしてトップクラスのカードにあるのではないでしょうか。
何より自身が闇属性なので、効果を発動した後も《ダーク・アームド・ドラゴン》の弾として利用したりもできたりと、流行りのデッキの中にも、デッキの動きを妨げずに採用できるという点は大きいでしょう。
効果については、自分の墓地を肥やしつつ相手の墓地を減らすという効果になる訳ですが、ただ何もない場面でやみくもに発動してもボードアドだけを見ればアド損になってしまうので、使い方としては相手の墓地を対象としたカードにチェーンして発動するのが一般的かつ理想的かと思います。
如何に相手の動きを妨害しつつ自分が動きやすい状況を作るかということを考えた時に、このカードの存在は大きいのではないでしょうか。
テーマ:カード考察 | 投稿日時:2008/11/05 02:43 | |
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2008年11月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |