WSは運ゲー?
「WSは運ゲー」始めたばかりの方や、ゲーム終了時にとてもよく聞く言葉です。これ自体は自分はとてもその通りだと思います。ただ、それだけでもないと自分は思います。
ではどこが運ゲーで、どこが運ゲーでないのか。これについてぼーっと考えたことを纏めます。
まず、WSというゲームは7×4=28点を相手より先に与えるゲームです。ただ実際には「キャンセル」というものが起こります。このキャンセル、ダメ判定でクラマが見えたら発生し、相手のダメージをゼロにします。
極論で言ってしまえば相手のパンチをキャンセルし続ければ勝てます。ただ実際はそう上手くもいきません。クラマはデッキに8枚までしか入らず、デッキは50枚。よって6枚に1枚程度の確率でしか、キャンセルは起こりません。つまり理論上5点は入るわけです。これだけ聞くとクラマがどこにあるかなんてわからないし、要は殴り続けて運が良ければ勝つゲームなのかと思えます。
しかし、ここで重要なのがリフレッシュというルールです。デッキがなくなると控えのカードを纏めて山を再構築しますよね?ここでもしもクラマを8枚全て戻して、なおかつクラマ以外のカードが20枚程であれば、リフレッシュ後のキャンセル率は3枚か4枚に1枚程度となります。こうなると3点が入るかどうかという話になり、キャンセルを起きやすくできます。
つまり何が言いたいかというと、確かにクラマの場所は運です。ただ、人為的にキャンセルを起こりやすくすることは出来る、ということです。
また、確かに始めの山札をリフレッシュするまでは厳しいです。しかし、「集中」というテキストや最近だと山札の上からX枚までみて1枚を加え、他は捨てる。といった山札を減らすカードが多くありますし、盤面にキャラクターを残し続けることでダイレクトアタックを起こさせなくすることで打点を出来るだけ減らす行動も出来ます。
一言で言ってしまうと「圧縮」と言われる行為ですが、これを意識するかしないかで「運ゲー」と言われる要素を減らすことが出来ます。
例えば、アタックで噛んでしまいストックに埋もれたクラマを、2コスト消費のテキストや3コストアンコールで控えに戻すのか、ストックが沢山あったほうが後半様々なカードが使えると無視するのか。
例えば残りデッキ枚数が4枚程で山の中に2枚クラマがあることを分かった上で、3回アタックするのか、2回アタックしてエンドするのか、1回アタックしてエンドするのか。
こういった一挙一動を常に考え、山札と控えとストックを確認し、残りの山に何枚クラマがあり、何枚控室にあり、ストックのどこにクラマが埋もれているか。
これを考えて最適解を模索し、検討した上でプレイする。その先に例えば3枚に1枚の確率でキャンセルする山を作り、3キャンするのか、一度もキャンセルせずに負けるのか。
その努力を行った上で運ゲーだったと言えるのかどうかを決めて欲しいと思います。
確かに最後は運です。でもそこに至るまでの打ち筋、取捨選択は運ではないと自分は考えます。
結構長くなっちゃいました。まあ、別にこれをし続けて勝てるというわけではありません。それにこれを考え過ぎて時間かけて、相手を不快にしたらそれは迷惑です。
ただ、盤面のカードと手札のカードを見比べて勝った負けたの延長線上に最終的な結果として勝利と敗北があるのではなく、最終的な結果の勝利を見据えて盤面を動かしていく方が自分は楽しいですし、お互いが最適手を打ち合った後に最後が運で決まるのであれば、それはとても素晴らしく、文句なんて出ないと自分は考えます。
こんな感じですかね?読みづらかったり、間違ってたらすいません。何かあれば感想まで。
おやすみなさい。
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テーマ:日記 | 投稿日時:2015/09/23 02:38 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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現在“2件”のコメントがあります。
モリセオ さん | [2015/09/23 07:24] |
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ヴァイスやってると、大ダメージ貫通で試合終了しちゃってキレてる人とかたまにいますが、極論そこは運要素だからというのを自覚してほしいですね。初心者のひとたちにも、運ゲーだという理由で諦めたり、ましてやヴァイスをけなしたりしてほしくないですね |
アイラ さん | [2015/09/23 13:58] |
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というかカードゲーム自体 運の要素が無いやつなんて無いです WSだからどうのこうのじゃなくて 遊戯王だろうがChaosだろうがMTGだろうが変わんないです それを運ゲーというならカードゲーム自体その人やらないほうがいいですね |