コーツさんのブログ

24回目は公式サイトに掲載されたデックレシピに採用されていたカード。悪のカリスマ ギース


レベル：2　コスト：2　トリガー：1
パワー：7500　ソウル：2
特徴：《暗黒街》

【自】このカードがアタックした時、クライマックス置場に「羅生門」があるなら、あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置き、そのターン中、このカードのパワーを＋Ｘ。Ｘは他のあなたの《暗黒街》か《不良》か《悪魔》のキャラの枚数×1000に等しい。
【起】［手札の《暗黒街》か《不良》か《悪魔》のキャラを1枚控え室に置く］あなたは相手のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを－1000。


クライマックスシナジーによるパワーパンプとストックブースト。及び相手キャラのパワーダウン効果を持つ。
対応クライマックスが袋（プールアイコン）なのでストックが欲しいときに役立つ……と言いたいところだが、この悪のカリスマ ギース自体はコスト2のパワー7500では相手の攻撃を受けきれず場に留まれないので、基本的にはそこまでストックブーストに期待出来ない。

もう一つのクライマックスシナジーのパンプ能力は場の暗黒街に依存する（KOFには特徴 不良も悪魔も存在しないので割愛）関係上、使いやすい暗黒街が少ないので使いづらく、元パワーも低いのであまり旨みを感じない。


せめて専用パンプかレベル応援があれば場持ちや強い敵を倒すのに期待出来たが、カウンター以外では500応援しかパンプ手段が無いので場持ちに期待出来ない。

しかしながら、このカードは忠実なるギースの影 ビリーのチェンジによって1コストとクロックダメージで場に出すことが出来るので、チェンジで登場した際のストックブーストの旨味は大きい。

また、相手の後列にパワー500や1000のキャラで厄介な能力があるなら、このカードの能力で倒せるので狙えるなら狙っていきたいが、滅多に使う機会は無いだろう。

プレイングによって使えたり使えなかったりするカードであるが、結局、このカードのネックとなるのは、チェンジでレベル1帯に出し、クライマックスシナジーを使っても現環境のレベル1にパワー負けする場面がしばしばある点だろう。
コスト2のクライマックスシナジーなのだからせめて余裕綽々で屠りたいものだ。